耳をすませばのレビュー・感想・評価
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優しい世界線
悪い人が出てこない優しい世界線の物語。
それは好き。だがセイジが10年留学して雫をほったらかして
雫がイタリアに会いにきたあげく
他の女に告られ、去った雫を追いかけ見つけ出さなかった、というのはどうかと思う。
失いたくなかったから目覚めたようにしか見えなくて、
全然セイジに共感できない。てか、どちらかというとダメ男な気がするが、純粋さでなんとか持ち堪えた感じだ。けっこうリアルな遠距離恋愛な気もする。
田中圭、山田裕貴、松本まりかといった主役はれる級が脇役なのも豪華。
すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
中学生の頃からメルヘンに身を置こうとする者は、出版社に就職なんてしない。父親が司書なんだから、普通は司書だと思うけどね。僕には「物語を紡ごうとする友人でもない知り合い」が何人かいるが、全員司書の資格あり。そのうちの一人は、暫くすると出版にこぎつける様だ。もっとも、その司書さんは普通の司書と違う人だが。
「有給休暇を取らないで仕事をする」って、それがメルヘンの始まりだとすれば、現在の出版業界の軽佻浮薄な一面が見受けられる。
本を読んで物足りないとは、そんな本しか読んでいないから、若しくは、そんな話しか出版社が発売しないからだと思う。
そして、そもそも、
子供の夢を創造するのに「ガンバル」はないと思うけどね。
物凄く、労働基準法に抵触する行為。メルヘン語る前に、憲法の第二十五条
「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」を知るべし。
どうせ出鱈目なメルヘン何だから、会社は止めて、自由に向かって大空へ羽ばたく気配を見せるべき。メルヘンなのに、仮想の生活空間を現実的するべきではない。まさか、続々編を作るつもりなのか?出版する前にDr.スランプになる者は、才能ないと思うし、そんな昔からある結婚で締めくくる物語では、渡る世間から鬼はいなくならないよ。
やっぱり、「バイオリンを作る」で「カントリー・ロード」だと思う。
やはり、制作者側に第三のジブる人物がいるようだ。
追記
この俳優さんは余命10年の俳優さんだろうか?旧国営放送で見たような記憶がある。
巷の感想に~耳をすませば~、遠距離恋愛成就しても良かっただけしか残らない!
今回は「耳をすませば」実写版を 観に行きましたぜぃ!ヘぃダンナ~
原作漫画:1989年柊あおいさん(集英社)
元映画は:1995年スタジオジブリ作品 今は亡き近藤喜文さんの初監督作品。
コンクリ-トロード♬~は何処行ったんだw
カントリ-ロ-ド♪ ⇒ 翼をください♪ に成ってしまって
ちょっと戸惑う今作品。
※翼をください~を聴くと ”父ちゃんのポ-が聞こえる”を思い出すんだよネ。
ゴメン古過ぎたか・・・
そしてなぜか設定変更、バイオリン職人⇒チェロ奏者に。
コレにはズッこけた。
今作は全部実写で、回想場面がアニメと同じ構図を取っていて、
比較できるのはちょっと面白かったかな。実写で良く合わせたなと
その努力は認めたいよネ。
でも ダメ出しするなら、月島雫(中学生役) - 安原琉那さんかな。
かなり演技、セリフ吐きに難を感じたわ。
彼女を売り込む為の 印象付けるわざとな演出かもだったが
ちょっとフレッシュ過ぎてw スクリ-ンに馴染めてない気がした。
もっと練習して修行しよかぁ・・・
この作品て、元々恋は実った所で終わっていたわけで。
イタリアー日本との遠距離恋愛10年の時を経て、
今25歳で この先私は?幸せになれるの?と相手に詰め寄る雫。
すると急に横から出てくるバンド仲間の女。
私も彼が好き~と マサカの告白合戦。
10年も彼をホッタラカシにしていたくせに~の言葉が、
雫の恋心へ 回し蹴りをヒットさせるw
※外国語のネイティブ発音なのに良く理解できたなと感心関心。ハハハ。
そりゃあの気迫ならアフォでも理解できるだろうヨ。
結局、雫は彼聖司と別れて 日本に恋に失意し帰国。
元のブラック出版社へ戻るのだった。
吹っ切れた彼女は強くなった。そこの捉え方は良いかな。
作家園村 ( 田中圭さん)に自分に正直に、流されず意見を持って生きてくれ~
などと激励を頂き日々を邁進。
良くあるサクセスパタ-ンだよねぇ。
もっとこの作品らしい流れは盛り込められなかったのかな。
そこが残念だわ~
そしてラスト
あのアニメの同期再現かと思える展開炸裂で
雫が物語を書き終えた朝方、窓開けたら 聖司がチャ-リ-で
迎えに来てて 綺麗な朝日を丘に観に行く名シーンの展開へ~。
おまい、ええ歳してるんだし、
会う前に連絡とかないのけ?
