耳をすませばのレビュー・感想・評価
全150件中、1~20件目を表示
スタジオジブリ関連作品の実写化は改めて難しいと実感。10年後をオリジナルストーリーで描いた意欲作。
スタジオジブリによってアニメーション映画化され、その後に実写化した作品に「魔女の宅急便」(2014年)があります。ただ、これは、元々「魔女の宅急便」は児童書の原作が存在し、それの実写化でジブリ作品とは関係ない映画でした。
「耳をすませば」も原作マンガがあり、本作はそれをベースにし、さらに原作の中学生時代の「10年後」をオリジナルストーリーで描く、という意欲作になっています。
「魔女の宅急便」との違いは、本作はスタジオジブリの「協力」作品となっている点です。
それは、スタジオジブリ作品を支えてきた日本テレビの中心人物であった奥田誠治が日本テレビから松竹に出向中であり、本作の企画に関わっているため成功したスキームと言えるのでしょう。
中学生時代を描いたシーンではジブリ版の雰囲気も感じます。
原作とジブリ版は意外と異なり、例えば天沢聖司は原作では画家を目指していますが、ジブリ版ではヴァイオリン職人を目指していたりします。
それを本作ではチェリスト(チェロの演奏家)を目指しているので、ジブリ版の設定に近いものとなっています。
ただ、本作だけで完結すべく中学生時代に加え「10年後」の1999年を描くという構想の大きなものなので、物語自体が、やや散漫なイメージがありました。
そして、「耳をすませば」と言えば、物語を覚えていない人でもジブリ版で採用された「カントリー・ロード」をイメージしている人が圧倒的に多いため、本作での「翼をください」には違和感を持ってしまう人が少なくないようにも感じました。「カントリー・ロード」だけでも統一できれば雰囲気で入り込むことができたのでは、と残念に思いました。
実写の必要はなかったかな
読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見かけていた天沢聖司と最悪の出会いを果たす。
しかし雫は聖司に大きな夢があることを知り、次第に彼にひかれていく。
そんな聖司に背中を押され自身も夢を持つようになる雫だったが、聖司は夢をかなえるためイタリアへ渡ることに。
2人は離れ離れになってもそれぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓い合う。
それから10年が過ぎた1999年。
出版社で働きながら夢を追い続ける雫は、イタリアで奮闘する聖司を想うことで自分を奮い立たせていたが……。(解説より)
ジブリ作品「耳をすませば」のアフターストーリー
前評ほどそこまで悪くない内容とは思ったが、何点か気になった
・カントリーロードじゃなくて翼をください
→著作権の問題か不明だが、ここ絶対変更してはならない要素かと。この要素変更するならそもそも制作なしでは
・バンドメイト?の女性のパッと出とその後何も触れられない感
→もはや盛り上がりのためだけに登場させられた感が否めない(というか別に盛り上がらないが
)
・10年一切会ってない描写
→少なくとも年1とかのレベルで頻繁ではなくてもお互い行き来できるかと、、、
名作の実写化は本当に難しいですね
長いCMを観てるような気分になった。
全てが最悪だった。
配信やテレビで観る分にはちょうどいいけど、映画館なら不満も出たろうな
ジブリ版は、もののけ姫、ナウシカ
それと火垂るの墓以外評価してないので大して思い入れは無い
ジブリって、一部の秀作以外は、松任谷由実とかのただのミュージックビデオです
ジブリで懐かしさを感じるのは、母をたずねて三千里やコナン等のキャラクターデザインだからで、このカオでは他のアニメとかわらないですよ
だいたい中学生の初恋や夢の話なんてリア充は懐かしいだろうけど、何もいいことがなかったブサイク陰キャには思い出したくもないから
幸運なリア充の人には思い入れがあるから、実写版についてあーだこーだ言う気持ちはわかる
ジブリ版がヒロインの書いた物語にしてしまったんじゃ、アニメファンには気の抜けたサイダーみたいとも言えるし、その後がハッピーエンドで満足なんて人もいるのかな
ストーリーは恋愛映画によくある王道パターンです
周囲に迷惑をかけながら、2人だけで盛り上がってハッピーエンド
いつも思うんですが、まわりの人達が神かと思うくらいお人好しなんですよ
雫の長期休暇は現場にとって本当に迷惑
彼女は自分の限界を受け入れる時期にきているのに一人では決められないお子様です
プロ意識なし
給料もらう価値無し
社会人失格
聖司の日本帰国も、初CDを出してこれからというバンドを放り出しているんだから、恨まれてもしょうがない
それを承知で解散帰国するんだから
まあ、芸術家ってわがままな物ですから
社会人失格なのは仕方がない
ただ、才能がなければ、ただの非常識人間です
彼、そんなに才能あるんだろうか?
