ドリームプランのレビュー・感想・評価
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見事な父親
セレナ、ビーナスデビューまでの物語。
父親の考え方が凄く真っ当だった、勿論脚色されているだろうけど。当時テニス好きとしてカプリアティのテニスは攻撃的で好きだったのに、バーンアウト。愛らしかったクルニコワ、無敵のヒンギス何も長く続けられず問題行動してた、若い頃からスター扱いされてしまうと仕方ない事か。
サンチェスなんて扱い笑える位の悪役、元々彼女はクレーが好きで、ハードでは結果あまり出して無いはず。まぁ本当のテニス話してても仕方ない。
セレナ誰もが知ってる女王、この父親でなければ才能あってもここまで続けられたか疑問。お見事な作品。
個人的にテニス愛しており見るのも、するのも長年楽しんできた。この作品テニス知らなくても充分に楽しめます。
アカデミー取れそうな予感ウィルスミス、見事な演技でした。
シンプル‼️❓プラン
意外と、忠実に、本質的なことを、誠実に描かれていました。
ウィルスミスを含めてみんな演じているのでは無く、まるでドキュメンタリー的とゆうか、リアルに立会い眺めてるかのようです。
だから、事実として知るはずなのに、ハラハラドキドキします、そう、頑固オヤジのウィルスミスに。
忘れられない言葉は、 冷静に、 謙虚に、 楽しんで、 やれ、その言葉です。
何気ない言葉ですが、あの、北京オリンピックで、スケートの高木美帆なんかが、ゆうてた言葉です。
オリンピック選手もそうですが、この映画の主人公は過酷な人種差別を乗り越えて生き抜いて、多大な功績を納めました。
重い言葉ですね。
わたしたちも、過酷な現実に直面するとき、こんな基本的なことを自覚すべきだな、そう思いました。
どんな苦境にも、冷静で、
他人を恨まず、妬まず、謙虚に、
不幸な時でも、楽しんで、
生きていこう、そう思いました。
邦題はチープですが、とても骨太の良い映画でした。
皆さん、是非。
クセが強すぎてもしょうがない
家族愛がチャンピオンを育てる
アカデミー有力候補作品って、あまり面白いと思えないものが多かったけど、こちらはストライクでした。
2人の選手を育て上げた父に焦点を当てていますが、私には母親の偉大さの方がむしろ強く感じられたかな。
ウィリアム姉妹がいかに全米で尊敬され愛されているアスリートかがよくわかり、何年かに前全米オープンでセリーナに勝利したにもかかわらず涙した大坂なおみの気持ちが、改めて切なく思い出されました。
理解ある素晴らしい母親が頑固な夫と衝突するシーンは、年齢的にも心に刺さりました!
結果的にはサクセスストーリーだけど…
世界トップの女子テニス選手であるウィリアム姉妹の実話ということで、天才的な選手であり最終的に成功をおさめるのは分かっています。なので「父と娘で努力して夢を掴む感動の物語」をイメージしていましたが、予想とは大分違いました。
父・リチャードはあまりにも横暴で、自己実現の道具に娘を利用しているようにも見えます。もちろん家族を愛し、娘の成功を祈り、自分のような苦労をさせたくないという想いがあるのは分かりますが、一貫して自分の意見を強いる姿には驚きました。また、それを娘たちが大きな抵抗無く受け入れているのも、信仰や環境が背景にあるとはいえ、ちょっと洗脳のようにも見えてしまい、違和感を覚えてしまいました…。妻・オラシーンが本音を吐露するシーンがありましたが、物凄く共感。この人がいて良かった…。
テニスシーンの迫力は素晴らしかったですしお話も面白かったのですが、リチャードが強烈すぎてちょっと楽しみきれなかったのが正直な感想です。ウィリアム姉妹が成功しているので、結果的に猛獣ばかりの世界でトップに立つにはこのプランが正解だったといえばそうなのかもですが…。
定番のサクセスストーリー
テニス未経験の父親が二人の娘を世界王者へ育て上げた驚嘆の実話。定番のサクセスストーリーで驚くような展開はありませんが、家族の絆やや深い愛情に心が温まりました。破天荒な父親が作った常識破りの計画が見どころでしょうか。
2022-40
思った通りの
悔しい!感動出来なかった!!
