「強烈な父親」ドリームプラン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
強烈な父親
ビーナスとセリーナ・ウィリアムズ姉妹の父リチャードは、2人が生まれる前に優勝したテニスプレイヤーが4万ドルの賞金を受け取るところをテレビで観て、自分の子どもをテニスプレイヤーにしようと決めた。テニスの経験がないため独学でテニスの教え方を研究し、世界チャンピオンにするための計画書を作成しその計画を実行した。近所から虐待だと通報されてり、試合に出さない時には批判もされたが、そんな父に付いていき、妻の協力も有り才能を開花させ2人とも世界チャンピオンになっていく、という実話を基にした話。
原題がKing Richardで、ある意味自分勝手で強烈な父親という面も描いている作品なのに、邦題はなぜかドリームプラン?
リチャードにとっての夢を実現する計画という意図なんだろうが、これはどうかなぁ。
ま、こんな父親じゃなかったら2人とも世界一には成れてないだろうとは思うけど。
お母さんも凄く協力してるのも大きかったんだなってわかった。
ともかく、テニス好きなんで、興味深く観れた。
伊達公子が字幕の監修をしてるので、そこも安心感が有り良かった。
14歳のビーナス役をしてたサナイヤ・シドニーが可愛かった。
出来ればもう少し試合のシーンが多ければもっと良かったけど。
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