「弱者に向けられる視線は古今東西共通!?」パブリック 図書館の奇跡 ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
弱者に向けられる視線は古今東西共通!?
大寒波の影響で路上で凍死者が続出する中、自らの身を守るため彼らが立ち上がり図書館を占拠するというストーリーを当事者、政治家、マスコミの視点からそれぞれの思惑によるミスマッチを描いた作品。
現代にありがちな内容を特にマスコミ、政治家といった強者都合で、当事者の弱者が都合のいいように扱われるところは古今東西共通なので、ある意味それ程の驚きは感じないが、番宣にもある追い詰められたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは・・・には受け取り方によって賛否両論分れるところだと思います。(ラストは見てのお楽しみ!!)
自分はこの作品を横濱キネマ倶楽部が運営するイベント上映で観ましたが、最後に交流会という形での作品解説がある事が、昔の民放各社の映画オンエアで必ずあった映画解説のようでとても良かったなぁと思いました。
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