ドリームプランのレビュー・感想・評価
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笑いあり、涙あり、学びありまくりの映画でした!
リチャード・ウィリアムズが、「世界を揺るがす」「姉妹二人を世界最高選手に育て上げる」というビジョンを、78ページのプランに書き出した後、実際に愚直な努力と詳細な計画に基づいて、「狂人だ」「休みを知らない男」などいろいろ言われながらも、信念をもって実現化されていた様は圧巻でした!(^^)!
声、仏事を成す❗夢を現実に
よかったよかった⭕。多分、大阪なおみさんと対戦した❓黒人の体格のいぃ選手さんの半生かな。今の時代、子供が親をバカにする、親が子供を虐待する狂ってますが。ウイルスミス扮する教育パパが子供達を自分ら夫婦以上の素晴らしい人間に育てようと懸命に夫婦で仕事しながら話し合いながら子供達に関わる姿が感動をよびましたね。
久々に,映画で感動して「泣き」ました. 子供に高い才能があったとい...
久々に,映画で感動して「泣き」ました.
子供に高い才能があったという前提で,
スポーツを上達し,勝負で「勝つ」上で必須とされている「心技体智」について,
「心」を最重視し,
次が「智」すなわち学校の学習,道徳や倫理,
主人公の父親(ウィル・スミス)は娘たちに,学校の成績の「A」を要求し続けた.
その後が「体」で,純粋に「体力」
これらが備わって初めて,高い「技」が完成する,という考え,すなわち「思想」.
これらを非常に高いレベルで実現した,という実話,であることがさらに素晴らしい.
さらに,まだ,ビーナスもセリーナも引退してはいない,現在進行形であることも素晴らしい.
現在の日本では,中学や高校で強豪校に入学して,
勉強よりも部活やクラブ,
当然「お金の援助」もありの風潮で,これでなければ,全国大会でも活躍できない,
すべて「お金」,
映画にも出てくるけれど,この話では「お金」は後から付いてきた形で気持ち良かった.
先日に終わったオリンピックでも問題となった,ドーピング問題についても反ドラッグで扱われていた.
現代のアスリート養成に関する全ての問題が扱われていて,心地の良い解決がなされていた.
さらに,持って生まれた才能を発見するのも,親や指導者の必須能力の一つ,かな?,
そんな意味でも,この父親は、「凄い!!」,でした.
根底に流れる信仰が救いとなる
信仰については色々と思う事があるが、暴君がギリギリのラインで家族を保てたのは、信仰による「教え」だった様に感じた。基本的には夢見がちな世間のクソ親父と変わらないのだが、「子供が子供であるべき」という一点に置いて「親(保護者)」としてのやれそうでやれない事を貫いているのでグッとくるものがある。
ウィル・スミスが演じている点も興味深い。ベスト・キッドのジャパン・プレミアでのジェイデン(息子)は悪い意味で忘れがたい記憶でしたから。でも、ボクシングファミリー然りゴルフ親子然り、似たような躓きを踏襲するもんですよね。
父親のアグレッシブさと母親の肝の座ったディフェンス力、そこに5人姉妹の真っ直ぐな成長力があったからこそなのだと観ていて感じた。いかな暴君でも独りでは国を作る事は出来ないと言うことだ。
そして、ポールとリック。欠かすことの出来ない親愛なる白人部外者。事実はどうあれ、二人が魅力的に描かれていたのは良かった。
邦題は下手にオブラート包みしたダメダメタイトルだけれども、広く観て欲しい一本であるのは間違いないですね。「キングリチャード」が原題なので、視点はずっと父親であることはご用心(テニスはあくまでも目的)。
好き嫌いがわかれる映画かも・・・
実話だと知って見ました。
大坂なおみのお父さんが、お手本にして姉妹を育てたことも聞いていました。
好き嫌いが分かれる映画だと思います。
お父さんのプラン
人種差別と貧富の差など根底に社会問題があり、ウイリアム姉妹が背負っていたことの大きさを知ることができました。
5人姉妹だということも驚きでした。
どの視点で見るかで感じ方が全く変わると思います。
子供の才能を信じ、自分のプランを信じる信念の力。