『シンデレラから謙虚さを学べ!』
大切なことはいつもシンプル
人間エネルギーが生むドラマ
一本調子のサクセスストーリでないところがいい。既にウィリアムズ姉妹の大活躍は広く知られているから、順調なサクセスストーリーには誰も興味がない。姉妹がグランドスラム大会を何度も制するに至ったのはどのような道であったのか、本作品はそこに焦点を当てる。
父リチャード・ウィリアムズの存在がすべてと言っていい。決して人格者とはいい難いリチャードだが、その底知れぬバイタリティは家族全員を巻き込んで、ビーナスとセリーナのテニス英才教育を推進していく。バイタリティの源は幼少期から青年期にかけて受けた黒人差別である。差別から抜け出すには世間で認められた価値を得るしかない。つまり金と名声、それに教養である。
子育てに正解はない。温厚で親切で思慮深い親の子供がグレたりすることはよく聞く話だ。トンビが鷹を生むことも稀なことではない。本作品でウィル・スミスが演じたリチャードは、決して暴力的ではなかったし、暴力や怒声で娘を支配するのではなく、ひたすら娘を褒め続けることで自信を持たせようとしていた。
妻のオラシーンは、あなたがやってきたのは決して娘のためじゃない、自分のためだけなのだとリチャードを非難するが、娘たちはそんなことは最初から百も承知だったと思う。ビーナスが勝ったときに、勝って兜の緒を締めよといったふうな注意をしたのは、家族が自分よりも娘を褒めたからだ。
自分たちも父親のためにテニスをやっているわけじゃない。好きだからやっている訳で、学業が出来なければテニスをさせてもらえないから、勉強も頑張るのだ。勉強も自分のためにやっている。リチャードが娘たちの人格を認めていたから、娘たちもリチャードの人格を認めた。リチャードにも基本的人権はある。
リチャード・ウィリアムズはまだ存命だから、迂闊なことは言えないが、本作品でウィル・スミスが演じたリチャードは、実物とはかなり違っていると思う。しかしブルドーザーみたいなところは実物と同じに違いない。その圧倒的なエネルギーがあってこそ、テニスの英才教育が成功して、姉妹が成功を収めた訳だ。ウィル・スミスが描きたかったのは、リチャードの人格ではなく、その人間エネルギーが生むドラマだと思う。
SNS社会での取り澄ました人間性は、自分をよく見せようとでっち上げた人間性だ。生身の人間は怒ったり泣いたり、嘘を吐いたり告白したり、衝突したり和解したりしながら、エネルギーをぶつけ合って生きる。ドラマはそういうところでしか生まれない。
大好物。
ウィル・スミス短パン似合い過ぎっ!
不思議な木を生き延びたリチャード王
原題は『KING RICHARD』 シェークスピアも描いた怪物
こちらのリチャード王は、KKKという暗黒国が、黒人を殺戮し、木に吊るす時代に生まれた。 白人の店で買い物をする時は黒人は自らの紙幣に触ってはいけなかった。 しかし王は店主に渡す時に触ってしまい、その場で大勢の白人に滅多打ちにされた。 それを取り囲んで見ていた群衆の中に父親がいたが、逃げていったそうだ。
その時、王は決意した 自分は子供たちを絶対に守ると。
誰もが不思議に思う、何故 ウィリアムス家にヴィーナスとセリナというテニス界の怪物が生まれたか? この映画は、その秘密を明かしてくれる。
王を演じたウィル・スミスはアカデミー賞男優賞にノミネートされている。 それに値する演技は誰もが認めるだろうが、感心したのは14歳のヴィーナスを演じた女優 迫真のテニスの技が尋常でないのだ。
スポ根映画の傑作 それが真実だけに久しぶりで涙が出そうになった 危ない危ない
『楽しめ!』素敵な言葉
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