どんなけサプライズ重視やねん。相手にも都合があるねんぞ!!
思いが外れたらどうする気なんや~と突っ込みマックス。
それに車で迎えにイケないの?
(レンタカーぐらい使えば)
相手に告ろうと思うとる訳でしょ??
特別なんでしょ?
急な坂を、変速ギアチェンジなチャ-リ-で必死に上がっていく姿に
メッチャ心配したわ。実写なのに・・・弱虫ペダルかよw
雫も大人なんだし体重あるし、荷台に乗ってもケツ割れるぐらい
痛てぇぞぅ。
観てるこっちも この名場面を
変な思いで見てしまっている滑稽さ。
最後は、この前作の続きで
雫大好きだ~ ⇒ 結婚して下さい、雫愛してる~ の
お互い抱き合いの連呼で このラブ終了っすっわ~。
まあ程よく朝日がキレイで良かったヨカッタわぃ。
前作もハッピ-エンドで、今回もハッピ-じゃん。
1+1=2にしちゃったのね。
結果ゼロとか、マイナスなら 次作も制作期待できるんだが
これで完了かよって事ですね。なんも残らない変化無しの結末。
近藤監督のアニメ作品の方が
何年経ても記憶に残っているかな、だから名作と思う。
好きな方は劇場へどうぞ!
日本からイタリアに届く愛! バイオリンのメロディーに恋心を乗せて♥
ジブリの世界から飛び出してきたような2人。
松坂桃李演じる聖司と、清野菜名演じる雫。
2人のその後を描いたストーリーでした。
イタリアで修業していた聖司と
日本の出版社で働いていた雫。
2人が離ればなれになった時間を埋めるかの
ようにバイオリンの繊細なメロディーが
耳に聴こえてきました。
地球屋のバロンは2人が結ばれるように
和らぎの世界から見ているように思いました。
自転車で二人乗りする聖司と雫。
聖司は、背中に雫の温もりや愛情を感じていたように見えました。
朝焼けのなか、結ばれた2人♥
純愛を貫くストーリーが描かれていた作品
でした。
公開からすぐに観ました。
注、観た直後のレビューではないので
忘れている部分があります。
2022年最大の駄作では
小学生女子は騙せても、大人が見たらツッコミどころしかない。
アニメ版の数年後という設定だが、登場人物の芯のなさにこんなキャラクターだっけ?と、何も成長していない空っぽな姿に愕然とした。
ストーリーの中身の無さもさることながら、演技も学芸会でも観させられているような、恥ずかしい気持ちになる。
カントリーロードを翼をくださいに置き換えるとか、、、駄目なら無理矢理歌わせなくても。
ジブリはこの作品を認めているんだろうか?
結局そっちかよ…ってなってしまった
夢を追い続けてていいのか。
才能ってあると思う。
もう10年やって夢は相変わらず叶わなくて、どうしようって相談したい相手は会いたいときに会えない。
自分がこの先どうすればいいかなんてわからない。
いつもの場所にいっても、あるのは思い出ばかり。
結局迷っても決めるのは自分って分かってるけど、わからない。
そんな簡単に答えなんてでない。夢も恋愛も。
誰かがちゃんと見てるの思う、俺たちのこと。
俺たちがどういう選択をして生きてるのか。
小さなことから、大きなことまで日々選んでいった結果が今に、そしてこれからの未来に繋がってる。
10年遠距離恋愛した相手と別れるって決めた、そんな選択をしたことが未来に繋がってると思うと、どうなるか楽しみじゃない??
