DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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一話完結ではなかった…
タイトル「DUNE part one」と出て、「え…聞いてない!」と身構えた。
どうせ最後まで見ても終わらないんだな、と気を抜いて見始めたけれども、
予想してたよりは話は全然面白かった。
IMAXで大迫力だったけれども、MX4Dとか、振動が伝わるような設備で見たかったかも。
あと、1シーン、1シーンが妙に長い。小津安二郎見てるような…。
贅沢な作りなのだろうけど、仕事帰りのレイトショーとかだと絶対居眠りしそう。
尻切れで終わったのに「この後どうなるの!!」と思わせない終わり方。
(どうせ結託して立ち向かうんだよね)
もう一回ホドロフスキーのDUNE、見とこうかな。
続編に期待
映像に期待して鑑賞
Dolby cinemaで鑑賞しました。
期待通りの映像美で、暗い場面が多く黒が締まって良い感じです。
ただし、全体が見えるギリギリの前席を選んだのですが、少し字幕の白が眩しかったです。字幕の色については改善が必要だと思いました。
予備知識のない状態でしたので冒頭でびっくりしました。
つづきものなのか...
国の名前等の固有名称がわからず、覚えられないまま細かい説明もないので1回の鑑賞では充分理解できませんでした。
物語の展開が原作を端折っているのかなと感じるほど早いが、忙しない中で所々差し込まれる情緒のある情景描写がバランスを良くしている感じがしました。
相関図や国家間の情勢などの基礎知識はあったほうが没入して鑑賞しやすいかもしれません
うーむ。事前に知識がない、全く白紙の状態からの鑑賞は辛いかも・・ ...
うーむ。事前に知識がない、全く白紙の状態からの鑑賞は辛いかも・・
評判良いから、きっと面白いんだ、これは面白い映画なんだといい聞かせながら終わった2時間半・・。
贅沢な俳優陣と映像の雰囲気は、流石のビルニューブさん♪でも、よくわからないまま、終わった。
スターウオーズがどんだけ優れた作品なのかが再認識・・。
スターウオーズも、最初の頃は、「フォース」を「理力」なんて訳わからん翻訳して、ドッチラケだったが・・。DUNEも「スパイス」を「香料」って翻訳して良いの???。なんか、スパイスにもっと深い意味があると思うのですが・・画面に「香料」って出てくるたびに、胡椒やコリアンダーやクミンが浮かんで、カレーばっか食ってるのか・・なんてアホなことが頭に浮かんでしまった・・。
それから、あのトンボの乗り物・・「羽ばたき機」なんてなんか、味も素っ気もない翻訳でいいんすかね???。未来の乗り物として・・あの「羽ばたき機」はとっても非合理だと思ったり・・。砂の虫って雑食なの?あんな鉄の塊食ってお腹壊さないの???とか・・。
後編早く観たい!
