「ソル」悪の偶像 blackmilkさんの映画レビュー(感想・評価)
ソル
ギョング。ある時期から、韓国映画における中国人の扱いが露骨に悪役に仕立て上げられてて気になる。
それまで、北が担ってきた役柄が、中国人に与えられるように。手がつけられないバーバリアンのイメージ。
実際に韓国で社会問題化しているんだろうが、皆大抵、中国東北部出身で、今回はより具体的にハルピンじゃなくなてエンペン。なんだろう、アメリカ/メキシコに置き換えた時のフアレスとか、そんな扱いなのか。皆、狼の毛皮着て、トンカチで殴ってくるみたいなイメージを背負わされている。なんとも微妙だけれど、日本映画の敵は大抵日本人、もちろん初期の三池崇史はもう少し広いアジアを描いたりしてたけど、だって事を考えると、韓国映画は当たり前にだいぶ先に進んでてすばらしい。
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