前の私だったら、「なんで別れちゃうんだろう」ただそう不思議に思ってただけなんだろうな。
今の私ならちょっと違う。
多分きっとなにか変わってしまった。
自分の中の思いというか、相手への気持ちというか、夢というか、
ただ「好き」って気持ちだけじゃ関係は続けられない。
双方が続ける意志がないと。
全部をあきらめただけ、そう言うのは簡単だと思う。
でも、それを納得して選択できるのはすごいこと。
夢は形を変えて育っていく。
前のようなピュアな情熱だけじゃ、食べていけないから。
でも、その情熱から派生したこと、周りとの縁だったり、仕事だったりいろいろ新しいことが多分生まれてる。
それでいいのだ。
間違ってない。
って思ったら最後はやっぱりより戻してしかもプロポーズかよ。
私的にはあのまま別れて欲しかったけどな。
てか迷わないんだ、雫も。
迷う理由ないか。
わかんないけど、
最後の高揚感にちょっと安心
個人評価:3.5
不満はたくさんあったが、オリジナルを傷つけない仕上がりになっていたのは安心。
細かな改変を除けば、回想シーンはかなり完コピな部分があり良かった。
中学時代の雫と聖司くんを演じた2人も、声や雰囲気も似ており、いいキャスティングだ。
物語の途中まではどうなる事やらと焦ったが、最後はちゃんと高揚感もあり安心した。
悔しいけど、どうしても好き…泣
ジブリ版「耳をすませば」の大ファンとして言わせてもらうと期待してたのと違う!!
(アニメではなく、漫画原作の10年後と聞いたけど、それにしてはアニメを意識し過ぎ!)
まず、なんでバイオリン職人からチェリストになったの!?翼をくださいのためか!怒
ますます外国行く意味が分かんない。
それに、中学時代の10年後が1999年…。
映画は1995年公開だから、2005年にしない?
2005年は携帯あるし派手でノスタルジーを感じない時代で嫌だった?
25歳の設定で、松坂桃李は無理ある。
杉村もこれは杉村じゃない…泣
ジブリ版は、意外にも雫と聖司の仲が深まっていく様子って描かれてないから、この映画で二人が中学生らしく小競り合い観れてよかった。
中学生シーンはなかなか◎
90年代は私も子供だったから、遠距離恋愛がどんな風だったか想像つかない。
手紙だけで励まし合うだけの10年ってどんな感じ?
中学生のシーンはあるのに、中学生卒業〜10年後まで一切ないのは悲しい。
雫も遠距離の辛さを爆発させてたけど、それでもきれいな所だけをみせられた気がした。リアルさを感じれないから、雫と聖司カップルにリアルさが感じられない。
でも、期待してたのとは違っても、合間合間にある懐かしさに胸が打たれてしまう。
きれいな思い出のままでいたかった気持ちと、理想と違ってもまた観れた嬉しさ。
まさに、初恋の人に再会した複雑な乙女心のよう!
そうなるのはやっぱりこれが、私にとってすごく特別だからだなとしみじみ感じた。悔しいけどね!!
ファンが集まって、同人誌作りたいな。
この映画から耳すまの愛は感じないから、ファンの方がよっぽど良作作れると思う。
例え、別れてたとしても「これだよね」と思いたかった。
大好き。とても感動しました。
アニメの10年後として好感が持てて、とても完成度が高い。
抑制の効いたラブストーリーとして秀逸です。
音楽センスもクオリティが高い。
個人的にとても好きな作品です。
チェロを弾く人、
物語を書く人、
松坂桃李、
この3つが琴線を強く刺激する。
私の好きなことだから、
アニメ「耳をすませば」の10年後を描く実写版・・・
はじめその映画に特に魅力を感じていなかった。
しかし鑑賞した感想は、わ
「すみません、見くびっていました」と、
お詫びしたいです。
松坂桃李が出演している、彼が選んだ映画・・・
つまりは秀作なのは当然なのだ、
この点でも大好きな桃李くんを見くびっていた自分が恥ずかしい。
前半は1987年。
当時の中3の月島雫(安原琉那)と天沢聖司(荒木飛翔)は、
本好きで空想好きと言う共通点から、
いつとはなくかけがえのない友達になる。
作家に憧れる雫とチェロ奏者を目指す聖司。
中学卒業と同時にイタリア留学を決める聖司。
2人は10年後。思い出の場所での再会を約束して、
離れ離れになるのです。
前半部分は中3の2人を10年後の2人が回想する手法で、
雫と聖司の馴れ初めや深い絆を淡々と描きます。
回想部分と現代部分のチェンジが上手い。
窓や扉を開けたら、雫シーンから聖司シーンへ変わってたり、
猫の置き物バロンや聖司のお祖父さん(近藤正臣)の会話で、
ファンタジーの世界へ誘導されたり、創作レトリックは実に多彩。
