耳をすませばのレビュー・感想・評価
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ジブリ作品「耳をすませば」大ファンの感想
柊あおいさんの【猫の恩返し】
スタジオジブリ作品【耳をすませば】
両作品ともに、何度読んだか観たか!!
特にアニメ映画は、何度観たかわからないくらい、観ました。
なんなら、子供ができたら、名前は雫や、聖司にしたいなぁなんて思うくらい、大好きな主要キャラクターで。
ストーリーはもちろん、音楽もそれぞれのキャラクターも大好きでした。聖司くんのおじいちゃんも雫の家族も、ムーンも。
台詞もほぼほぼ覚えています。
“天沢聖司”は、ジブリ男性キャラの中ではベスト1をアシタカと争うくらい好きです。
とまぁ、私の耳をすませば愛は喋りだすと尽きることがないほどなんですが、そんな私が鑑賞を心待ちにしていました。
キャスティングが、月島雫を清野菜名ちゃんが。天沢聖司を松坂桃李くんが演じるとの情報を仕入れたときめちゃくちゃ嬉しかったです。実写化なんて、またふざけたこと考えやがってー。と思いましたが、この二人の雫と聖司を見てみたいと純粋に思ったから。
567のおかげで、私の楽しみもズレてズレて2年後無事に公開となり、喜びました。その間に主役の二人は無事にそれぞれ結婚し、そして同じトップコート所属となりました。
ででで、鑑賞した感想ですが、詳しい内容は他の方のレビューに頼るってことで、私の感想ね。
うーん。。。
大して悪いところがあるわけじゃないんだけどね、、、
主役の二人はとても安定した演技をする、大好きな役者なんですけどね、、、
聖司と雫の10年後って、こんなんかー
でした(笑)
この作品の良いところ、自分が好きなところは、中学生の二人が、将来の夢に向かって頑張っていくところであって、それがこうなりましたよーみたいなネタバラシは見たくなかったなと(笑) いや、もう、完全に私の勝手なミスですわねこれもう。
正直、原作を変えてほしくなかったし、一番、えーっ!そこ変えるんかーい!!となったのは、雫の初めて書いた物語を読んだ読者が聖司のおじいさんじゃなくて、聖司になっちゃったー😭😭😭😭😭でした。
本作を観れば、聖司を初めの読者にする必要があることは分かるし、物語もまとまるんやけどね、、、けど、そこー、それにせんでもなんとか他の案でお願いしたかったー。
ただ、ショックオンパレードでしたが、
2点。好きなシーンもありましたよ。
1つ目は、雫がイタリアへ行って、聖司の部屋でチェロに合わせて翼をくださいを歌うシーン。そうよ!カントリーロードでないのはめっちゃ文句あるけど、でもまぁ、合唱曲として誰もが知るこの曲と、聖司が奏でる音にあわせて雫が歌うというのは、やはりこの作品の見せ場!!!素直にグッときました😍
2つ目は、聖司がチェロを外に持ち出して街中で翼をくださいを演奏するところ。
やっぱりこれも音楽(笑)
結局、この映画の好きなところは音楽なのよ(笑)
中学時代の雫と聖司を演じてた役者さんもよかったなー。でもなぜか、アニメを実写化すると、どうしても、いや、漫画やん!てツッコミいれたくなる表現というか、セリフがあるので、それがどうしても、学芸会チックになってしまっていて、、、そこがどうしても気になる。
あとは、ラストシーンよね。
こんだけ耳をすませば大好きです!と言いながらも、私はジブリのラストも実は嫌いで(笑)えーっ、最後それ?マジさむいわーと、初めて鑑賞した時に思ったあの感覚を今でも忘れてないし、やはり、今回も、さっむ!!と思いました。サブイボレベル。
あれさへ無ければ、最高!やのにーと、残念ながら実写でも感じたのでしたチャンチャン。
ジブリ版の大ファンの私としては、やはり、作品の続きは人それぞれに描いているだろうから、勝手に誰かの続きのアイディアを、作品にはしないほうがいいなと思いました。
聖司くんも、雫ちゃんも、いつまでも私の中では中学生のままでいてもらいたいな。←勝手にそうします。
キツい
おそらくジブリの「耳をすませば」を俺は見てない。なので、ほぼほぼ初めましてな状態だ。
で、結構、衝撃的だった。
物語に矛盾があるわけではなく、現実と矛盾があるように感じた。コレはいったいどこの世界の話なんだろうかと…。
物語としては純愛モノなんだろう。主人公2人は一途な愛を貫き、10年の遠距離恋愛を経て結ばれる。
一回も会わなかったのだろうか?そのあたりに言及はしていないのだけど、どうにも雫を見ていると、10年間一度も会っていないように見える。
イタリアと日本なので、それなりに距離は遠い。高校やら就職を経て会えない事に慣れたのかしら…?自分達の夢に辿り着くまで会わないと決めたようではなさそうだ。聖司が持つ2人の写真にも、成長した雫と写っている写真はなかった様に思う。
…そんな状態で10年もの時を過ごせるのだろうか?
