DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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堪能しましたSFスペクタクルアドベンチャー
これだけのゴージャスな
SFスペクタクルアドベンチャーが
始まるのは楽しみ楽しみ。
まるで、ジブリのナウシカやラピュタを連想させる品々が出てきて嬉しくなります。
各種の構造物や機械器具、動力源などもなるほどと納得してしまう面白さも沢山あり興味尽きないです。
ただ残念なのは血筋や血統などと言う封建的な階級社会が一万年後にもあるのが情けない。
どれにしても、
こんな映画は映画館でないと面白くないのは、
確かだ。
DUNE原作ファンの為の映画(^_^;)
映画好きな私でも、中盤から飽きてしまった……
壮大な物語は分かるけれど、原作に忠実に作りDUNEファンに称賛されるか。
はたまた、ライトに万人受けに、設定を活かして現代的に作るか。
映画製作はターゲット層により作り方が決まるんだな~。
なのでこのDUNEは、ファンがターゲットなので、予備知識を持って鑑賞された方が良いです。
スターウォーズに影響を与えた本作ということですが、やはり比べてしまいます。万人受けはSWになってしまうと思います。
原作も昔の物なので、現代でのSF映画で目が肥えてしまい、目新しいものはあまり感じられなかった。
最後に主人公とラッバーンの一騎打ちとか、スパイスを使ったら強靱になるとか、1本の映画としての構成が欲しかった。
(そうなるとピータージャクソンのロードオブザリングは凄い)
ドラマシリーズとして製作されても良かったのかなと思ってしまった。
ただ映像美、音楽、衣装は綺麗でした。
サンドワームがもっと見たかった……
DUNEファンの皆様生意気なレビューお許し下さいm(_ _)m
第一巻だけになりそうな一大SF歴史絵巻
大作ばかりの売れっ子ヴィルヌーヴ監督、『ブレードランナー』の続編に続いて、今回も鈍重な作風でストーリーの盛り上がりに欠けた作品でした。絶賛している人には悪いけど、複雑で独特の世界観や背景を映像でなくセリフで延々と説明するのがタルく、重厚と言うより鈍重なストーリー展開はあんまり起伏がないので、何度も寝落ちしそうになりました。砂漠や宇宙船の映像や美術、衣装デザインは素晴らしいのにもったいないです。こんな調子で続編はあるのかな?役者では、ティモシー・シャラメが適役でした。儲け役なのは、士官役のジェイソン・モモア、精悍でカッコよかったです。
IMAXおすすめ、予習必須で映像美を楽しむ
ストーリーとしては、古典的なSFで、前提にわかってるだろう設定が多いので、予備知識なしで観るとちょっと置いてかれる感が強いかも。
映像に感動!ということを期待して観に行ったので、これがPart 1ということは、見終わってからわかった。
映像は、没入感たっぷりで、IMAXを満喫するための映画。
若干、途中眠くなったけど、久しぶりに映画館でみた方がいい映画。
わからなかったところは、後からネットで調べると、結構奥深くて、そういうことだったのか! とやっと理解。
でも、これって 次回作がないと本当に途中で終わっちゃっているっていうことになるんだけど、大丈夫なのかちょっと心配です。
ティモシーシャラメは素晴らしかったが全体的に魅力がなかった
ティモシーシャラメは素晴らしかったが全体的に映画そのものに魅力がなかったです。
ティモシーシャラメじゃなかったら途中退出してたかも。楽しみにしていたから残念。
最後の決闘裁判、本作と15日公開作を立て続けに見ましたが、最後の決闘裁判があまりに素晴らしかったから、観る順番を逆にすれば良かったです。
SFは基本あまり好きではなく、スターウォーズは寝た人ですが、エイリアンやターミネーターは大好きで作品によりけり、DUNEはどう出るかなと思ってました。
