劇場公開日 2021年10月15日

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「ティモシーシャラメは素晴らしかったが全体的に魅力がなかった」DUNE デューン 砂の惑星 シネマラブさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ティモシーシャラメは素晴らしかったが全体的に魅力がなかった

2021年10月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

寝られる

ティモシーシャラメは素晴らしかったが全体的に映画そのものに魅力がなかったです。
ティモシーシャラメじゃなかったら途中退出してたかも。楽しみにしていたから残念。

最後の決闘裁判、本作と15日公開作を立て続けに見ましたが、最後の決闘裁判があまりに素晴らしかったから、観る順番を逆にすれば良かったです。
SFは基本あまり好きではなく、スターウォーズは寝た人ですが、エイリアンやターミネーターは大好きで作品によりけり、DUNEはどう出るかなと思ってました。

謎の生き物がたくさん出て、終始説明が足らず、全く物語に集中出来ない、ストーリーにも魅力を感じず、一人で色々ツッコミを入れてました。まだ終わらないかな
どうせ続編あるから完結しないし、、ともやもや余計なことを考えてしまいました。
そもそも原作が映像化に向かないのでは?とも思う。

醜悪な造形の悪役に対しても生理的な嫌悪感が先立ち、凄みを感じない。
意味ありげな音楽が繰り返され、最初は少し期待したが、ただ単調でしつこいだけで眠気を誘うだけ。

ただティモシーシャラメは本当に素晴らしかった。特別な力を授かったからこそ愛する息子の未来を案じる母を演じたレベッカファーガソンも
今までのファムファタルとは一変、演技の幅はさすが。

尺の長さを考えると登場時間の短いハビエルバルデムやシャーロットランプリングの存在感もさすが。
ただなんだか名優の無駄遣いという感じで、もったいなかった。

たしかに映像はすごかった、お金凄くかけたんだろうな、って。

登場人物たちはたくさん戦ってましたが、こちらは終始睡魔との戦いでした。

シネマラブ