ドリームプランのレビュー・感想・評価
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準備は大事!
ドリームプラン…?こらまたシンプルなタイトルだこと…と思い、本来ならきっと選ばない作品なんだけど、ウィル・スミスは昔から好きな役者だし、少女成長物語だし、実話だし…まぁ観ますわ!w
確かに当時、黒人のテニスプレイヤーはいなかったよな。伝統を重んじる欧米人中心の競技だし、父が娘を思う気持ちに、やっぱりグッときました。
また、ウィルの役作りもすごかったw。お腹ポッコリしてるし、ほっぺの肉付きも別人で、最初のシーンでウィルとは気づかなかったほど。
実話ならではのご本人登場場面でも、しっかり違和感ないくらい、お父さん本人が降臨してましたね。歩き方とか、ヒゲの具合とか、背格好とか…。
テニスのシーンも素晴らしかった。イマイチセリーナ役はかすみがちだったけど、ビーナスがあれだけのプレイができたからこそ、2人してトップ選手になれたんだと思った。
実生活であんなお父さんみたいな人がいたら、めっちゃ迷惑だろうけど、一つ一つ計画たてて実行していったのは立派。計画通りに動いたからこそ、人種の壁を破れた。
だからと言って慌てるでもなく、コツコツ積み上げる大切さをしみじみ感じた、良作でした。若い親御さんや若い子たちに観てほしい!
姉妹ファンテニスファン必見!ソックリなとこ◎
映画のネタバレじゃなくて、リアルリチャードのネタバレが酷いかも?!w
ウィル・スミスの演技に対する意地は、足が長過ぎるだけのリチャードだったわ。リチャードの猫背な感じとか歩き方とか凄い研究しての演技◎
姉妹のファンなら納得する子役女優たちのソックリ加減!
まずセリーナは顔がソックリ。若い頃のセリーナ瓜二つ!
でも、演技やテニスがにてるとか評価できるほど出番ない。
そして今作のリチャードと並ぶ主人公のヴィーナスは、バックハンドがソックリ!フォアハンドも強打を打つときはソックリだし、ちょっと違うなってのはヴィーナスの手足の長さくらいなのよ。顔は目とかの表情がヴィーナスっぽいときあるし、映画観てる間2人は紛れもないウィリアムス姉妹だったわ。
んで、ストーリーの方はリチャードが世界に羽ばたく姉妹をどれだけ大事に子供時代を守っていたか、姉妹の両親の覚悟とか何と戦っているかを感じながら見ると面白いと思う。
あと、ヴィーナスがはじめてのバンクオブウエストクラシック(だったかな?)に出た時に、YONEX使ってたのよね!こういう細かいとこまでファンなら観たいから大満足!それにこの映画のテニスシーン、演技としてのテニスとしたら姉妹に対戦相手も素晴らしかった。本当にテニスしてる動き!テニスがリアルだったのが、テニス歴30年のテニスファンとしては大満足だったわ。
テニスファンだし映画好きだし、大満足でなぜ星4かと言うと…こんなに家族を守って神に祈ってたリチャードがオラシーンと離婚して付け爪20cmのリアーナもどきと再婚するって知ってるから…映画の中のリチャードは好きなんだけど、外のリチャードがチラついて「このたぬきオヤジ」って思っちゃうとこマイナス星1
信仰の事を語ったりオラシーンとの愛を描いたりしといて、リチャード?!あんたさ〜、オラシーンの愛と献身を忘れて離婚して若い女に走ったわよね〜。自分の娘と同い年の若い女と再婚したわよね〜?!なんなのよ!…マイナス星1つどころではないリアル(現実)リチャードのその後を知ってるから、それを思い出すと映画にチョイチョイ水刺されんのよ〜。
邦題は失敗。原題のままでいい。
ウィル・スミスが製作も兼ねて、アカデミー賞狙いで主演した映画だ。
ウィリアムズ姉妹のテニス界での大成はご存知の通りで、その父親に目をつけるとは良い勘を持っている。テニス界での成功を夢みて、姉妹誕生前にドリームブランを作成したとあるが、劇中では一切明らかにされない。描かれるのは、自分の信念を曲げない頑固一徹な父親である。原題の「キング リチャード」の方が良い。シェイクスピアの「リア王」にならったものだ。