皆さんの口コミや評価通りの作品でした。飛び抜けて面白い作りではありません。極めて上品に作られていて、ジョークもありません。初回作は、スターウォーズより前の作品と言われていますから、まさにスターウォーズの原型のような趣です。前半は起伏が少なく間延びしましたが、後半に入ると俄然目を引いていきます。そして観終わった時には、是非後編を必ず観てみたいという思いに駆られました。父や味方の軍を失い、生き残った妻とその子供が戦うわけですが、この妻役のレベッカが美しいので、劇中の花だと思いました。子供は少年から青年へ変わりつつある年代ですが、醜い皇帝と戦うために、砂の惑星に住む人間たちと協力して戦いを開始します。彼はいわば彼らの指導者、救世主としての使命を全うするためにこの星に来たと宣言するところで、この全編は見事な終わり方をしました。とにかく早く観たいです。
絵画的であり、詩的であるSF。
かつてホドロフスキーがデューンを計画していた頃は、皇帝の世界観がギーガー、メビウスが宇宙船のデザイン、ミックジャガーにダリ皇帝などと絢爛豪華なピースで10時間の大作だった。
リンチ版でややコンパクトになったものの、異界の星の雰囲気は語り継がれ、そしてその間の幾多の子孫(SF映画として)を経て、本家の登場となったのだが、描き尽くされた現代での最新版デューンの存在価値は、そのSFの世界観の持つ、絵画的、詩的な要素を描き切った監督の手腕による所が多い。
海岸で立ち去るポールを背景に、巨大なアトレイデス家の艦隊が海面より浮き上がる。
その絵画的なシーンは、美しさもさる事ながら、強大で勢力を伸ばしているアトレイデス家を描き切っており、同時にその無機質な描き方で、これから起こるであろう悲劇を予感させていてとても美しい。
今回の映画ではその情報量の多くが語られないため、観る側の解釈に委ねられるところも多く、人によっては断片的で理解不能と、この作品に対する拒絶反応が出ていると思う。
監督の前作のブレードランナー2049を観て、その作風に親和性があれば、今作はとても分かりやすく、感情も揺さぶられるものだと思う。
小説よりもくどい回数で描かれる予知夢の点と点が繋がる物語の終盤でこの作品は終わる。
彼女の言う通り、始まり、である。
雄大でまるでこの星の神の存在であるかの様に描かれている砂虫は、後にナウシカで描かれた王蟲のそれと同じだし、数多くのシーンが既視感に包まれているものの、今作は重厚なサントラを添えるハンスジマーの手腕もあり、今作はとても息が詰まるような重力の下で2時間越えの長丁場を走り切る。
昨今のDC、マーベルの主要役者達が一堂に揃い、レジェンダリー製作でありながら、中国の要素は控えめな今作が無事、美しい形で産まれて来た事に感謝しかない。
p.s. Tジョイ系で今作フューチャーの「スパイス味ポップコーン」を食べたのですが、想像を絶する普通さで悲しかったです。
準備が必要な映画
ヘビーなスターウォーズの幕開け
救世主になると噂されてるイケメンが
敵から逃げながら砂の惑星の先住民を探す話。
注意!今作はシリーズの序章です!
これを念頭において観ないと
残念な最後を迎えることになります。
フォースみたいな超能力、帝国、
救世主をにおわせる若き青年といい
スターウォーズ感のある今作でしたが
スターウォーズのようなポップさは全く無し。
重厚感のあるしっかりしたSFという感じ。
作中の色合いもグレースケールか砂の色だけ。
お洒落でダークな世界観と
ハンズジマーのズシーンな音楽も合ってました。
俳優陣がとても豪華のは良かったです。
主人公のシャラメくんをはじめ、
親父はポー、
わきを固めるのはサノス、アクアマン。
そしてヒロインはMJ。
スターウォーズからマーベル、DCまでと
SF好きの私にとっては喜ばしいキャスティング。
序章としては文句なしですが
もう少しアクションの見せ場が
あってもよかったかなと思いました。
続編が楽しみです!
壮大・繊細・共生
まずは、大自然、宇宙、権力を大迫力な音楽とともに堪能できるSFの良さが詰まってて心は満たされる。
登場人物も皆好きになれる愛着を持ち合わせていて、すっと物語に入り込める。
いや、ただいくらなんでも死にすぎ、、。
惑星を支配して宇宙を掌握するというスターウォーズみたいな雰囲気かと思ったけど、中身は大きく違う部分を感じた。砂漠の惑星デューンで暮らしいている先住民たち。砂漠という過酷な環境+砂虫の脅威に晒されながら生きていかなければならない中で身につけた共生。権力であるがままにするのではない。毎日を生きて、自分たちの暮らしをする。それを守るために強くなる。現代において重要なテーマである共生を描いているのが、ナウシカを思い出して少し好感。
そのほか、惑星によって服装、言語、文化、それぞれの世界観がある感じや、まだよく分かってない未来が見えるや、言葉で操れる特殊能力など、見てる側を楽しませてくれる仕掛けもたくさん。
まだ始まったばかり感むんむんのまま、次回作に期待せずにはいられない!
