DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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砂漠版スターウォーズ?
プライムビデオで予習。 全体的に砂漠版スターウォーズのような内容でした。 広大な砂漠で繰り広げられる戦いは迫力満点で、トンボみたいなメカが飛行する場面はSFチックでかっこよかったです。 ストーリーは複雑であまり理解できなかったですが、一人の若者が必死で生きようとする話かなと解釈しました。 とりあえず、最新作を観る前に少しでも知識を身につけることができてよかったです。
続編が上映されるので、遅ればせながら1作目を鑑賞してみた
「DUNE デューン 砂の惑星2」の公開が今週末に控えているので、遅ればせながらAmazonプライムで1作目の本作を鑑賞してみた。感想は、2作目公開前のいま観ておいて本当によかったと思えた。というのも、そもそも続編ありきの作りだったからだ。というか、まだ物語の序盤、本格的な闘いが始まってもいないうちにあれよあれよと、エンドロールを迎える。え?!もう終わり?なんて、肩透かしを食う。2年前に映画館で観ていたら、続きが気になりすぎて、待ちきれなかったと思う。だから、今週末その続きを知れるこのタイミングで観たのが正解だったと思える。 この映画の世界観は壮大だ。どこまでがCGでどこまでがリアルなのか?もはやわからないけれども、砂漠での撮影は困難を極めたに違いない。多くの人がいうスターウォーズとの類似性も、こちらの作品が先にありきであったという事実を知ると、その凄さが一段階あがると思う。物語はまだ、はじまったばかりだったが、続きが楽しみになる仕掛けがあちこちに散りばめられている。未来を予知できる主人公のティモシー・シャメラの容姿端麗なのもそのひとつだ。この一見華奢で完璧王子さまがどんな変貌を見せるのか?あまりにも登場が遅かった、ヒロインのゼンデイヤさん。どっかで見た顔だと思ったら、「グレイテスト・ショーマン」に出てきた女優さんでした。引きずられて大好きなこちらの映画もまた観てしまいました…。 とにかく、今週末続きを観られるのが楽しみすぎます!!以前見た方も、気になっていた方も、「DUNE デューン 砂の惑星2」をご鑑賞になる前に、ぜひ復習しておいて損はない作品でした。 次は音響のいい大スクリーンで絶対観るよ♪
吸い込まれそうな雰囲気は新版でも健在!
子どもの頃にテレビで観たデビッド・リンチ監督版の「DUNE」。ストーリーは覚えていないが「吸い込まれそうな独特な雰囲気」「インパクトのある“闘い方”」が強烈に脳裏に残っている。 スターウォーズが当時の本流のSF映画だとしたら、「DUNE」は亜流のSFだった。 果たしてあの得も言えぬ独特な雰囲気をこの新版でも体感させてくれるのか。期待して観に行く。 感想は、、、さすがに当時ほどのインパクトは薄れたものの、世界観は醸し出してくれたぞ。! やはり初見ではないので新鮮味はどうしても薄れた。映像も当時から様々な映像が生み出されてきてそれを堪能してきているから当時ほどのインパクトはない。 ただそういうハンデがあっても、吸い込まれそうなほどの圧倒的な奥行きと広大さ(建物が広大&天井が高い&空間大きい)、暗い配色で統一された宗教的で静謐な画、それらにIMAXによる現代技術の映像と音響が合わさって、 この現代にあっても「あの世界観」を感じさせてくれたことは、実はかなり凄いことなのではないだろうか。 こりゃ次が楽しみだ! ※ポール役は当時の配役と同じ雰囲気をまとっていて適役だ。それにしてもこの青年の美しいこと。少女漫画の王子とはまさに彼のこと。 ※こういうSFの設定や世界観、個人的にかなり好み! ※囁きシーン多いのに、隣の席のアメリカ人のポップコーンの音がうるさくて聞こえねー。この映画はポップコーン禁止にしないと! ※ポールの母がなんかスッキリしないというか、含んでいるというか、モヤモヤな感じ。 なんかあるんだろうな。 ※長丁場だから足と腰が痛てー。 ※IMAXで観たけど、途中からIMAXの良さ麻痺しちゃってたので普通のでもいいかも。と思ったけど砂虫を堪能するには画面は大きくないと!