「リア王」は悲劇に終わるが、こちらは成功物語である。苦難の時代を如何に描くかで、アカデミー賞受賞が決まると思う。ここのところがちょっと弱い。台所で妻に心の内を見透かされる会話など強気の面だけてなく、弱いところをもっと見せれば、受賞も可能だと感じた。
喧嘩して撲られている自分を見捨てた実の父親ようにだけにはなるまいと、対戦相手の卑劣な手段により無惨に敗れていく娘を見守る姿は感動ものである。
アメリカのスポーツビジネスは、日本と違って桁が一桁或いは二桁多い。テニスアカデミーで姉妹が無料で食事をしているのを叱る場面など、こういう教育をしておかないと40歳を過ぎても現役で活躍できないだろう。立派である。
最後に写しだされる実際の写真は余分である。カットした方がいい。ヴィーナス、セリーナ姉妹はテニス史に名を刻んだが、その他の姉妹はどうなったのだろう。普通に暮らしていれば何の問題もないが、犯罪者にでもなっていたら、アメリカンドリームは崩壊だ。
余談だが、音楽史上最高の天才とされるモーツァルトの父親を主人公に誰か映画にでもしてくれないかな。モーツァルト自身の映画には、「アマデウス」という決定的な名作がある。
息子の天才を信じて疑わなかった父と造反してゆくモーツァルト。二人とも失意の生涯を終えることとなる。この映画のように成功物語ではないが、深みのある映画になると思う。全編モーツァルトの音楽を使って、大当たりは期待できないけれど。
悪い邦題ではないのだが・・・
キング リチャード
あんなテニスをしてみたい
ウィルスミスの熱演!
とにかくウィルスミスの演技が凄いと思った。ウザいと思う所もあったけど、そう思わせる演技が凄い。登場人物も実際の人物と似ていて良かった。3日たった今でも余韻に浸れます。結果は最後にあっさり流れますが本当に凄い選手です。2人でダブルスとか、グランドスラム制覇とか…実際の映像をもう少し見たかったですね!!
自分の父親だったら絶対いや
現在のテニス界で世界ランクの黒人女性プレイヤービーナスとセリーナを二人が生まれる前から立てていた"プラン"を実行して生み出した父親の話。
最初に言っておくと私はこの父親が自分の父親だったら絶対いや。早急に家出してる。"生まれる前から勝手にプランを立てている"というのが本当に本当に胸糞悪い。こういうのってセクハラとかと同じで、やられる側がどう思ってるかで毒親にもなるし良い親にもなるんだな。
リチャードって家族の扱いが完全に会社。経営者としては本当に腕が立つ人なんだろうな。ゲームに勝っても謙虚でいろという社員の教育もしっかりやって、積極的に押し売りする時と引く時のタイミングが完璧。父親としては嫌だけど、普通に人としては理念や思想はめっちゃ共感できるねんな。
これ見方によっては父権主義毒親製造映画になりそうだけど、お母さんの存在でかなり中和されてる。「沈黙と同意は違う」とか「私がここにいるのは信仰と子供のため」とかお母さんの方が名言多かったよね。
特に2人が喧嘩になった時に、リチャードがプランを考えた俺が偉いというようなことを言うのがリアル。いわゆる「誰が稼いでると思ってるんだ」発言って、常に思ってるわけではないのだろうけど口論になった時の切り札に使っちゃうんだろうね男の人って。自分の父親もよく怒ると同じこと言ってたから、このシーンのお母さんの返し本当に胸が熱くなった。
「謙虚でいろ」というリチャードの教えを考えると、日本のかの有名なテニスプレイヤー方めっちゃテニスラケット投げるよね。。黒人女性という立場を背負った試合でのパフォーマンス(?)はかっこいいんだけど。
親子鷹って事で何故かボクシングの亀田親子を何度も思い出した。 長谷...