そしてなによりキャストが豪華すぎる。
個人的に好きだったダイカンまで死んでしまうとは、、、
次回のニューキャストも楽しみですね。
予備知識無しでも悪くない
前後編らしい、過去の作品のリメイク位の情報しか持たず鑑賞。分からない事がどんどん出てくるが、テンポが早いので、色々置き去りにさせられながらも、物語に入り込んで行ける。
映像も素晴らしい。
マーベルや、スター・ウォーズのような、分かりやすいハッピーエンドが描けるのかは分からないが、様々な伏線、置き去りにされた事が回収される事を期待して、後編も、勿論見に行くと思う。
過酷な環境と境遇
この物語、星(点)をこの時点で付けるのには少し躊躇します。
面白かったのは確かなのですがオープニングにPart ONEと表記され、視界を遮り体に纏わりつく砂の様に主人公の周りを暗雲が立ち込める情景で終わる1作目。この後どの様な物語が語られるのだろう。その期待感はかなりのものです。
なので監督がこの作品をどう帰結させるかまで観て星を付けたい感じです。
単純なキャラクターは出て来ず登場人物それぞれの願望、思惑、欲望が入り乱れつつ話が進みます。
また関係性や用語については最小限の説明のみにすることで、それぞれのキャラクターのバックボーンを観客に想像させてるように思いました。
主人公はひ弱な存在でありながらも周りの想いを背負い、自問自答しながらもぼんやりとした未来図に縋り、大事なものを護ろうと不確かな未来に踏み出す姿が、誰しも不安を抱えるながらも希望を持ち続けることの大切さを与えうる物語になってるように思いました。
圧倒される
原作好きだったとか、リンチ版も割と好きだったとか、ティモテくん気になるとか、吹替の入野自由の声聞きたいとか、色々な要素が絡み合って、とりあえず近所に見に行った吹替版、そして満を持して行ったIMAX字幕版!
良かったわ。
シンプルによかった。
変に説明的じゃないこととか、吹替先に見たからあんまり字幕見ないでも問題なかったこととか(即成栽培帰国子女なので英語のヒアリングは割と得意)、そういうのも含めてよかった。
映像、音楽、音響。
衣装デザイン、狩猟言語、世界観の描き方。
イルーランやフェイド・ラウサを端折ったこと(後半にアリアとかとまとめて出てくるんだろうけど)。
モモアいい味出してるとか、ジェシカの造形が自然でよかったとか、自分が原作読んで見てみたかった萌えどころがどれも丁寧に表現されてて、痒いところに手が届く感があるところ。
砂漠がともかく美しいこと、カラダン、ジェディプライムの雨の美しさ。ノルウェーの海岸の懐かしい感じ(行ったことないけど、スコットランドの西海岸と雰囲気似てる)。
シャラメの10頭身に驚愕し、母子の焦ったい関係性にもヤキモキし、父子の愛に心動かされ、溢れる涙を見るたびにつられて泣きそうになり。
この作品は、人工の神話や伝説を必要としたアメリカ人にとってこそ、意味のあるSFコンテンツなので、日本人にそこまで受けない可能性はあるけど、御伽噺的、英雄譚的なわかりやすい作りも、衒学的な凝り具合も、当時は先進的だったエコロジー的発想も、現代ならではのテイストでうまく表現されている。各所、よくバランスが取れていて、見る価値があると思う。
筋立てそのものは、もろに日本人好みの貴種流離譚だしね。
訳分からなくてつまんなかった、という感想になる可能性はあるけど、ちょっとだけ予習すれば、分からなくなるほど入り組んだ話でもないので、ぜひ食わず嫌いせずに見て欲しいな。
スターウォーズやブレードランナー、エイリアンなどのラインのSFの礎となった、アイデアに満ちた作品だし、王蟲の方が勝ってる、と思ったリンチ版のサンドワームとコンセプトは一緒だけどチャチじゃない。
ありとあらゆる描写の質感が気に入って、作り物に見えなくて、あの感覚を味わうためにも、ぜひもう一度見に行きたいと思っています。
よく出来てた!