後編の見通し込みで壮大さを楽しみたい
終始、音と映像に圧倒されっぱなしだった。 砂漠の星の雄大な景色、砂の大地の中をゆく小さな人間の姿。トンボのようなオーニソプターや香料を採取するサンドクローラーなど本作の世界観を彩る独特のマシン。ごちゃついた装飾がなく、それでいてアトレイデス家の威厳を感じさせる服飾や荘厳な建築物。どこで止めても絵になりそうなアングルの数々。 見ていて色々と想起される作品はある。スターウォーズ、風の谷のナウシカ、ハルコンネン家は北斗の拳なんかも連想させた。だが、原作込みで見れば本作の方が先んじているのだ。そのことを頭では理解しながらも、原作もリンチ版も見ていない状態で最先端の映像技術を駆使した本作を鑑賞していると、錯視を見ているような不思議な感覚を覚えた。 もちろん、原作が発表された時代にこんな内容を映像化するなんてとても出来なかっただろう。映像技術が、近年になってどうにかやっと半世紀前の想像力に追い付いたのだ。ハンス・ジマーの劇伴も、作品世界の奥行きを豊かにするもので素晴らしかった。 IMAXで映像と音響の圧を体感することを強くお勧めしたい。 物語の設定はシンプルで、対立関係が単純なので意外と取っ付きやすかった。女性の組織ベネ・ゲセリットの説明はちょっと少な過ぎたかも知れない。事前に公式サイトの相関図を見ていたので迷わずに済んだ。 主人公ポールを始めアトレイデス家に次々と困難が降りかかるが、ポールとジェシカの母子コンビがとにかく強い。複数の言語と手話を駆使し、相手を操る「ボイス」を使いこなし、剣術も達者だ。追われ続けて次々と危機に遭遇しても逞しく生き延びる。ティモシー・シャラメとレベッカ・ファーガソンの、理知的で少し憂いのある雰囲気が役によく合っている。 間抜けなキャラが馬鹿なことをしてハラハラさせるような無駄なストレスを呼ぶ場面は皆無。屋敷の警護がちょっと緩い以外は、覚悟が違う人間達がぎりぎりの攻防を繰り広げる。シックな映像美の中に一本ぴんと張った緊張感が心地よい。 ハルコンネン男爵の何かとキモ過ぎる描写も、振り切っていてビジュアル的に分かりやすさに寄与している点でむしろ好感度が高い。 可愛い哺乳類をチラ見せするなど、お弁当の香の物のような定番の緩急もあって楽しい。 前後編の前編にあたる作品だが、今後何が起こるかがポールの予知夢として断片的に挿入されていて、それが後編の予告のような感じになっている。 これから盛り上がるところで終わるような形になっているが、前編の範囲なりのドラマはあるし、壮大な原作を映画1本に無理に詰め込むよりは、スケール感を損なわない作りにしてもらって続編を待つ方が断然いい。 本作1本だと物語としては物足りなさを感じる人もいるかも知れないが、半分のみで評価を確定するのはもったいない予感がする。 圧巻の映像体験と数年後(と期待したい)の後編を待つ楽しみをくれる、まさに大作という呼び名がふさわしい作品。
SFにして古代の王家の物語
宇宙船が飛び交い、手持ちのシールドで身を守る科学文明がありながら、費用を費やして儀式を持って使節団を迎え受け、唄うように会談する、まるで古代の外交を交わし合う――。ああ、これぞDUNEなのだな、と感じました。如何に宇宙に進出しようと、自然界に翻弄され、生きるために生きるしかない古代社会。それもDUNEのような過酷な砂の惑星ならば尚のこと。
デヴィット・リンチ作の前作が大好きなのですが、より一層、スケールアップした映像が素晴らしかったです。私が理解出来るのが単純なスケールアップ。映像の中のサイズの大きさ、シーンの長さ、それら物理的な大きさがスケールアップこそ、宇宙国家の戦いであることの説得力。単純な私にはそれだけで卒倒しそうなくらいの衝撃でした。
そして美しさ。主演ティモシー・シャラメの美貌と、そして映像美もさることながら、亡国の王子が砂漠に生きる運命を受け入れ、砂漠の民に受け入れられていく、その物語の美しさにも酔いしれたくなる。最初はダンカンに体格を気にされるのも無理はないほど貧弱に見えたのに、最後には屈強な砂漠の戦士に原始時代の決闘のような戦いに力強く打ち勝つその姿――。もう、エンディングのスタッフロールまでも美しく輝いて見えた。ああ、次回作が待ちきれません。
映画館でしか体験できない映像と音響、引き算のルックによる堂々たる風格
ドゥニ・ビルヌーブ監督は、それぞれ目指すところは違うもののクリストファー・ノーラン監督と同じように映画館でしか体験できないゾーンを目ざしつつあるのかなと本作を見て強く感じました。IMAXフルサイズによる圧倒的な絵力、ぐわんぐわん鳴るハンス・ジマーによる音楽は、映画館以外の環境では完全に堪能できないはずです。2作目公開の前には、東京・グランドシネマサンシャイン池袋、109シネマズ大阪エキスポシティではぜひフルサイズでの再上映をお願いしたいです。 「メッセージ」と同様、シンプルなデザインとモノトーンの色合いで統一された引き算のルックは堂々たる風格で、普通だったらありきたりに見えてしまいそうなところを、突きつめたゴージャスな映像でねじ伏せられるような心地よさがありました。
