アンストッパブルのレビュー・感想・評価
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スリラーとしては怖さが足りないが、ラストは良かった
ノオミ・ラパス演じるリジーが狂気に落ちるサイコスリラー。のような作品。
ひねりがなさそうでひねりがある、ありきたりではないところはいい。後半で「シャイニング」みたいになるだけだとあまり面白くないからね。
とはいえ、スリラーに必須とも言える怖い感じがちょっと薄いんだよね。
状況的には怖いけど感覚として恐怖を感じないんだな。
これは多分、狂気に落ちる、つまり怖さを与える側が視点キャラクターだからだと思う。
俯瞰ではなくてリジーの視点で物語を観てしまうせいでどこかでリジーを応援してしまう自分がいるんだな。
これではまあ怖く感じないよね。
ノオミ・ラパスはいい演技したと思う。リジーの必死さが伝わってきた。
彼女が必死だったから応援したくなったのかな。もしかしたらそうかもね。
そうなるとノオミ・ラパスの熱演は作品の足を引っ張ったのかもしれない。
最後に一つ。
あくまで印象だが「ワイルドスピード」か「スピード」みたいなハイスピード系作品かのような邦題は何なんだ?
タイトルの雰囲気と内容が全然合ってない。原題のカタカナ表記でよかったのに。
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