「映像美」DUNE デューン 砂の惑星 dskさんの映画レビュー(感想・評価)
映像美
原作を読んだのは遠い遠い昔。ストーリーはぼんやりとしか思いだせない。覚えているのは、序盤が退屈で読むのがつらかったこと。にもかかわらず、気が付くと、その独特の世界にはまり込んでいたこと。
で、原作で退屈だった部分を含んでの映画化だったけど、見るのはつらくなかったし、眠くなったりもしなかった。映像の力だと思う。
まあ、一つの物語としてはカタルシスが足りない(大長編の導入部だから仕方ないんだけど)。でも、それを補って余りある映像面の魅力のおかげで、映像作品として成り立っている。
制作陣には、このクオリティで原作の全編を映画化してほしい。
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