恋愛譚でありながら、恋愛の源泉を無視してるかのようで、とてつもなく居心地が悪い。
たしかに、それなりの頻度で会えていたならば、この物語は成り立たなかったのかもしれないが。
そのせいなのか、なんなのか、エラく限定された空間の中で物語は紡がれていった。
松坂氏は流石であった。
チェロを弾きこなし、流暢に英語を扱う。彼が聖司である事になんら疑問は持たないのだけれど…まぁ、清野さん程描かれてもないのだけれど。
違和感が残るのは雫だった。
なんか搾り出してるような感じが凄くする。
ただ、コレは清野さんが原因な訳ではなく「雫」の設定に問題があったように思う。
アレを「ピュア」ってカテゴライズしていいのだろうか?なんかその対極に位置するような気がする。
聖司がラストに送ってきた手紙も非常に不可解だ。
彼の演奏会を見たのかどうかも分からない。
別れを告げたかどうかも描かれていない。
おそらく告げてないんじゃないかと推察する。
でも、有給まで取って現地1泊2日はないんじゃないかと思う。あのまま会わずに帰ったのなら、あんな手紙の内容にはならないだろうし、別れを告げていてもならないと思う。じゃあ帰国するまでの数日は一緒に過ごしたのだろう?その間の雫の違和感に気付かないような聖司じゃないように思う。
まるで、何一つ変化も進歩もないような内容で…一旦はお互い逢瀬を意識したはずなのに、落葉が風にさらわれたかのように消えてなくなってたりする。
もう、物語のそっち方面の起点が隠蔽されてるような感触だ。なんなんだ?文部省はSEXが悪とでも言ったのか?どこへの忖度なんだ?コンビニからエロ本が無くなっても思春期の情欲はなくならないぞ?
体裁を整えて本質は見ないフリか?ありもしない温室を作って満足か?
…話が逸れたが、これも矛盾に感じる一つだ。
アニメは見てないけれど、学生時代の描写はアニメを模倣してるかのようだった。
「アニメを実写で再現する」ならば高得点なのかもしれないけれど、アニメの演出は、やはりアニメだから成立するのだと思える。雫の子役の芝居は、なんか手本があるかのようで…達者なだけに気味悪かった。
彼女自身は素敵な才能を有してはいるし、前向きにこの役に臨んだのだと思うのだけれど、アレは役者には残酷だと思われる。
こう言っちゃあなんだが、清野さんはこの役の第一候補ではなかったんじゃないかと漠然と思う。
何を提示したかったのだろうか?この現代に、この物語を持ってきて、一体何を語りたかったのか?
夢を持つ事の意義?
純愛?
「耳をすませば」の後を描く事によって、何を問いかけたかったんだろうか?
何にせよ、不可解な人物像から発せられるモノは砂上の楼閣にしか思えない。
海外ロケとか時代考証とかしっかりやってはくれてたのだが…根本が受け入れられなかった。
ジブリ版「耳をすませば」からすると全くの蛇足に思える。
全体的に映像が残念。
原作ファンもジブリファンも納得?
