「シールドの意味って?(笑)」DUNE デューン 砂の惑星 Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
シールドの意味って?(笑)
「デューン」と言う作品は、80年代に大コケしたSF映画(笑)と言う認識しかなく、原作も知らないですし、ファンと言う訳でもありませんので、そういう視点で・・。
「ブレードランナー2049」と雰囲気似てるなあ。が、最初の感想(笑)
監督一緒なので、作風が似るんでしょう。
しかし、壮大さを感じさせる演出や宇宙船等のデザインセンス、(トンボ型ヘリ最高!)作品全体の色合いは、好みで良かったです。(だからブレードランナー2049も嫌いではない。)
原作が長編小説らしいので、予備知識前提のストーリーは仕方ないし、少し分かりにくいですが、初見でも全く??と言うほど話についていけない事もありません。
後半、母親と二人で逃げ惑うところ辺りから話のテンポが冗長に感じられ、「俺達の戦いは、これからだ!」で終わる(笑)
次回作に期待なのですが、ハリウッド映画って最初から二部作、三部作構想で作るけど、ヒットしないとほったらかしが、よくあるからなあ。(苦笑)
シールドを展開して戦うシーンは、当たった際に像がブレる演出は見づらく、集団戦に至ってはごちゃごちゃ!完全ではない設定があれど、後半ジェイソン・モモアそんなの知らないとバッサバッサ斬りまくり!
オスカー・アイザック全裸で巻き込み自殺(笑)
敵側のボス、何故か胴体伸びて空を飛ぶ(一人だけ!)謎のコールタールに浸かり怪我の治療(原作に設定あるの?(笑))
白兵戦、全て剣での戦いで、銃の概念がないのかと思いきや、砂漠の民は銃持ってるし、でも夢の中では砂漠の民もやっぱり剣で戦う。宇宙船からのビーム攻撃のシーンあるから、レーザー銃くらいあるのでは?
唾吐く挨拶や、唾でコーヒーのシーンは、水の貴重さの演出なのでしょうが、全体的にその貴重さを感じる水不足感の演出が無いので、ただ、「キモッ!」としか。
と??な部分は、個人的にありますが、良質のSF映画ではありますので、好きな方は是非。IMaxでの鑑賞がお薦め。