アンビリーバボーな個性派親父と娘たちのサクセスストーリー
経済的に恵まれた白人が幅を利かせるテニス界に突如現れ、世界のテニス界を席捲した黒人姉妹のサクセスストーリー。
貧困、暴力などが蔓延る劣悪な環境にもかかわらず、娘の才能とその成功を信じ、ど素人にもかかわらず自作の遠大なるプランに基づいて娘たちを熱血指導し、更なるスキルアップのためにはプロの有名コーチによる指導が欠かせないと感じると、強引に娘たちを売り込み、今度はその有名コーチの指導にも執拗に口を挟むアンビリーバボーな親父。成功が見えかけたときに多額の金を積まれても自分の信念を貫き娘の教育方針を頑なに守ろうとする強さ、偏屈さ。映画ではその話題はほとんど出なかったが、強い信仰心というバックボーンのなせる業なんだろうなあとも思った。とにかく、アンビリーバボーな凄い父ちゃんでした。
二度泣かされたわ。w(ToT)w
他者へのRespectを持ち続ける人格を作れれば育成成功
ウィル・スミスが、あまり好きじゃないワタクシです。ジェミニマン以降、ウィル・スミス作品の記憶が無い。いやぁ、マジで、好き嫌い激しすぎだぞ、俺。と言う事でですよ。この映画も、スルーで構わへん、と思ってました。「アカデミー賞確実」などと言う宣伝文句を聞いたら、なおさらなおさらなおさらですよ。け、誰が見るかよ。でも見た。時間空いたからw
主役は娘さんです。と言うか、実際、現実社会でも主役はウィリアムス姉妹です。映画の主役はヴィーナスです。10歳くらいから14歳までの、離陸前の時期を描いてます。
子供は親の所有物じゃない。大切にしたい、守りたい、と言いながらも、しっかりとPropertyにして商品にしてたりするんですが、甘々ユルユル描写で流します。KKKから親に守ってもらえなかった男は、何があってもお前を守ると娘に約束したりする場面もわざとらしく。この人、どんな人なんだろ、と、くえすちぉ~んマークが脳内をめぐるめぐる不思議な映画。
全てを帳消しにするのは、ヴィーナス&セリーナ姉妹の健気さとひたむきさ。と。さすがにですよ。ウィル・スミスを主役に立てるくらいだから、製作資金は豊富と見られ。画も音楽も音楽の使い方も、最高にイカシテますもん。細部に至るまで、緻密に造りこまれてて良かったです。
ゲットーから這い出すために娘を商品化した親の物語りですが、現代アメリカで夢を実現するために、最大限の強かさを発揮したマネジメント父は、娘たちへの愛で尋常ならぬ行動力を発揮し続けます。結果、姉妹は歴史に名を刻むチャンピオン、と言うか歴史を変えた女性達になって行く訳で。
賛否はあろうとも、その結果からは、父親が称賛に価すべき偉業を成し遂げた事を示している、ってことで。
とにかく、14歳で物語を止めたってのが正解だと思うのと、ラストが予想通りとは言いながら、と言うか、アメリカ映画の決まり技だとは思うけど、想像の10倍は良くて、ポロリーンでしたw
良かった。トレイラーの10倍増しで。
とてもよかった
お父さんが、子供たちに謙虚になれと『シンデレラ』を見せるのに、ご本人は全然謙虚じゃない。特に最初のコーチは無償でやっていたのに、何一つ見返りがない。気の毒だ。
お父さんの言い分もわからなくはなくて、子どもなのに、すべての黒人の女の子を代表するなど確かに圧が強すぎる。
ビーナスは総合的に強そうな感じは伝わるのだけどもう少し、どこがどういう具合にテニスが強いのかロジックを教えてほしい。
他の姉妹はなぜテニスしなかったのだろう。
チクられる
お父さんも素敵だけど、お母さんもなかなか
最初から最後まで、楽しめました。
お恥ずかしい話しですが、ウィリアムズ姉妹の事、ほとんど知らなくて、最後の方の試合も、結果分からず、ドキドキしました。笑
エンドロールがこれまたよかった。
子どもで金儲けして何が悪いってか?
毎年この時期はアカデミー賞に選ばれた作品の公開が相次ぎ私もそれに乗せられて観るが面白いのだから問題はない。Codaに続いて似たような「感動作」なのだが娘が音楽大学に受かるのと姉妹そろってテニス界の世界チャンピォンになる話ではレベルが違うし聾者への差別と黒人差別もかなりレベルが違う。ウィルスミス演じるリチャードが隣人から告発されるほど酷い父親であったことは間違い無いだろう。「アイトーニャ」もそうだったけれど子どもを一流のプロスポーツ選手に育てて金を儲けて裕福な暮らしがしたいという馬鹿な親がいて当然であるしまして人間扱いされてこなかった黒人の白人ファースト社会への恨みは深い。来るべき時代が来て彼女たちが黒人の世界最強テニスプレーヤーとなりこのところのハリウッドも黒人映画なら無条件に良しとするばかばかしい時代が続いている。ヒンギスや伊達公子のウィンブルドンを楽しく観ていた90年代を想起する。パワーも重要だがメンタルも…そこが1対1で遠距離から殴り合うテニスの面白いところ。
ヒーローではないウィルスミス
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