これは、実話だからこそ説得力がある映画になっています。
映画では、たくさんの問題提起をしています。
気づくか気づかないかはその人の立場によるでしょう。
よく似た役者さんをキャスティングしたと、タイタニックの時にも思いましたが・・・
最後に実際の映像が流れますが、本当に違和感がありません。
テニスも相当のトレーニングを積んでいたと思います。
もちろん、映像技術やCGもあるでしょうが、全く違和感がありませんでした。
イチローもそうですが、偉大なスポーツ選手には、それを育てる信念を持った父親の存在は大きいですね。
ウィルスミスは、出演する作品を選んでいるのでしょうが、
本当に彼の作品は外れがなく、安心して鑑賞できます。
最後のシーンはうるうるしました。
日曜日の14時
おおきなスクリーンでおそらく1割も入っていなかったと思います。
もったいない。多くの人に見てほしい映画です。
誰でも楽しめる熱いスポ根×親子感動ムービー。
感想
タイトル通り父リチャードのプランを見守る様な物語構成となっており、久しぶりに熱い王道のスポ根×親子感動作品となっていました。
アカデミー賞確実と言われているウィル・スミスさんの演技は世間からは変人と思われているが子供思いの良い父親という変わり者を見事に演じられていたので、納得の演技だったと思います。
大画面で観るテニスの試合シーンは実況中継の様で臨場感がありました。この物語が史実を元に作られているという事が驚きではありました。
総評
人生の夢を叶える事の素晴らしさを感じ取れる作品。ウィル・スミスさんの新たな父親像を見る事が出来て満足出来た。
他の姉妹が気になった
実話とのことで、
二人優先の家族。
他の姉妹はどうなったのか気になる。
お金使わず、他人を利用するのが得意なお父さん。シンデレラとか言うほど謙虚ではないよなぁ。
たまたま娘が凄かった家族。
親が熱心なだけではチャンプにはなれないよなぁ。
テニスの王女様
シンプルに予告が面白そう!そして、アカデミー賞6部門ノミネートしてるから安心して見れそう!ということで鑑賞。想像通り、身を任せて見ることが出来る胸熱映画でした。
「ウィル・スミスはアカデミー賞確実」と謳っていた理由がわかりました。めちゃくちゃ良かった。自分の娘たちのために前を向き続けるリチャードのカッコ良さ、たくましさに見とれた。ウィル・スミスにしか演じれない役柄だったと思う。家族もコーチもすごくいい人。特にリチャードの奥さん、ブランディが心底家族思いでカッコよかった。
話の展開としては非常にシンプルで、割と平凡。だけど、144分もあるのに全然飽きない。ウィル・スミスの好演もあるだろうけど、展開の速さと選曲の良さが時間を忘れさせる要因だと思う。スポーツを題材にした映画やらアニメやらはあまり好きじゃないのだけど、この映画はとても見やすくて面白かった。ラストシーン、興奮したなぁ。
シンデレラのシーン、オファーのシーン、テニスコートを見つめるシーンなどなど、リチャードが2人を成功へと導いた場面が多く描かれている。素晴らしい伝記映画では無かろうか。テレビからも周りからも悪人扱いされながら、計画を実現したリチャード。娘を警備員に自慢するシーンはなんだか心が温まった。
でも、ここまで高く評価されるのは...ちょっと違うかな。アカデミー賞にノミネートされるほどの映画ではない気がする。主演男優賞は確実だとは思うけど、個人的に作品賞には「ウエストサイド・ストーリー」が選ばれて欲しい。作品賞を取るには物足りない。
解決しないままの問題もいくつかあったり、全体を通してもっと丁寧に描くべきだったと思ったり。駆け足と言うよりはスキップしている感じ(伝わるかな...)。あたかも綺麗に作りました風だけど、抜けているところを見て見ぬふりをしている気がした。
まぁまぁでも、いい映画でした。
アカデミー賞6部門ノミネート作品なのに、以外にも観客は私合わせて2人。平日夜だったからかな?意外や意外でした。
意外とビジネスよりの家族愛物語
ヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹といえば、テニス史に残るであろう伝説的なプレイヤー。一時期、2人が強すぎて嫌われるくらいだった。マンガや映画の倒すべきライバル役にピッタリなイメージ。本作はそんな彼女たちの父親リチャードが2人をどのように育て、有名にさせていったのかを描いた物語。
プロスポーツの世界で黒人選手が少ない競技があった(未だに少ない競技もある)。ウインタースポーツやゴルフ、水泳、そしてテニス。いずれも始めるのにお金がかかり、続けるのにさらにお金がかかるスポーツだ。ここに目をつけたところが成功の秘訣だったんだろう。
ただ、父親としてのリチャードはどうなんだろうとは思ってしまう。結構自分ひとりで物事決めてしまうし、周りへの態度もよろしくない。でも、早熟な選手たちが潰れてしまったり、試合会場にいた‘’熱心な‘’親たちを目にして、子どもたちを守ろうとしてたのは素晴らしかった。
本当はもっと描きたい話があったはず。脚本を作るのにかなりカットしたんだと推察する。若干の物足りなさを感じるが、それでも十分にいい映画だった。
ちなみに実在するテニスプレイヤーの名前が出てくるのも面白いところ。マッケンローとかサンプラスとかカプリアティとか。アンディ・ロディックの名前が出てきて懐かしくなった。流れる音楽も時代を演出してていい。「キリエ」なんてめっちゃ懐かしくて、そんな楽しみ方もしてしまった。
姉妹役がイイ&さすがのウィル・スミス
ビーナス・セリーナ姉妹というと、とにかくフィジカルゴリゴリのプレースタイルという印象だけど…
こんなパパがいるというのは知らなかった。
そして、姉妹役の子たちが可愛らしい!そしてテニスシーンの演技も違和感なし。
パパとの自然な可愛らしいやり取りの演技は、出来そうで出来ないと思う。
そして、ウィル・スミスは安定の演技。
実話元なので、結末が自然とわかってしまうけど、試合のシーンもリアリティあって、楽しめました。
予習しておけば更に面白いと思います。
おそらくアメリカのスポーツシーンでは超有名な話で、日本でもテニスファンならみんな知ってるんでしょうね。そういう意味ではWikipediaで事前に調べておいて、ある程度の知識を詰め込んでから観るべき作品でしょう。私は姉妹の名前を知っている程度だったので、特に同時代の名選手について知っていれば面白さ倍増のハズです。
若干盛っているんでしょうが、実話だし話もストレートでわかり易いし、何といっても「困ったトーサン」の純潔無軌道ぶりがスミス選手の熱演によって胸に迫る作品でした。
テニスに興味ない人にも安心して推奨できます、
父親のプランに応える2人の天才!
好きなことに没頭する人間は、多くの人間を感動に巻き込むという時代が、今なのでしょうか?そう思わせてくれた作品です。確かに底辺にはアフリカ系の黒人問題があり、その問題が二人の天才少女を育てた父親の面倒な性格を作り上げたのかもしれませんが、それでもその父親は頑固に自分の人生プランを、見事にやり遂げてしまうのです。試合に出たい娘と父親の葛藤シーンは、極太の感動を呼び、しばし画面に釘付けになりました。そして、いろいろな生い立ちがありながらファミリーの結束は最後に花開きます。2人の天才プレーヤーの誕生は、黒人の人権を押し上げる力にきっとなったのでしょう。そこに行くまでの数限りない葛藤、争いを乗り越えて這い上がっていく家族に、よくぞ頑張ったとしか言えません。まさに家族と2人の天才プレーヤーは、燦然たる歴史を作ったのです。
良いとこと悪いとこと
結果成功した実話なんでグゥの根も出ないが、同じような育て方で良いのかと思うと、違う気もする。
強烈な我儘が強烈な個性と、想定外の結果を出すとは思うが、それを目指して失敗してる人も沢山いるのだろうなぁ。世の中には。。
毒親
2時間以上ある映画だが、結構サクサク観ることができあまり退屈することがなかった
ウィル・スミスはいつもヒーロー物ばかり出ているので敬遠してきたが、こういう人間ドラマなら観てもいい
家族が一歩間違えれば亀田ファミリーであり、娘二人がここまで成功すれば結果オーライなのだろう(現在両親は離婚、父娘も疎遠らしいが)
なかなか見る機会の無い世界なので色々興味深かった
ラストの扉を開けた瞬間のシーンは胸熱!
