「難解だからこそ面白い」DUNE デューン 砂の惑星 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
難解だからこそ面白い
「一皮剥けば単純な冒険物語」
今から50〜60年ほど前は
多くのSF小説が登場していた。
人間が宇宙に行く前のこと。
殆どが未来、遥か彼方の惑星、
驚くべき世界、困難に立ち向かう人、
愛や憎しみなどなど、…。
「現実の世界と繋ぐ別世界の存在」
宿命と困難と愛と。
それを架空の世界に置き換えた。
原作は多くのクリエイターの
制作欲を刺激し幾度も壁に突き当たった、
が、ここ数十年のデジタル技術により
空想を具現化することができた。
ある青年の持つ宿命を
愛と勇気により
悪を挫き成長する物語。
これは、そのPart I なのだ。
暗さが目立つ映像表現と
挟み込まれるイメージに
時々は難解さを覚えるが
そこにある世界は想像を超えている。
最初は考えすぎずに身を委ねる。
何度か観た後、考える。
何度か観た後、その世界を知る。
だから面白い。
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