タイトルなし(ネタバレ)
ジブリ版のファンです。本来の公開日からこの日を待ち焦がれ、満を持して映画館に足を運びました。
個人的に大満足の内容でした。中学生時代に約束しあった互いの夢と2人の結婚、それぞれに言及していた点で、ジブリ版で空想の余地があった部分の答え合わせができたのではないでしょうか。またキャスティングに非常に満足しています。特に中学時代の回想シーンは雫たちがアニメの中から飛び出してきたようにさえ感じました。ルックスはもちろん、セリフの抑揚や間の取り方、カメラワークまでかなり忠実に再現されています。
しかし、イタリアで現地人とのいざこざをどう解決したのか、別れからプロポーズまで雫の感情の変化があまりに単純じゃないかなどと、疑問が残る点もありました。物語の最初の読者がおじいさんではなくなっていたことも残念でした。あとはやっぱりバイオリン職人のままがよかったかな。でもオーケストラで高音を担当するバイオリンから中音〜低音を担当するチェロに変更されていたことで、大人になるにつれ色々なことを経験し人生に深みが増している状態を示していたのかな、、、なんて思ったりもしました。考えすぎですね笑
なぜ「カントリーロード」ではないのか。ジブリ版は雫が恋愛を通して自分の夢を見つけていく過程であるのに対して、実写版はその夢や恋がうまく進んでおらずイマイチ自分の心に素直になれていない状態が描かれています。そこに「翼をください」をタイトル曲にすることで、彼らが生活の中で感じていた呪縛を翼が解いてくれる、その存在はお互いであると意味が込められていると解釈しました。
各シーンのセリフを覚えてしまうほど見ていたため、雫たちの「その後」が知れて大満足です。
箱庭感
まとまっていて悪くはないですが、映像もストーリーもこじんまりとした箱庭感。空撮はあるけど、舞台が概ね狭い部屋ばかり。編集部も4人だけだし。練ればもっともっと面白くなりそうな気がしてしまった。
アニメを下敷きにしているのかしていないのか曖昧なのは困ったが、エンドロールにジブリの文字はひっそりとあった。このひっそり感が実態なんだろう。
ところで主題歌、杏なんだけど、オリジナルを使わないんならもう清野菜名でよかったんじゃない?
可もなく不可もなく…
スタジオジブリでも映画化された不朽の名作漫画の続編を実写化、というどこから手を付けてよいのかわからない宣伝文句にめまいを覚える本作。ジブリの続編を描くくせに漫画を原作として取り上げのではと不安だったが逆だった。あくまで原作をベースとした続編を作り、ジブリしか知らない大多数の人間に向けてジブリ要素を入れざるを得なかった。というのが実情だろう。
だからカントリーロードから翼をくださいに、バイオリン職人からチェロ奏者にそれぞれ変更がされている。これらは原作にはない、ジブリのオリジナル要素だからだ。そのまま借りるのはよろしくないが、削ると混乱する。また、原作ではあったがジブリでは削られた聖司のファンタジー好きも見られたので、原作をベースにしていることは間違いない。
しかし原作で聖司は留学しない。ゆえにこの続編の存在自体がジブリを前提としている。つまり、ジブリ版をベースに着想したのに本筋のベースには原作を使ったというねじれた状態になっているのだ。
と、いうのは柊あおいファンとして思ったことで、映画自体は悪くはなかった。が、良かったわけでもない。タイトルの通り、宣伝文句の割にはひどいこともなく、可もなく不可もなく…。
しいて特徴を挙げるなら、前半は主人公の雫の周りに嫌な奴を配置しすぎ。しかも雫の精神的な成長になんらかかわりがなかったし。後半は雫の晴れた心持に現実を連動させすぎ。聖司に会ってすっきりした程度で人生のすべてが解決したかのように見えて、あまりにも説得力が…。
まさに中の中といった作品。意味の分からない宣伝文句からすれば及第点といったところか。
ジブリとは別物と考えれば
素敵な作品でした。
ジブリの呪縛
ジブリの呪縛を強く感じた。
