劇場公開日 2021年10月15日

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「敵キャラの方がワクワクした」DUNE デューン 砂の惑星 タカシさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5敵キャラの方がワクワクした

2021年10月18日
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敵キャラがみんなスキンヘッドでデイブ・バウティスタも良い。大親分のステラン・スカルスガルドが首や肩にも肉が付いている太った造形で楽しかった。殺されかけたときには、生き残ってほしいと思った。浮遊能力があるのも、可愛い。太ってるおじいさんがプカプカ浮いているのは楽しい。油か薬か泥が画面いっぱいのシーンで浮かんできてくれたのは、期待に応えてくれた。毒吹き掛けられて、裏の壁に浮かんでいるのも可愛い。ティモシー・シャラメ一族の方が見た目としてつまらない。見た目からして、負けてる。こんなつまらない連中が中心なのは観ていてきつかった。それに砂の民族にハビエル・バルデムが居て、それも良い。敵キャラの方が顔面力があり、楽しい。
地獄の黙示録のように白人酋長ロマンになってしまうような気がして、そこは嫌な気がする。アジア人は独自の医療を持つ不思議な人種であるというのは不愉快ではないがステレオタイプ過ぎるような。人種区分もステレオタイプだ。未来がとんでもない悲劇になると分かっていながら未来に進むメッセージと比べて大した覚悟を感じられない進みかただ。

タカシ