DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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文句の付けようがありません
すべてが最高❗️
すべてが魅力的❗️
俳優も、世界観も、ハンス・ジマーも…
すべてがそれだけでもう一回見る価値があります❗️
最上級に讃えたくても、自分の持ってる語彙が少ないので、何を言ってもすべてがありきたりで悔しさが募ります。
ティモシー・シャラメの伏し目がちな表情と決然と何かを伝える時のギャップ萌え。
父と母、それぞれが抱く使命感とそれを貫こうとする意志の強さ。レベッカ姉さんのミッションインポッシブルの時のような身のこなし。
父とその治める領地を支えるスタッフや兵士たちの忠誠心。
嫌悪感を覚える対象としてこれ以上はないハルコンネン家の親玉。サノスの◯◯タマ顎が可愛く見えちゃうほどです。
ブラックホールのような哲学性まで持っているかのような砂虫。
そして砂漠の民フレーメン。
続編では、母の授かった子がどんな影響をポールに及ぼすのかも含めて、楽しみでなりません。
絶対映画館で見た方がいい
マジメな作りでケレン味が少ない
一昔前のSFといった感じで(実際そうなのだが)、ユニークな世界像を構築している。
SFとはいっても人間関係やコスプレは『スターウォーズ』と同じく中世的だし、メカニックや怪物は7-80年代ふう。
主人公は優男だし、マッチョ役たちも清潔感がある。悪役はいかにもといったいやらしさがあって好感と拒否感の向け方がわかりやすい。女子ウケしそうだ。
映画は前半と後半では雰囲気が変わるし、この映画自体、序章的な位置付けだ。『スターウォーズ』や『マトリックス』でいえば覚醒編といったところだ。ただマジメな作りでケレン味が少ないので、アーティスト受けはしても、一般の人気は出ず、続編はないだろう。
音楽で壮大さを出しているが、アクションは物足りないし、怪物砂虫はもっと見たかった。
なんといっても、こんな砂だらけの世界に住みたくないし、あんな岩山に人は住めない。
物語を理解しようとしないとつまらない
個人的な感想としては、非常に面白かったし続編に大きな期待を寄せている。
しかし、恐らく脱落者が多いのではないだろうか。他のレビューを見ると、「知らない単語が多い」「世界観がよくわからない」などといった感想が多くあった。実際何の説明もされずに多用される言葉はあり、世界観の説明も登場人物の口からされることは無い。そのため全体的に「よくわからない」からつまらないという感想に至ったのだろう。
しかしそれはこの映画だけだろうか?鬼滅の刃無限列車編を思い出していただきたい。あれは一切用語や世界観の説明無くストーリーが展開していく。(呼吸、柱、鬼など)しかし評価は大絶賛。違いはなんだろうか。その用語や世界観を皆知ってるか知らないかである。鬼滅の刃は国民的に人気で地上波でも散々放送され設定くらい人から聞いたことがあるという人がほとんどだろう。だから成立した。
しかしDUNEは知らない人がほとんどである。映画内で説明するシーンを入れても野暮ったくなるだろう。ならば観客が事前に知っておけばいいのだ。それだけで脱落者は減るしより楽しめる。(私は事前知識無しで観たが楽しかった。)公式ホームページに用語解説のページがあるから映画を観る前に是非チェックしていただきたい。
別に事前に知ってなくても楽しめる。観客を選ぶ作品である。観る側の理解しようとする努力なしではきつい。
ストーリーがわかりやすく、ただ受け身で観てられてアクションの派手なアトラクション系の楽な映画を好む人には厳しいかもしれない。
「よくわからない」という感想が頻出した原因の1つに広告が悪いというのもあるだろう。
恐らく1話完結で未来を見ることができる青年が砂の惑星で悪を倒すというイメージを持ってる人が多いのではないか?しかし実際はまず続編が考えられており、砂の惑星を中心に宇宙規模で利害関係者の思惑が交錯する複雑な話なのである。広告では一切わからんだろう。
映像として面白いCMではなく、映画を魅力的に宣伝した上で実際の話と広告から推測されるあらすじとの誤差をなるべく減らすしてほしい。
155分じゃ短い
待ってました!