謎の生き物がたくさん出て、終始説明が足らず、全く物語に集中出来ない、ストーリーにも魅力を感じず、一人で色々ツッコミを入れてました。まだ終わらないかな
どうせ続編あるから完結しないし、、ともやもや余計なことを考えてしまいました。
そもそも原作が映像化に向かないのでは?とも思う。
醜悪な造形の悪役に対しても生理的な嫌悪感が先立ち、凄みを感じない。
意味ありげな音楽が繰り返され、最初は少し期待したが、ただ単調でしつこいだけで眠気を誘うだけ。
ただティモシーシャラメは本当に素晴らしかった。特別な力を授かったからこそ愛する息子の未来を案じる母を演じたレベッカファーガソンも
今までのファムファタルとは一変、演技の幅はさすが。
尺の長さを考えると登場時間の短いハビエルバルデムやシャーロットランプリングの存在感もさすが。
ただなんだか名優の無駄遣いという感じで、もったいなかった。
たしかに映像はすごかった、お金凄くかけたんだろうな、って。
登場人物たちはたくさん戦ってましたが、こちらは終始睡魔との戦いでした。
2部作だったのね…
あまり情報を入れずに劇場に足を運び、タイトルが出たところで「Dune: Part One」を目にして、え!となったのですが、映画の最後も完全に続編前提となっています。
ちなみに、リンチ版は嫌いじゃないですが、かなり前に観たので詳細は覚えていないし、原作も未読で、若干意味が分からない用語があったので、公式サイトの用語集には事前に目を通しておいた方がより楽しめると思います。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品は過去6作品を観ていますが、やや難解な点もあるが、映像が印象的で好きな監督です。
今作も、そつなくまとめていて、155分という長丁場も気になりませんでした。(先週観た007の164分間は長かった)衣装やメカなども格好いいし、映像もきれい。それに、ティモシー・シャラメ、結構活躍するレベッカ・ファーガソン、頼もしいジェイソン・モモアなど役者もいい。
ストーリーに既視感を感じるのは、原作に影響を受けた映画が過去に山ほど作られているので仕方ないし、そういった「スターウォーズ」や「ナウシカ」、最近だと「ジョン・カーター」などが好きな私にとっては十分楽しめました。
劇場鑑賞を前提とした絵作りが多いので、ぜひ劇場で観るべき作品ですし、おそらくIMAX版を観たら、もっと印象がよいはず。
観た後に調べてみると、まだ2作目はとりかかっておらず、今作の売り上げ次第らしいので、そういう意味でも、より多くの方に劇場に足を運んでいただきたい!ぜひ、続編が観たいです。
新たなる惑星
やっとコロナ感染者数が減少してきた感のある昨今。(が、まだまだ油断は出来ない!)
このまま減少傾向が持続出来れば、ハリウッド大作の公開延期なんて無くなり、私たち映画ファンにとっては従来通り観たい作品が観れる時が戻るであろう。
今年はまだコロナ禍だった初夏辺りからハリウッド大作が徐々に公開再開したが、ここいらでさらに欲が出てくる。
もっとスゲー!ハリウッド超大作を観たい!
そんな時に、待ってました!
フランク・ハーバードのSF小説。
『メッセージ』『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが新たに映画化すると報じられたのは、もう何年前だったか…。
原作小説は読んだ事無い。が、後のSF/ファンタジーに多大な影響を与えた古典である事は知っていた。
84年のリンチ版や色々な曰く付きの事情も知っていた。
色んな意味で、“SF伝説”の一つ。
それを、現代映画界きっての才能であり、驚異的なSFセンスを持つこの監督がどう魅せるか…?
ワクワクドキドキ、完成が楽しみの一本であった。
コロナで一年延期を経て、遂に公開。
毎度の事ながらの、見終わった直後の一言感想。
ま、参りました~!