先に断っておくとジブリのアニメ版を観たことはない、又原作の漫画も読んだことはない。
そんな僕でも「なんかジブリっぽいなぁ」と感じた
それを特に強く感じたのが子役さんの演技。
正直子役さんの演技以外はそんなにジブリは感じなかった、というか上手いこと俳優さんが演技の中に落とし込んでるなと思った。
完全にジブリにはならず、リアルな演技との上手い塩梅を見事に表現していらっしゃった。
そのレベルを子役さんに求めるのは酷というものだが、ならば無理にジブリに寄せすぎない方が良かったのでは。
とはいえストーリー自体はよく纏まっていて良かった。
特に終盤の松坂桃李の破壊力がヤバすぎた。
なんで松坂桃李さんってあんなイケメンなんですか?()
この終盤のシーンでそれまでのジブリっぽさ云々がどうでも良くなった。
翼をくださいを歌うシーンはチェロの音の心地よさも相まって素晴らしかった。
最後にほっこりできる映画
大人になったが為に夢を追い続けるか、諦めて一社会人として暮らしていくかの迷い。
夢を掴んだが掴んだがゆえ、このままで良いのかと迷う。
大人になったがゆえの、2人の苦悩と葛藤が上手い事描かれていた。
過去(子供時代)の回想も、アニメキャラを演じてた子役も、イメージを崩される事無く描かれており、上手い事再現されていた。
(少しずつ原作がアレンジされてるが)
2人が再会してからラスト迄に、苦悩から解放され、葛藤の答えをみつけ心の大人としての成長。
純粋な少年少女が、大人となったが故のが、初めからラスト迄、しっかりと描かれていたと思う。
ただ、大人となった2人の日常を、淡々と見せられているようで、最後の誠司の場面までは感情移入が全然できず、何を見せられてるんだろうという感じ。
中盤からでもいいので感情移入だきるように作ってくれれば、ラストシーンで感動となったんだけどなぁ。
先入観無しで観れば
ジブリとの違いがやはり気になった
心暖まる作品
理想の物語
耳をすませばの実写!?
しかも、10年後!?
と驚きながらも、映画の公開を心待ちにしてました♪
中学生時代のシーンは学生時代を思い出して、ちょっとキュンっとしたり、
雫と夕子の10年続いてる友情を羨ましく思ったり、
杉村と夕子の二人に「おっ!ここにもさり気なく純愛w」とクスッとしたり、
なかなか認めてもらえないながらも、夢と仕事に奮闘する雫に勇気づけられたり、
聖司くんと雫の純愛に「こんなのありえないでしょっ」って思いながらも憧れてしまってたり
今の私とかけ離れ過ぎてるキラキラした世界に、何故か涙が止まらなかったw
私の心の中の水は、氷どころか、枯れ果ててしまってることに気付かされたからなのかな。
自分の気持に正直に生きてるつもりだったけど、違ってたと不覚にも気付かされてしまった気がする…。
もう年なんやろうね( ;∀;)
とにかく今の私には心の浄化Movieでした
残念
ワクワクしている気持ちが、観ているうちにどんどん冷めてくる・・・
忙しく過去と現在が行き来するたびに、気持ちも抜けて行きます。
ジブリが協力しているとはいえ、どうしてわざわざ中途半端にアニメをなぞった実写をいれたのか理解が出来ません。主人公の異常にダサいファッションといい、大映ドラマのような大げさなセリフ回しといい、観てて恥ずかしくなります。
大人パートの展開もベタで幼稚で、全く感情移入できません。
スタッフは恋愛映画を撮ったことがないのでしょうか?それとも「若いひとはこうすりゃ感動すんでしょ?」と舐めているのでしょうか。
極めつけは、押しつけがましい「翼をください」(カントリーロードではない)の劇中歌唱場面。邦画は主人公が歌い始めたらダメなんです(苦笑)。ドッチラケで、最後まで何とか持たせていた気持ちがプツ、と途切れてしまいました。
頑張ってる清野菜名、松坂桃李両名が気の毒です。
近藤監督が生きていて、この作品を見たら何と言うか・・
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