ヨネックスさん、惜しいことしたね
アランチャ・サンチェスとの決戦に挑むヴィーナスの手にはウィルソンではなくヨネックスのラケットが!ここで10年契約ぐらい結んどけば今頃はR22を超える大ベストセラーが生まれてたかも。惜しいなあ。
それはさておき、この人やチチローなど稀有な成功例の陰に数多の悲惨なケースが隠れていると思うと素直に共感はできない。生まれる前から計画作ってたって、それ子供の才能を伸ばしたいとかでなく子供で一攫千金を狙った極悪山師ってことだよね。児童虐待で通報されるシーンは感動的に描かれてるが、あれだけのパワーを得るにはかなり辛いトレーニングも無理強いされてたはず。あそこまで深い家族愛で結ばれてたとは考えにくい。結果論で父親を立ててるだけなんじゃないの?
不思議なのは経験者でもないのになぜ黒人が活躍しづらそうなテニスを選んだのか。実際彼女らのデビュー時にはプレーの優雅さとゲームの組み立てを楽しむという美しき紳士(淑女?)協定をぶち壊しに来た野蛮人、と見えなくもなかった。何せ球が速すぎて組み立ても何もないんだよ!ダブルスでは遠慮なくボディショット打つし、パパの教えなのかバックハンドまでオープンスタンスで叩き込むんですから。だがこれが黒人の身体能力の高さがまだ発揮しきれていない新規市場としてテニス界を選んだのだとしたら、教育論はともかく恐るべきマーケッターなのかもしれん。
…などとあれこれ批判を垂れつつ、ラストシーンのヴィーナスコールには涙がドバッ。青天井の契約金には口アングリ。「報われたね」と喝采を送る自分。やはりサクセスストーリーはサクセスしたもん勝ちなんだなあ。
蛇足だがゲームシーンはこれまで観たテニス映画で最も迫力があった。キャストの鍛錬もあるが独特の低いカメラアングルが奏功してるのかも。WOWOWも真似してみたら。
テニスをしない方にも見てほしい
自分は、テニスをするので、この映画を楽しみにしていました。 テニスをするのでと書いた理由は、彼女らが現れたときの衝撃的強さです。
自分はテニスを楽しむが、そんなにテニス世界の情報を収集する事はしなかったので、本当に突然現れたって感じでした。 圧倒的なパワーに、違和感を感じた程でした。
実写なので映画の内容は、何となく分かっていましたが、父親の家族愛には気づいていませんでした。人種差別の中を生きる家族愛に教科書を感じました。
皆さんに見てもらいたい映画の一つになりました。
アイトーニャのサクセス版
お父さんのプランもよかったのだろうがお母さんのメンケアや愛する力が大きかったように見えた
だってお父さんの態度たまにウザかったもん
コーチにも偉そうだし
ただ黒人が今以上に生きづらかった時代に5人姉妹から二人も英雄を出し、学校にもきちんと行かせ、驕らず感謝と恩返しを忘れない人間に育てたことは本当に立派
これぞ英才教育の教科書なんだろうしシンデレラストーリー
そして登場人物みんな本人と似てる
あとテニスのルール全然知らなかったから試合シーンは???て感じでした
ひとりの強い夢は伝播する。
ウィリアムズ姉妹がどのようにトッププレイヤーになっていったかを丁寧に描いてくれる本作。
自分たちが置かれている状況を客観的に受け入れて、どうすれば成功することが出来るのかをきちんと考えられたプランであったのだと思った。
そしてそのプランは父親ひとりのものではなくなり、妻のプラン、ウィリアムズ姉妹のプランとなる。
強い夢(プラン)は伝播していくのだと思った。
そのプランは幾度となく微修正がされてここまで登り詰めることができたのだなと思った。
そこには、譲らない部分と受け入れる部分。
こだわりと柔軟のバランスがとても大切なことなんだと
いうことに改めて気付かされた作品だった。
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