(深々と頭を下げて)
開幕してすぐ、全神経がこの“砂の惑星”へ誘われる。
今年、こんなにも広大な宇宙を劇場大スクリーンで観たのは、おそらく初。その美しさに惚れ惚れすらした。
アラキス、カラダンなどの惑星の“異星感”。ロケーションが素晴らしい。
殊に、メイン舞台となるアラキス。通称、砂の惑星=デューン。『アラビアのロレンス』『イングリッシュ・ペイシェント』もそうだが、どうしてこうも映画と砂漠の映像は相性が良いのか。確かに過酷な環境下の惑星。が、その壮大な砂漠の世界、そして映像スケールにずっと陶酔していた。
SFなので勿論、メカニックやビジュアルは必見! 宇宙空間の超巨大母艦、小型船さえ“巨大”、トンボのような戦闘機。刀、銃、電磁波シールドのボディスーツ。過酷な環境下に耐える保冷スーツも。デザインや独創性まで豊か。
“非メカニック”の様々な多文化入り交じった衣装や美術も見もの。
VFX、アクションのクオリティー、迫力、圧倒的スケールはとてもとてもこんな文章じゃ言い表す事が出来ない。いずれレンタル/配信/TVで…なんて絶ッ対にダメ!! これだけでも今すぐ劇場へ!
『砂の惑星』お馴染みの“砂虫(サンドワーム)”。今回はその新たなビジュアルもさることながら、デカ過ぎて見えない…。
音響のド迫力…いや、超迫力が身震いするほどで、これも劇場で!
そして、作品を盛り上げるハンス・ジマーのストロング・スコアの数々。
全てが、映画館の劇場大スクリーンで観るべき興奮と幸せに満ちている。
ハーバードと原作の大ファンだというヴィルヌーヴ。目を見張る壮大なビジュアルのスケールから細かな設定まで抜かりなく、その手腕に本当に参った!
今回の“新生版”、個人的に嬉しかったのはビジュアル面ばかりではなく、ドラマ面も。
と言うのも、リンチ版では人間関係や設定がよく把握出来ず、話がほとんど分からなかったから。
難しい、複雑…と言われているけど、確かに難ありだけど、小難しいのは用語や設定だけで、話自体は王道モノ。
デューンから摂れる“香料(スパイス)”を巡る勢力争い、陰謀。ある家族の物語と悲劇、そして息子である主人公へ…。まるでシェイクスピア悲劇のよう。
実にドラマチックで、たっぷり描写。じっくり堪能、見応えあった。
リンチ版は大長篇シリーズを無理矢理2時間強に押し込めたのに対し、今回は“物語の始まり”を忠実に映像化した違いかもしれない。
言うまでもなくリンチは、映画史上に名を残す偉大な名匠。横槍が入り自分の思うように出来ず、当時の技術にも限界が。もし現在の技術や予算やスケールだったら、リンチもしくは幻のホドロスキー版はどんな…?
公爵にオスカー・アイザック、支える戦士にジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア、対立する男爵にステラン・スカルスガルド、甥にデイヴ・バウチスタ、フレメンの少女戦士にゼンデイヤ…。
おやおや、やたらと某アメコミ・ユニバースや某スペース・オペラ関連者が多い。
そこに、ハヴィエル・バルデム、シャーロット・ランプリングら豪華な実力派&個性派揃い。
ほとんどが男臭い面子だが、その中でレベッカ・ファーガソンが美貌と役所含め深い印象示す。
神話のようなSF小説、監督の才、ビジュアル、豪華キャスト…。
これだけでもお腹いっぱい。
が、本作には唯一無二のものが。
『砂の惑星』は、青年ポールの物語。
序盤はお城育ちのお姫様ならぬ御曹司。ひ弱で、まだ青年へと成り切れてない。
母と特殊な力の訓練。我が身に眠る力をまだ巧く使えない。
父の側で教えを乞い、側近に武術を習うが、まだまだ未熟。
自分の未来が見えない。
…いや、しかし、時々“見る”のは、夢か、未来か、運命か。
カラダンからアラキスへ移り、そこで待ち受けていたのは…。
命からがらの危機、試練、時には闘いも。
“見える未来”に苦悩…。
それらを踏まえ、一歩ずつ逞しく、青年に成長していく。
終盤の彼の姿は、救世主の兆しが…。
役所は旨味たっぷりだが、それを活かせる逸材が居ないと話にならない。
居た。
ティモシー・シャラメ。
インディーズ系ドラマが多かった彼にとっても、これほどのSF超大作への主演は初。アクションも初。
彼の繊細な演技力と魅力、存在感、役柄が辿る運命まで重なった。
新たなルーク、フロドとなれ。
(そうそうティモシーくん、あるインタビューで、「『ドラゴンボール』は僕の人生で特別なもの」と語っていて、メチャクチャ親近感あったよー)
今回は“パート1”。前後編なのか、原作通り6作構成になるのか現時点で不明。(ヴィルヌーヴは続編の脚本を書き始めたらしいが…)
ヴィルヌーヴ印故重厚で、エンタメ性の爽快さ、痛快さ、面白さにはちと欠ける。
賛否分かれてもいるが、個人的には大ッ満足!