陶酔の渦に呑み込まれる
冒頭に掲げられた夢に関する言葉通り、このSF絵巻には深い夢と現実とが溶け合っていくかのような深淵さが渦巻いている。中には「眠くなった」との感想もあるだろうが、それは実のところ、本作を体感する上で最高に適した精神状態と言えるのかもしれない。人はまどろみの中でこそ潜在意識が覚醒されていくものだから。翻って、80年代のD.リンチ版への偏愛を抱く自分としては、今回のヴィルヌーヴ版が独自の芸術性、創造性、時間配分でF.ハーバートが織り成した原作世界を執念深く追究している点に心打たれた。スパイスをめぐる情勢には植民地政策を、フレメンの描写にはアラビア世界のあれこれを想像させるなど、あらゆる場面に地球上の過去と現在と未来がないまぜになったかのような趣向を感じる。掴んでも指間から砂がこぼれ落ちていくほどの全貌を、製作者らは今後いかに描き続けるのか。憂いある瞳を持つ主演シャラメの運命をしっかりと見届けたい。
映画史的記憶を織り込み壮大な世界を構築したヴィルヌーヴの到達点
フランク・ハーバートの傑作SF小説「デューン」(1965)は、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズにも影響を与えたことでも有名で、たとえば「Ep.6 ジェダイの帰還」に登場した砂漠の大穴から人間を丸呑みする巨大生物サルラックは「デューン」のサンドワームの借用だ。だから2021年の「DUNE デューン 砂の惑星」を観て物語要素などに「スター・ウォーズっぽさ」を感じるのはある意味当然とはいえ、SF文化を一本の大河にたとえるなら「デューン」の方が上流に位置することは知っておいて損はない。 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、初期こそ緊張感に満ちたドラマの作り手という印象だったが、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「複製された男」の映画化(2002)でSF風味を足したのを皮切りに、「メッセージ」(2016)、「ブレードランナー 2049」(2017)そして本作と、すっかりSF映画の巨匠のような立ち位置になった。自然の景観に宇宙船という異物をナチュラルに存在させた「メッセージ」、砂嵐が吹きすさぶ過酷な世界を舞台にした「ブレードランナー 2049」など、過去作に連なるテイストの映像も嬉しい。 俳優陣では何といっても、ティモシー・シャラメの惚れ惚れするような“王子感”がたまらない。スラリと足が長く10頭身もありそうなスタイルの良さが、縦幅が長いIMAXのスクリーンで憎らしいほど映える。オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアにもグッとくる見せ場が用意されている。 多くの観客が感じると思うが、「スター・ウォーズ」だけでなく、「アラビアのロレンス」や「地獄の黙示録」といった記念碑的な傑作を彷彿とさせるショットもちらほら。異世界を舞台にした壮大な冒険物語なのに、日常と地続きのような親近感や懐かしさを覚えるのは、そうした映画史的記憶が織り込まれているからだろう。 余談ではあるが、デヴィッド・リンチ版の「デューン」も嫌いじゃない。特に巨大な脳みその化け物みたいなギルドナビゲーターのグロテスクな造形などは、リンチの趣味が全開で最高だった。見比べると、異形の者への偏愛をさらけ出すリンチに対し、ヴィルヌーヴは上品で優等生的な絵作りかなと。
デビッド・リンチの汚名を、ドゥニ・ヴィルヌーヴが雪いだ
新しい「デユーン」が生み出されたことに、ひたすら感無量です。1984年にデビッド・リンチが監督した「砂の惑星」は、プロデューサー(ディノ・デ・ラウレンティス)によって無残に切り刻まれたバージョンが公開され、酷評を浴びました。リンチ自身も「私のフィルモグラフィーには載せてほしくない」と語っているほど。リンチのファンにとっても、心が痛い案件でした。 それから37年も経って、ドゥニ・ヴィルヌーヴが非の打ちどころのない完璧な「デューン」を創りあげたという事実は、驚きとともに、「信じられない」という感想すら覚えました。つまり「これ、製作費は回収できんのか?」という疑問です。 この映画は、前編・後編の前編に過ぎません。早く後編が見たい。しかし、後編が製作されるのかという不安もあります。世界中で大ヒットして欲しい、そして、後編がフルバジェットで製作されることをひたすら祈っています。
取説なしで……
原作を読んでから見ないと、何のことかさっぱり分からないなんて映画としてどうなんでしょう
熱烈なファン以外は面白くないのでは?