そんな二人の顛末を
歌で盛り上げてウヤムヤにする
”翼をください”でみんな、なんか感動するんですよね
現実は
たぶん、彼女は作家としての才能はなく終わるだろうし、聖司はバンドメンバー達に冷酷な人非人よばわりされるだろう
そして、女性メンバーとは大人の関係だったのかもしれないし、他に女性がいたかもしれない(映画の設定は無視しての話です)
女性メンバーの言った「10年離れて暮らすなんて考えられない。」は現実的な話です
モテない君(くん)が10年を無駄にすることは有り得ますが、普通のオスは何も無いわけが無い
雫は、それが許せるんだろうか
それを受け入れるかどうかもわからない
あと10年経てばどうなっているんだろう
専業主婦とチェロ演奏が趣味の楽器職人かな
それはそれでいい
ちゃんと大人になっててね
翼をくださいなのか?
アニメの実写化は厳しい
公開した年の映画館の予告編で流れて
いて気になった作品。地上波で録画視聴。
題名を観て気になったが、スタジオジブリの
アニメの作品と知り驚く。このアニメ作品の実写化。
作品はやはり厳しい。アニメの実写化が多い中
スタジオジブリは厳しいなと痛感した。
退屈だし、平凡。
素晴らしい後日譚
ジブリの実写化ではなく、原作の実写化
公開当時鑑賞し、改めてHuluで観ました。
細かい所が、驚きです。
ムーン役のネコちゃんの表情
バロンも、欲しい!と思うくらい綺麗な瞳
職場のギスギス感もあるあるだし、
携帯が身近でない時代のすれ違いも、なんだかニヤニヤしてしまう。
関係ないけど、撮影終わって家に帰ったら、
生田斗真と戸田恵梨香がいるんだ、なんて思ってしまった、すみません。
ところどころジブリを思わせる所があるが、
原作漫画の実写化
でも、中学時代の雫役の子、話し方がジブリ映画に似ている。
脚本、演出、子役のキャスティング、酷すぎる!
まず、子役のキャスティングが酷過ぎて観る気失せた。
そして90年代トレンディドラマのような安っぽいストーリー
展開がベタベタで先が読める。
これ「耳をすませば」じゃなくてもよくない?
10年後の意味ある??
最後もアニメと同じ事やってるし・・・
やるんなら、もっとちゃんとした続編考えてよ!
配信で観たからまだいいけど、
映画館で観たら、多分、途中で退席してたと思う。
子役の声がそっくり
アニメは観てないからお話としてもこの作品が初めてでした。 雫のキャ...
カントリーロード
日本からイタリアに届く愛! バイオリンのメロディーに恋心を乗せて♥
ジブリの世界から飛び出してきたような2人。
松坂桃李演じる聖司と、清野菜名演じる雫。
2人のその後を描いたストーリーでした。
イタリアで修業していた聖司と
日本の出版社で働いていた雫。
2人が離ればなれになった時間を埋めるかの
ようにバイオリンの繊細なメロディーが
耳に聴こえてきました。
地球屋のバロンは2人が結ばれるように
和らぎの世界から見ているように思いました。
自転車で二人乗りする聖司と雫。
聖司は、背中に雫の温もりや愛情を感じていたように見えました。
朝焼けのなか、結ばれた2人♥
純愛を貫くストーリーが描かれていた作品
でした。
公開からすぐに観ました。
注、観た直後のレビューではないので
忘れている部分があります。
2022年最大の駄作では
全150件中、1~20件目を表示