これぞ映画ならではの贅沢さ!
『SW』『ロード・オブ・ザ・リング』に続く“ムービー・レジェンド”が、今ここに始まった!
我々映画ファンにとって、終了してしまった両シリーズの渇望を満たしてくれるに違いない。
作品レビューとは関係ないどーでもいい事だが、
本作にもちらほら、特に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に対してのほぼ同じ文面の連投悪質レビュー。
何なん、これ…?
間違いなく同一人物が別アカウントで、作品を見もしないで悪口を言ってるだけ。こんな糞レビューに共感が幾つも付くのはおかしい。自分で付けているのは明白。
ここは、テメーのお遊びの場じゃない。
映画ファンが集う場だ。
永遠に消えろ!
わかりにくかったけど砂漠は美しい
わかってみれば富をめぐる宇宙戦争というシンプルな物語なのに、予備知識なく見たからか、なんだかわかりにくかった。
さらに、一つ一つのシーンを説明的で重々しい画面でゆっくり見せるために、155分という尺になっている。わかりにくくて長いと退屈する。
アブダビで撮影されたという砂漠は美しい。巨大な砂虫が地下から姿を現すときの砂の動きがリアルで新鮮だった。後編があるらしい。
初めの
印象はスター・ウォーズにナウシカを隠し味として入れた感じ。
何の予備知識無く観たので、最初はストーリーに付いていけず…だったが、段々と理解できてきてからは楽しめ出した。
が、あくまでも序章なので、次回作に期待!
それ次第で駄作にも名作にもなり得る。
後半からはかなり期待が持てるかんじだったので、是非後者であって欲しいと願う。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは裏切らない!
タイトルの通りです。やはり裏切らないですね、この監督は!!
スター・ウォーズや風の谷のナウシカ等、数々の作品に影響を与えたSF小説「デューン」の映画化。
自分はヴィルヌーヴが映画化されるという情報が出るまでは正直知らなかったのですが、デヴィッド・リンチが映画化に失敗して以来「良い映像化は不可能」と言われてきた本作がメッセージやブレードランナー2049を撮ったドゥニ・ヴィルヌーヴがどのように撮るのか非常に気になっていました。
有名な原作でありリンチ版からの再映画化だからか賛否が分かれており、一部では酷評もされてますが、自分にはそれが信じられない程楽しめました!
まずは何と言っても映像の美しさです!
