「大変だわ~ほんと!評価は後で!」DUNE デューン 砂の惑星 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)
大変だわ~ほんと!評価は後で!
原作は未読です。
伝説のSF小説の待望の映画化で期待が大きく、
ハードルが上がり切ってるから、ホント 大変よなぁ〜
水と緑に溢れたかなり自然環境に恵まれた星から
水の為に命がけの「砂の惑星」へ移住を命じられた
領主一族が引っ越しを始めるところから
物語が始まります。それも大変よな~~
「引っ越し大名」を思い出したわ!
お話自体はそんなに難しくは無いけど
世界観を理解するのに見慣れないカタカナが多いので
軽く予習しておいた方が入りやすいかもです。
悪役は解り易く見た目も怖いし、人権無視で極悪。
対照的に主人公シャラメのお父さんである公爵は
とっても人道的な人物。
そういった対比も解り易い。
壮大な「砂の惑星」の描写、
「砂の惑星」に棲む巨大な生物の描写など
大きなスクリーンで観るべき映画です!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
主演がシャラメで良かった!
始まって十数分後には「砂の惑星」だけに
画面が砂、砂、砂。
超殺風景な画面が続くので
時折シャラメの美しいお顔が無ければ
SF弱者のおばさんは挫折するところだったわ。
「パート1」と出ていたからには
評判が微妙な幾つかの過去作に対して
今の時代に合わせた
欧米型資本主義による途上国搾取の構図が
地球環境を歪めている実態や
父権的なモノの限界、
女性のパワーがいかに世界を回しているのか?
そういったところをきっとアップデートした
21世紀に作る意味のある映画になると
一応期待したいと思います。
キートン山田さんの「後半へ続く!」の
声が聞こえてきそうよな~~~~(笑)