「大金を叩いて製作する意味を考える一作」DUNE デューン 砂の惑星 TOKIESさんの映画レビュー(感想・評価)
大金を叩いて製作する意味を考える一作
砂の惑星を巡る覇権争いの話。
世界観としては非常に美しいが、2.5時間かけるほどの話ではない。メサイアとしての使命を自覚するにはあまりに弱く、最後も尻切れトンボで終わる。後半があっても正直どうでも良く思ってしまう。
予知夢や未来のビジョンは「メッセージ」にも多用された手法で、正直飽き飽きする。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは、SFの名手として名をあげたが、この作品は完全に埋もれてしまうだろう。
ティモシーシャラメが十分ハマり役かは分からない。全体的にパッとしない印象。
ハンスジマーの曲は、ブレードランナー同じく、騒音に感じられる。人によっては「没入感」を味わえるかもしれない。
地球は水の星なので、砂が題材なのは人類全体には受けないのかもしれない。
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