メッセージからずっとSF作品を撮り続けていますが、メッセージを彷彿とさせる斬新な宇宙船デザインやブレードランナー2049を彷彿とさせる霧や光のコントラストを強調した美しい映像表現で魅力されました。
ある意味、映像面に関してはヴィルヌーヴのSF作品の集大成とも言えるでしょう。
衣装も素敵で、特に帝国側の側近の正装や宇宙服等、決して在り来たりではない独特な衣装で着飾っていたので、良い意味で異国感に満ちていました。
また、主人公側のアトレイデス家が訪れるメインの舞台、惑星アラキスのロケーションも「アラビアのロレンス」を彷彿とさせるくらい素晴らしいし、都市のデザインも中東の古代都市バビロンにも近い設計だったので、そこも好きでした。
他にも、ナウシカの王蟲に影響を与えたとされる巨大なサンドワーム(砂虫)にも圧倒されましたし、主人公を演じたティモシー・シャラメの美しさと素晴らしい演技にも魅力されました!
ストーリーに関しては、今回はパート1ということで前編のストーリーなので中途半端な終わり方をしてしまったのは否めませんが、それでも組織の勢力争いに重点を置いた政治要素や環境問題を織り交ぜた深いストーリー、精神世界やスピリチュアルな要素を含む特殊能力等、興味深い要素がいくつもありました。
スピリチュアルな要素は、ティモシー・シャラメ演じるポールに母親が訓練させた技であり、そこの部分では呪術廻戦に出てくる呪術に近いのが個人的に面白いです。
なので、呪術廻戦観てる方には「あ!」と驚くでしょう。
ただ、この上映時間にしてはもう少しストーリー展開のテンポを速くしても良かったのかなとも思います。
ブレードランナー2049でも感じた部分ですが、美しい映像と登場人物の心情に重点を置いてるあまり、ややスローになってしまってることは否めないです。
そういった意味では個人的なドゥニ・ヴィルヌーヴ作品の中では特別に評価が高い作品とは言えないです。
そして、正直難しい単語も結構出てくるし、劇的な展開もそこまで多いわけではないので、そこが人によって賛否が分かれる所だと思います。
ただ自分は、ヴィルヌーヴの芸術的で美しい映像センスと登場人物の心理描写を重視した本作を楽しむ事ができました。
なので、娯楽映画というよりスケールの大きな芸術的映画として観に行った方が良いと思います。
続きを観て判断
友人にどんな映画かと聞かれたら
「スケールがバカでかい割に地味」
「2時間半以上と、長い割に見どころは少なめ」
って感じ。
ちょっと手放しに褒めるという感じではなかった。
いや、「すげーのがキタ!」って感じはある。こんな感じって最近の映画では久しぶり。
映画界とは昔から因縁の深いこの古典的SF作品を、ハリウッドの有名俳優と有名スタッフ陣が描いた、全宇宙の覇権に関わるレア資源を取り巻く、2大諸侯と原住民族、皇帝やその背後で暗躍する組織が織りなす遠大なサーガ。
こんなの、本来「傑作」の香りしかしないはずなのに。
もちろん、絵画の様に構成された画面や、モノの大きさの基準がよく分からなくなる様なギミックには目を見張るものがある。
映像はまさにスクリーンで見るべきレベルだし、音へのこだわりも強く感じた。
ただ、起こっていることは実は小ぢんまりしている。
主人公がどういう青年なのかもイマイチ伝わって来ない。
なんだかもったいない。
まあ、あくまで「序章」。
物語としての評価は続きを観て考えたいけど、これを一本の作品として捉える限り、もう少し頑張ってもらいたかったかな。
※この「映画.com」のあらすじには、ストーリーのほぼ全てが記載されているのでご注意下さい。
そんなに書いて…大丈夫?
迫力ある映像と素晴らしい音楽が良かった!
ただ、前情報一切無しで観たのは失敗だったかも。
色々な過去作品を連想させるシーンが満載。
良く見る「オマージュ」とかで美化させるのもどうなのかぁ?
