「子供を怖がらせるのにもってこい」魔女がいっぱい よしさんの映画レビュー(感想・評価)
子供を怖がらせるのにもってこい
ゼメキス・ワールドでアン・ハサウェイがノリノリ!ビジュアル的に結構ちゃんと怖かった。ロアルド・ダールらしい子供のときに見たらトラウマになりそうなブラックな世界をロバート・ゼメキス御大が味付けした本作リメイクは、ほどよく雑に感じられるのも相まってコテコテ高カロリーなホラー風味ダークコメディ・ファンタジー。自分にとっての『チャーリーとチョコレート工場』だろうか。何より上述したように映像技術の力も借りたアン・ハサウェイがとにかく本作のエンジン・鍵そのもので、彼女の存在だけで満足できる観客もいるのでは。スタンリー・トゥッチとの共演は『プラダを着た悪魔』を思い出す。対するはオクタビア・スペンサー、彼女は本当に人として責任・良識ある正義のイメージが似合うし抜群の安定感で年の功。製作にはギレルモ・デル・トロとアルフォンソ・キュアロンの名前発見。しかもナレーションがクリス・ロックなのかよ。制裁最高、オチまでびっくり。
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