「今年最高レベルのSFアクション超大作!」DUNE デューン 砂の惑星 Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)
今年最高レベルのSFアクション超大作!
原作、過去の映像化作品は見ていません。
感想
この様な曖昧な言葉は出来れば使いたくないのですが、結論として凄い!という言葉が最初に浮かびました。
・映像美
何より最初に感じた事は圧倒的映像美。今年ベスト級、いや過去のSF傑作映画に負けない程のど迫力ムービーで息呑んで見入ってしまった。一見地味だが、地味だからこそ気づける映像美のこだわりや美しさがあった。赤い大地と空の2トーンのみという火星の映画特有のカラーリングは大画面で観るとやはり引き込まれます。メッセージやブレードランナー2049と同じく監督のセンスが光る作品になっていたと思います。
・物語
物語はスターウォーズの元ネタということもあり宇宙間での一族の戦争、メカニック要素、宇宙の支配者の奪い合いの物語、ボイスという特殊能力(フォースに似てる。)など共通点は多いと思いました。それに伴って兎に角専門用語が多い。国家間、民族間の抗争の歴史、特殊の能力などの専門用語がずっと連発されるので公式サイトで予習していても理解できない部分があり正直難解でした。それでも物語自体はポールの逃亡劇からの立ち上がりの物語という実はシンプルな構成になっていて結果としてとても見やすかったです。ポール目線で物語を楽しむ事が出来て楽しかったです。
・俳優陣
俳優陣がとても豪華です。メインキャラクターの役所に有名俳優さんばかりが起用されていて圧巻でした。父の威厳を演技で見せつけてくれたオスカー・アイザックさん、息子思いの優しい母親を演じレベッカ・ファガーソンさんの安定の美しさ、ダンカン役のジェイソン・モモアさんは安定のかっこよさ、個人的に好きゼンデイヤさんの安定の綺麗さ、少しずつ成長していくポール役を演じられたティモシー・シャラメさんなどみなさん見事にあの世界観の登場人物を演じられていて素晴らしいと感じました。
・bgm
bgmはあのハンス・ジマーさんですので流石の迫力でした。
総評
SF映画の金字塔として今後語り継がれてい事になるであろう傑作映画。まだ解明されていない謎も多くあるので続編が早く見たいです!
今回は普通の劇場で観たので、もう一度imaxシアターで見てみたいです。