次作に期待します( ´∀`)
よくある救世主待望映画。映像化は健闘している。
映画鑑賞する前に、原作を購入したが文庫本で3巻もあり、通読は断念して映画を先に観た。原作はSF小説の古典であり、今回が2度目の映画化である。ストリーは救世主出現待望映画で、神話物語構造を取っている。西暦一万年の設定だか、皇帝がいたり、侯爵・男爵がいたり中世封建時代を連想する。西暦一万年は民主制は崩壊し、身分制度が復活しているのかと思った。たぶん、原作がそうなのであろう。主要人物は全部白人で、有色人種は奴隷かしらんと思った。これも、原作がそうなのであろう。聖剣みたいのが出てきて、本当に神話物語である。砂漠の美しさをもっと出してもいいのではないかと感じた。SF小説を映像化している点は評価します。
なんといってもティモシーの存在感
長いしカタカナ名称がややこしいしで、ついて行けない人は置いてけぼりをくってしまうタイプの映画ですね。
自分的にはコスチュームや乗り物のビジュアルがなかなかツボにハマって最後まで飽きずに見れました。
しかしながら、ティモシーの存在感ですよ。
アメリカ人にしては華奢な体型だし、顔も美形の文系男子なのでヒーローなんて務まるの?と思っていたら、バッチリハマってましたね。
ティモシーのキャラクターだからこそ成立しているといってもいいくらい。
とにかく、続編が楽しみ。
何はともあれレベッカ・ファーガソン💙
SF映画の新たなマイルストーンを刻み始めたと確信できる傑作。1977年のスター・ウォーズ第1作を思った。
そう、これはパート1。
思えば2014年に観た『ホドロフスキーのDUNE』で多くのことを知った。1975年に着手しキャストも決まったが撮影前に頓挫したこと、このとき書かれた絵コンテ集がSWを始めとする以降のSF映画に大きな影響を与えたことなどなど。まあ、上映時間が12時間になると聞いたらビビるのも無理はない。
1984年のデイヴィッド・リンチ作がイマイチだったのでホドロフスキーがホッとしたとかしないとか。いくら天才とは言え人間なので「ある」と思います。
で、今作。まさに機は熟したという感じ。ドゥニ・ビルヌーブという天才、最高のキャスト、そしてテクノロジーの進化が相まって素晴らしい世界観を創出した。パート1がヒットしたらパート2を撮るという分割スタイルも理にかなっている。
きっとホドロフスキーは安堵していると思う。
ちょっぴり嫉妬しながら。
ドゥニ・ベルヌーブ渾身の1作!間違いなくマスターピース
素晴らしかったです。ドゥニ・ヴェルヌーブ、ここまで来たかー!と感動。
「ブレードランナー2049」を経ての本作で、間違いなくハリウッドトップの
監督の一人になったと感じました。
そして、ティモシー・シャラメはポールとして完璧でした。
覚醒前の成長段階のポールが本当によくできていて、そして美しい。
彼のための役なんじゃないかと思うくらい。
ということで、今、DUNEを実写化したのは大正解だと思います。
至福の時間でした。
ヴィルヌーブの創造性
まず、ヴィルヌーブの創造性はやはり唯一無二だということ、それと映像美。全体的に抑えたトーンのカメラだからか、砂が美しくとも感じるし畏怖とも感じる。そして、水もない緑もない無機質な世界の恐しさも感じました。遠い昔から砂漠に住んでいる人達は、こんな気持ちでいたのでしょうか。また、サンドワームがあんな形で現れるとは全く思っていなかったです。地が無くなる感じですよね。
なんというか、SF映画慣れしていない私には手に余る作品で上手く言葉にできずにいます。ただ、人類は1万年後も今と変わらず支配層が権力争いをしていて、社会構造や人間の精神性が全く発展していなかった、そういった所が一番興味深かったですし、続きで一番観てみたい部分です。
圧倒的なスケールの大きさと美麗な世界に感動
圧倒的なスケールに感動。この映像美の素晴らしさは劇場で観ないと分からない。主人公ポール役のティモシー・シャラメの視線(目線)を含めた表情の演技が秀逸で魅力的。偉大なる強き母を演じたレベッカ・ファーガソンも良かった。早く続きを!
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