あの、「デューン 砂の惑星」が再再映像化。しかもビルヌーブ監督。トレイラーだけでも期待が高まる。
鑑賞直後の感想は満足の一言。昔のデビッド・リンチ版は少し残念だっただけに、少し心配はあったけれど、その不安は一掃。
まずはビルヌーブ監督の描き出す映像美。影が強く意識されたコントラストの強い画面。左右対称やきっちりとした黄金比(多分)に収まっている安定した絵面。常に優雅さをまとった画面を堪能できる。この辺りは「ブレードランナー2049」などで築かれた安心感から、全てを預けて観ていられる。さらに、ハンス・ジマーの低音を効かせた静かで力強い音楽が圧倒的に調和している。
物語の背景を丁寧に説明しているのだけど、知っている自分としてもまどろっこしくなく、余計な説明に聞こえない。新旧ファン双方への配慮は、絶妙なバランスで成功していると思う。
役者陣もしっかりしていて、ティモシー・シャラメはポールのイメージにぴったりだった。ハヤカワ書房の古い挿絵(確か石ノ森章太郎さん画)は、円顔でその印象が強いのだけれど、現代版のポールには彼しかないだろう。レディ・ジェシカのレベッカ・ファーガソン、アトレイデス公爵のオスカー・アイザックもバッチリはまってました。
展開も、いたずらに盛り上げずに、壮大な原作にあわせたように、じわじわと感度を上げていき、スケール感の大きさを感じさせる、横綱相撲のような圧巻の進み方。急がず丁寧に、かつ冗長にならず。155分は普通では長時間だが、個人的にはあっという間に過ぎていて、もう少し長くても良かったなと思えた。
ちらほら映画評を見ると、IMAX推奨との事。今回は一般の画面と音でしたので、2回目鑑賞決定しました。
映像は引き込まれるが・・・・??
羽ばた機は砂漠に不向きだよね
言わずと知れたSF小説不朽の名作の実写映画。
リアルタイムでリンチ版を劇場鑑賞、ホドロフスキーのDUNEも数十年前に1度ビデオ鑑賞している身としては現代技術でどこまでその世界観を映像化できるのか期待せずにはいられず、今年一番待ち遠しかった作品。
あえて事前情報をいっさい仕入れなかったこともあり、まず冒頭のタイトル下の表示を見て本作がパート1にあたるということを知りひっくり返った。
リンチ版と対等に評価されるべき作品と勝手に決めつけ、1作で完結することがルールかのように思っていた自分に反省しつつ、砂漠のシーンではロケなのか、セットなのか、CGなのか全くわからないがとにかく美しく広大な映像に胸を打たれた。
劇中にはベネ・ゲセリットやクイサッツ・ハデラッハなど独特の宗教観や哲学から説明するのも難しい用語やそれらにまつわるシーンが多く出てくるが、鑑賞者にある程度の知識や読み取る能力がある事が前提での割り切った演出はさすがドゥニ・ヴィルヌーヴと言いたい。
ブレードランナー2049でも見せたオリジナルから大きく逸らすことのない演出は本作でも同様であったが、中世貴族社会がモチーフに対し正座してのお辞儀、鯉のレリーフ、和傘など所々にジャパニーズテイストを盛り込んだディテールなどのチャレンジも評価したい。
が、いかに2部構成が許されていたとしてもやはり155分であの進行具合はいただけない。
少なからず何度か中だるみを感じた分、もう少し短くまとめることができたのではないかと思う。
本作は映像化の難易度から数十年に渡り幾度も頓挫するといった歴史的背景があることから、映像や演出面を中心に語られるべき作品と考え、あえて役者の演技や雰囲気についてはここでは述べないことにするが、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ハビエル・バルデム、ジェイソン・モモア、ステラン・スカルスガルド、ジョシュ・ブローリン、シャーロット・ランプリングなど錚々たる役者がキャスティングされ、映像化の挑戦という意義の他、配役だけでも見る価値のある作品と言っても良い思う。