そもそも予備知識なしで、1度だけ見てこれを理解できる人がいるの?
聞いたこともないカタカナが出てきても、それが人の名前なのか惑星の名前なのか祖先や一族の名前なのかも、それらの繋がりも分からない
映画館で見たらモヤモヤしか残らないよ
かといって原作を読み、粗筋を知った上で見ても、こんな風に映像化されたんだぁ〜みたいな、多分違う意味での面白さしか味わえないと思う
3部作だと知らないで見に行ったら腹立つだろうな
予習してから大画面で観ると最高
Amazonプライムビデオの配信(吹替版)をプロジェクターを使って大きいスクリーンで視聴。 以前、観た時はカタカナの言葉が沢山登場して意味が分からず、内容について行けなかったため、途中までしか観ていなかった。 今回は、視聴前にWikipediaでキャラクターや組織や地名、登場する技術や怪物の名称を予習してみたら台詞の意味が分かり、内容を楽しめた。 複数の組織が絡み合って複雑で大人向け。超真面目で笑える要素はない。特殊能力の謎も氣になるし、巨大な砂のモンスターも怖くて飽きない。映像、BGM、演技、キャスティング、脚本、どれも最高。 この1本で完結しないが満足度は高い。
SF超大作。
過去の映画、TVシリーズである程度の予備知識があって良かったです。世界観、独自の用語だけでもすんなり理解出来て助かりました。 圧倒的に美しい映像美です。ストーリーは丁寧に描かれてる反面、テンポは悪いように思えます。特にラストは(絶対に続きがあるのは分かってるんで)、盛り上がってさぁこれからだと言う終わり方じゃ無かったのでフラストレーションが溜まった感じです。正直最後の方はちょっとダレました。 ハルコンネン男爵は実に良い。見事な悪役です。まだ登場してない人物が何人か居るのですが(一度に出すと複雑になり過ぎる判断かな)次作に期待出来ますね。
香料メランジ?
途中で寝てはまた次の日、少し戻って続きからを繰り返し見終わるまでに1週間かかったというのに最後は完結ではなく続編に続くとは。トホホ。 続編の評価が高そうでまた見てしまうんやろなあ。 なんせ、固有名詞とその関連性がわかりづらく2時間半もあるので見続けるのがしんどかった。 とにかくスケールが大きく壮大なストーリーなのだろうと思うが何を言いたいのか全編伝わってこなかった。 続編を見るには皆さんのレビューを見てもう一度、復習する必要がありそうだ。 香料メランジを巡る陰謀が一つの鍵になっているのも関わらず、香料を使うようなシーンが全くなかった。 莫大な利権を生むらしいが何に使うんか教えて欲しいわ。
壮大なSFを想像してたのに、物語の起伏が少なく地味
PART2の評判が良くて気になったので予習がてら鑑賞。退屈でつまらない映画だった。
壮大なSFを想像してたのに、物語の起伏が少なく地味。淡々と進行するので盛り上がりに欠ける。レトが襲撃されて拉致られる所がピークだった。
場面はほぼ砂漠なので動きが無くて段々見慣れて飽きてくる。砂を呑み込みながら登場するサンドワームの迫力はある。詳しく姿が描写されない分、得体の知れない恐怖を感じた。
登場人物はみんな大人しめで印象に残るキャラが少ないし、誰にも感情移入できなかった。ちょっと全員真面目すぎなのかな?
