「Atreides! Atreides! Atreides!」DUNE デューン 砂の惑星 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
Atreides! Atreides! Atreides!
全編にわたって素晴らしい美術が展開される。
この一点においてだけでも満点をつける価値がある。
宇宙帝国を舞台にした超能力、超科学のある世界
貴族間闘争を主軸にしたストーリーは騎士道物語のようなわかりやすさ
技術的な描写は控えめでSFの難解さはない。
「宇宙スケールのファンタジー作品」として捉えるのが正解
それでいて作品世界の奥行きが感じられる作り込みは
SFとしても満足感が高い
原作小説が出版されてから年数が経っていることもあって
洗練された作品に仕上がっている。
・皇帝の勅命
・アラキス到着からのセレモニー
・スパイス採取機
・砂虫
は必見
『メッセージ』、『ブレードランナー2049』でも感じたが
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はSF映画に対しての理解度のレベルが違う。圧巻
高い完成度、SFファンとして大満足の作品
続編も期待
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