二部作の前編のようです
現代に作った古典SF映画。
DUNE/デューン 砂の惑星
さて、待ちに待ったDUNE。
実は俺、35年程前の大ファン。小説はシリーズ全巻読破(全17巻)。フランク・ハーバートが亡くなったので完結しなかったのが残念でしたね。映画はデビット・リンチはもちろん、ホドロフスキーのドキュメンタリーも観てます。ドラマはDVD買ったもんね。
で、今作品だ。酷かったデビット・リンチの作品をどの位超えているのか、期待大で着席。
ん?最初のタイトルにPART ONEてついてるぞ。もうシリーズ化決まってるの?てことは今作はどこまでやるんだろうって想像しながら鑑賞。ふむふむ、最近の作品にしては、スローテンポで、ワンシーンワンシーンが丁寧だ。音楽もズッシリ響いてくる。さすが、ドゥニ・ヴィルヌーブ、過去の名作のリメイク得意なのね。
何より、原作の世界観を崩してない所が良かった。惑星間を移動できる科学があるのに、アナログなメカ類。皇帝を頂点とする貴族社会。現代の小説が原作ならこんなの有り得ないよね。
ということで、映画のクオリティ的には満点で、凄く楽しかったです。ただ、ここで終わり?起承転結で言うと起承転の頭まで。これから復讐劇の始まりだもんね。早く続き観せてよ〜。
少し残念
難しい話は置いといて、映像は綺麗!
内容が理解するのには、元ネタを知ってる必要があるので、初見では厳しいです。
理解をできなくても、スターウォーズなど他の作品に似たストーリーであり楽しめました。
ただ、砂の惑星がメインであると言うのであって、暗いシーンが多く視聴者が「今のは何?」って思う場面が多々あります。
また、音を立てずに歩くという設定はもう少しハードルを下げた方が良い作品になったと思います。
歩き方が不格好で、あのシーンは残念。
まさに義経と弁慶の様なキャスティングも見事
今年ベスト(たぶん)
この世界にとって重要な資源"スパイス"が採れる砂の惑星デューンに皇帝の命を受け、統括しに来たアトレイデス一家(ティモシーはこの次期当主)が何とかデューンに元々住んでる一族(名前忘れた)と手を組もうとするも、実は皇帝が元々デューンを統括していたハルコンネン家と手を組んでアトレイデス家を陥れようとした陰謀で、、という話。
正直、絵面はずっと砂なので地味っちゃ地味なのだが、ドゥニ監督独特の映像美にハンス・ジマー(ノーラン作品常連で映画音楽と言ったらこの人)の音楽がのってくるともう最高よ。モンハンっぽかったけどやっぱり砂虫の描写が好きだったな。
さらに、基本的な話は皇位継承モノなのですが、今作ティモシーが父親の後を継ぐだけではなく母親からも然るべきものを継承している。それがティモシーの中性的な風貌とマッチしていて説得力がある。
さらにこの世界で女性はイスラム教の女性のような髪や顔を隠したスタイルで、イスラム教徒じゃない身からするとあの格好って女性が抑圧されてる象徴のように見えるんだけど、実は影で世の中を動かしていてその力をずっと女性達で継承している、というのが良かった。
しかも"声"を使うと言ったことをその人に従わせられるという最強の能力。途中お母さんがその能力を最大限に活かすシーンが出てくるんだけど、何でもありになりすぎて笑っちゃうから(笑).
最初タイトルにpart oneってついてるようにドゥニ監督は絶対2部作(かそれ以上)でやりたいけど、製作の時点で次があるかは決まってないらしい。なので本作中もめちゃくちゃ次回作の予告のような映像をティモシーの未来のビジョンで何度も見せられて、全然今の話よりそっちのが面白そうだし、ここまで見せるなら絶対やってくれないと無理!ってなる(笑)
さすがに評価も高いし、興行もいってそうだから次あると思うけど。
うーん、わかりづらい
重厚感ありました
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