耳をすませばのレビュー・感想・評価
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ファンタジーとして楽しめるが、なぜ実写なのかという疑問は残る
ジブリのアニメを観た時に強く思ったのが、わずか15歳で、将来の職業も未来の伴侶も決めてしまうのは、いくらなんでも早すぎやしないか?ということ。
たとえ、中学生の時に、なりたいものや好きな人がいたとしても、ほとんどの場合は、高校生や大学生や社会人として、様々な経験や出逢いを重ねていくうちに、違う職業に就いたり、別の人と結婚したりするものである。
だからこそ、この映画は、ファンタジーとして観るのが正解なのだろう。
ファンタジーであれば、自分に重ね合わせることはできなくても、こんなことがあってもいいなと思えるし、美しく、穏やかな世界に、心地よく浸ることもできる。何よりも、中学生と大人の主人公たちが、4人でセッションをしたり、朝日が昇る丘の上でのシーンが、10年という歳月を隔ててシンクロするという、心がときめくようなシーンも用意されているのである。
しかしながら、その一方で、そうしたファンタジーを、なぜ、リアリスティックな実写で作ったのか?という大きな疑問は残るのだが・・・
すべての夢を追いかける人へ
お恥ずかしながら、僕は「耳をすませば」の原作漫画と、ジブリの映画を観たことがありません。そんな僕から率直な感想を言わせていただくと、全体的にすごく良かったです。映画特有の、ここがすごく盛り上がる!というシーンはあまりなかったかもしれませんが、物語自体はしっかりと作り込まれていたため、最後までほっこりとした気持ちで楽しめました。また、この映画には、甘酸っぱい恋愛の要素だけでなく、すべての夢を追いかける人へのメッセージもたくさん詰め込まれています。作品を通して、夢を追いかけることによる成長と葛藤が描かれており、自分の将来などに悩んでいる人には是非見てほしい作品です!
途中で寝てしまった
高評価付けてる人は耳をすませばじゃなくて俳優を見に来てるだけです。
ジブリですら原作と違うのでそれをベースとした実写は更に別物、しかも未来、もう何を見てるのか分かりません...
年齢の事もあってあまり濃厚なラブコメには出来ないけど子役使って原作通りに話を作って欲しかったです。約ネバの時も思ったけど子役の存在意義が無くなりますよ?
スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫...
スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫画を、清野菜名と☆松坂桃李の主演で実写映画化。原作漫画とアニメ映画で描かれた中学時代の物語に加え、主人公2人が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く。
大人になった雫と聖司を清野と松坂が演じ、中学時代の2人には映画初出演の安原琉那と「光を追いかけて」の中川翼を起用。
感動で号泣(T_T)
ジブリアニメの中で1番好きな作品の実写版。観たくて観たくて、封切り初日1回目の上映で鑑賞です。
中学生時代と10年後と両方の丘の上の聖司くんと雫ちゃんの会話シーンにとても感動して、涙が止まらなくなりました。本当にピュアな2人の愛に心が洗われます。
脚本が大変素晴らしく、役者さん達一人ひとりのセリフの言葉にも感動します。今時あまり無い、本当の純愛物語で、素晴らしかったなぁ。観に来て良かった!!
帰りに珍しくパンフレットを購入しました^_^
ジブリファンなら知ってるあの話
完全にアニメ版の続編です。
中学時代はアニメ版をなぞったものです。あのシーンもこのシーンも見たことがあります。
大人になっても元気で、素直な月島雫を清野菜名さんが好演しています。
そうだよね、雫ってこんな子だよねって思える。
一所懸命頑張ってるのに何者でもない自分に苛立ったり戸惑ったりしている。
二人はどうなるのか?雫はどうするのか?
最後は号泣しました。
これも金曜ロードショーで3年に一回くらいやって欲しい。
ラストが1番良かった!
終始ほのぼの。どこか暖かい。凄く面白いストーリーではないが、つまらない訳でもなく、飽きずに観てられる映画。
後半ちょっと切ないラブストーリー場面もあったが、1番はラスト。個人的にスッキリ、満足いく内容でした。
最後が良ければ全て良し。
夢は形を変えていく…
原作マンガ「耳をすませば」をベースに、さらに中学生時代から10年後のオリジナルストーリーで描いている。
舞台は1998年、出版社に就職した月島雫は10年経った今も作家になることを夢見て物語を描き続け、聖司とも10年間遠距離を続けている。
一方の天沢聖司は、イタリアでチェロ奏者の夢を叶えてカルテットを組み活躍している。
大人になり、経験を重ね、社会に埋もれていくうちに、かつて聴こえていた“心の声”が聞こえなくなってしまった雫。仕事ではある時、ある些細なことをきっかけに作家の担当を外されてしまう。天沢と過ごした10年前を思い出しながら雫はある決断をするがーー。
“心の声を聴く”本作で何度も出てくるセリフ。
心の声を聴く=「耳をすませば」に繋がる
本作、中学生時代の最初のシーンはジブリ版とオーバーラップするところが多く見られた。
高坂先生がジブリ版のイメージと同じでちょっと嬉しい。
チェロ伴奏の「翼をください」も悪くはないんだけど、「耳をすませば」と言えば「カントリーロード」のイメージが強いため、そこが残念かな。(大人の事情で使えなかったのでしょうかね?)
ストーリー的にはきっと現代ではあり得ない事だからこそ、物語には思い切り夢を持たせてほしい。
そういった意味ではラストは個人的には満足な結果でした!
予告編の作り方が勿体無い
正直、予告編を見た時はちょっとB級っぽい作りかな?と感じました。
しかも「耳をすませば」と言えば未だに野々村竜太郎を連想しちゃうし、主題歌の「翼をください」もずいぶん昔の曲で古臭さを感じますし、なんかマイナスイメージが先行していました。
でも、何となくですがちょっと惹かれるものを感じたのでやはり見ることにしました。
意外にも予想に反していい映画だと思いました。
特に中学時代の初々しい恋愛のドキドキ感が伝わる演技が良かった。
高台の夕日(朝日?)のシーンが綺麗でロマンティックで好きですが、一番良かったのは二人で演奏して、二人で歌うシーンかな。
私はジブリアニメの「耳をすませば」を観たことがないので、すんなりと受け入れられましたが、
ジブリアニメの「耳をすませば」が好きな人は合わないのかもしれません。
おそらく見る人によって評価が分かれる作品だと思います。
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