終わり方も完全に続編ありきりの俺たちの冒険はここからエンド。「え、そこで終わるんかい!」って感じでスッキリせず終わった感じがしない。
素材は良いのにどこか惜しい。高級フルコース料理の前菜だけ出されてメインディッシュが出てこなかった感じ。
PART2の評判が良いとはいえ、1の出来がこれじゃあまり期待できないかなぁ...。
レベッカ•ファガーソンは砂まみれが似合う
スター・ウォーズの砂漠版。 最初よくわからんけど、最後まで見てしまう感じです。 ミッション・インポッシブルの中のレベッカ•ファーガソンのスピンオフみたいだった。
砂漠の惑星アラキスは メランジの産地である。 メランジとは人間の寿命を延ばし、 超人的なレベルの思考力をもたらし、 超光速の航行をも実現するスパイスらしい。 サプリメントやドラッグの類かもしれない。
動画配信で映画「DUNE デューン 砂の惑星」を見た。 2021年製作/155分/G/アメリカ 原題または英題:Dune 配給:ワーナー・ブラザース映画 劇場公開日:2021年10月15日 ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ゼンデイヤ ジェイソン・モモア ハビエル・バルデム 張震 デイヴ・バウティスタ シャーロット・ランプリング ドゥニ・ビルヌーブ監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴが製作する本作は 通算5度目の「デューン砂の惑星」の映像化作品となるらしい。 「デューン」の名で知られる過酷な砂漠の惑星アラキスは メランジの産地である。 メランジとは人間の寿命を延ばし、 超人的なレベルの思考力をもたらし、 超光速の航行をも実現するスパイスらしい。 サプリメントやドラッグの類かもしれない。 皇帝の命を受けたアトレイデス家は、メランジを産出する 砂の惑星「デューン」を統治するために当地に赴いた。 彼らは現地で、宿敵ハルコンネン家と皇帝が仕組んだ陰謀に直面した。 父を殺され、自身も命を狙われることとなったアトレイデス家の後継者・ポールは、 母と共に砂漠の民と接触した場面でPART1は終劇となる。 続編の『デューン 砂の惑星 PART2』が、 2024年3月に公開されて、すごいヒットになっている。 満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
SF映画(小説)の金字塔作品、映画ファンとしては避けて通れないマスターピースですので一念発起して鑑賞
本日は早稲田松竹さんにて『DUNE/デューン 砂の惑星 PART1』(2021年/155分)『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』(2024年/166分)の豪華2本立て(1,500円)上映! チケット販売は当日の窓口のみで開館前から並びましたが何だかオンラインが無い学生時代に戻ったようで懐かしいですね。 2本合わせて上映時間は5時間半!本日はどっぷり「砂の惑星」の世界に浸りました。 『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021) 専門用語の多さや、40年前に観たデヴィッド・リンチ監督版『デューン/砂の惑星』(1984)が難解だったため、ずっと食わず嫌いでしたが、SF映画(小説)の金字塔作品、映画ファンとしては避けて通れないマスターピースですので一念発起して鑑賞。 専門用語が飛び交いますが、私なりの作品解釈は…西欧の列強各国が中東に埋蔵されている石油(映画では香辛料)を求めて侵攻。中東の現地住民は巨大な砂虫を利用しながら抵抗、自分たちを解放してくれる預言者(救世主)の出現を待つのだが、その預言者は実は敵側の支配者の子息だった…といった感じでしょうか。 まるでアラブ独立闘争を描いたデヴィッド・リーン監督『アラビアのロレンス』(1962)に似ているのですが、原作者のフランク・ハーバートも認めており、実際にリーン監督の手で映画化も企画されていたそうですね。 「預言者・救世主の出現を待つ」プロットはユダヤ教、キリスト教、イスラム教が多い国々では日本以上に身近な内容なのでしょう。 広大な砂漠のパノラマ、視覚効果の派手さもさることながら、建物、武器、戦闘服、戦闘機ほか細部の小道具や美術の洗練された美しさは過去のSF映画のなかでは秀逸、どれも派手さはなくすべて機能的でフォルムが美しいですね。 美術の良さは『メッセージ』『ブレードランナー 2049』でも証明済み、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のお家芸ですね。
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