原作未読、アトロクのDUNE特集を聞いて、ホドロフスキーのDUNEを観直して、すごく観たくなって、IMAXへ!
ドゥニディルヌーブ(ヴィルヌーヴ?)のメッセージが大好きで、ブレードランナーは豪華で長くて悲しかったなと思って、DUNEはどうなるんだろう、というか、「DUNE 砂の惑星」公開って、視界には入ってたけど、あ、あのDUNEか、え、監督ドゥニヴィルヌーヴか、て公開されてから気付いて、なんか猿の惑星的なやつかと思ってたのかわたしは・・🐒
それで観に行って、音楽ズーンドーンってハンスジマーだー、ティモシーシャラメ美しいー、SFだーって、で、やっぱり長かったけど、間延びしてるように感じるところは無かった、あと何が起きてるか分かりやすくて、物語がすすっと頭に入ってくる、知ってたかのごとく入ってくる、でも後編どうなるんだろうか、砂の惑星が水を取り戻して終わるのかな?知りたく無いから観てから原作読もうっと。
話が予想通りに進んでいき過ぎるかなという感じもした。原作があるので仕方ないのか。メッセージは原作が短めなので、映画的に膨らませててすごく豊かになってたけど、DUNEは原作が長めだから(読んでないけど)原作をなぞっている感じになってるのかな?それとも、シャラメが未来を観てて導かれるように進んでいるからそうなのかな?!(それとも原作は読んでないけどホドロフスキーのDUNEとか観て大体内容が頭に入ってたのかな?そうかもな?)
砂虫が現れるとことか、迫力あった、ティモシーシャラメがナウシカのように見えたところが面白かった。(宮崎駿がDUNEに影響を受けてナウシカを作った)虫っぽい飛ぶメカも良かった。
これからもっと精神的な話になってきたりするのかな?後編が楽しみ!
壮大で贅沢な序章
なぜ邦題にパート1とつけなかったの?
本作はパート1です。恐らく三部作になると思われますが、その序章なので知らずに見に行くと疑問しか残らないのでご注意下さい。冒頭でパート1と出て来て面食らいました。
オリジナル?(リンチ)版は一度だけみたことがある程度なのでそこまでファンではありません。それでもビジュアルの奇抜さやサンドワームの恐ろしさはよく覚えています。敵の男爵がやたらと汚かったのも覚えています。
本作はそんな私でも「あー。あったあった」と 思い出せるくらいにはリンチ版の演出を踏襲しています。今後がどうなるのかは分かりませんが、リンチ版のファンでも安心してみられるのではないでしょうか。しかし単に綺麗にリメイクしたわけではなく、ビジュアルや音楽、演出はIMAX専用のフィルムを使っているというだけあってかなり気合いの入ったアップデートが行われています。
序章なのでまだ派手な戦闘や戦争シーンは申し訳程度しかありませんが、映画館で、しかもIMAXで是非ともみてほしい一作です。
IMAXの真価
かつての映像化の酷評を理由に不安が漂う中で、ドゥニ・ビルヌーブがどこまでの完成度に仕上げられるかが注目されていたこの作品。
結果としては充分と言えるのではないだろうか。元より2部構成になると言われていた中での、2時間半越えの上映時間。時間を忘れさせられるほどの映像美と没入感であった。この没入感を生み出すのはIMAXでの鑑賞ゆえだろうか。通常盤での鑑賞による比較は必須と言えるだろう。
1部では、ハンコンネン家への反撃や、ポールの開花した能力の使用による戦闘について一切描かれていないためメインストーリーは2部に持ち越しとなる。
しかし2部構成であるが、続編の製作は正式には決定していないため、今や引っ張りだこのZ世代俳優のティモシー・シャラメのスケジューリング含めて不安が残る。
多くの用語や登場人物の説明をふっ飛ばした前編なので、後編でどこまで疑問を吹き飛ばせるかでこの映画全体の完成度を左右するだろう。
全577件中、301~320件目を表示