後半の50分は抑えていた抑制から解かれて、ストーリーは
動き出す。
怒涛の展開と盛り上がりを見せます。
25歳の雫は出版社の編集者です。
どこか冴えない表情で、10年前の明るさや溌剌さを失っている。
それは10年間創作を続けて賞に応募しても全く評価されずに
作家の夢を諦めかけていること。
担当作家(田中圭)から、担当への熱意のない上に
作品の良し悪しを正直に言わない態度に
愛想を尽かされて担当を外されてしまう。
10年間の手紙と電話だけの遠距離恋愛にも、手応えを失いつつあった。
そして雫は決断する。
天沢聖司の住むイタリアへ旅立つのことを。
挿入音楽が良いです。
「翼をください」
手垢の付いた、だけど今もこれからも変わらぬ名曲です。
15歳の雫に、チェロを弾く15歳の聖司はリクエストします。
「知ってるだろ、俺が弾くから、歌って」
ところがカメラはパンして1998年の現在になっています。
これは演出だったんです。
10年後。
イタリアの聖司の部屋で、聖司(松坂桃李)のチェロの伴奏で雫(清野菜名)が、
歌います。
チェロの伴奏アレンジはとても現代的編曲。
不協和音と言うか、この伴奏で歌える清野菜名は奇蹟です、殆ど。
清野菜名+松坂桃李、
一番の歌が終わると
安原琉那+荒木飛翔が加わる
チェロは2本、
歌は2人・・・
ハモっていないが迫力がある。
と言う、凝ったアレンジなのです。
この演奏がとても素晴らしい。
そして日本に帰ることを決意した聖司(松坂桃李)が大きな中庭で、
「翼をください」のメロディをチェロで弾くと、
アコーディオンが加わり、コントラバスも加わり、
ヴァイオリン、ギターそして周りの人たちがタンバリンを叩き、
みんなが手拍子を打つ。
踊る人々・・・大集団になりお祭り騒ぎ。
さながらクロスオーバー・クラシックです。
この「翼をください」の演奏アレンジも素晴らしかった。
そしてエンディングで杏の歌う「翼をください」
杏の落ち着いていて心地よいメゾソプラノの伸びのある声。
伴奏はギターを中心にした清潔なアンサンブル。
手垢の付いた曲を見事に再生したアレンジした作曲家の高見優さんや
その他の音響の方々。
やはり「翼をください」は発信力があります。
2人の10年後を観れて良かったです。
純愛を貫く2人。
チェロを弾いても、《音が鳴らない聖司》
小物語りを書いても《音が鳴らなくなった雫》
心の水が凍ってしまった2人。
溶かすのは2人の愛のチカラ。
自分の心の奥底を覗き込んで、心を開いて、
心の声に、
耳をすませば、
お互いがどんなに必要かが分かる筈。
多幸感に包まれました。
ラスト、
聖司が雫を抱き抱えるシーン、
松坂桃李がとても大きく、清野菜名は半分しかない。
大きな愛、
そう感じました。
2023 79本目
耳をすませばの記憶が薄れてるので
詳しくは言えませんが、耳をすませばだと思って観るのではなく、1つの恋愛映画だと思って観るなら◯でした笑
夕日の場面きれいでしたね
しかし、数年の遠距離恋愛ができるのがすごい
ほのぼのしてて、観終わったあといい夢見れそうな映画でした☆
清野菜名さんが好きで、どちらかというとアクションのイメージだったので、どんな感じなのかなーと思ってましたが、やっぱり可愛かったです!
そして夢にむかってがんばる姿ってやっぱり素敵だなと思いました。
だけど社会に出たら、いろんなしがらみがあったり、年齢や環境、立場があったり、夢を追い続けてもいいのかな?自分がどうすればいいかわからないときがある。
そんなとき自分の近くにいてくれる大切なパートナーや仲間の存在って大きいなと改めて感じさせてくれました。
そして夢は形をかえて変化していくのもありなんだなと思いました。
途中どうなっちゃうのーって心配になったけど、
一緒に新しい夢を育てたい!俺と結婚してください!の夕焼けバック!
久しぶりのちょっと恋愛映画でしたが、
ラストシーンは心からよかった!キレイ!
って感動しました!
翼をくださいは一緒に歌いたくなっちゃいました(笑)でも歌はカントリー・ロードでもよかったのでは?とも思いました(笑)
何故、今の時代にこの内容で実写化?
ジブリ版の直後に、ノリでオリジナルストーリーの後日談作ってみましたなら、まだ分かるんだけど、何故今?しかも、ご丁寧に時代設定は合わせているから、有休取るのに嫌味を言う上司、意味不明な土下座、夢を諦めたけど結婚したからハッピーエンドと言う、今の時代に作る理由が分からない。
主演の二人、流石に同い年はキツい。
サラって結局、聖司とは何か有ったのか?何も無いとしたら、はるばる日本から来てくれた彼女と居る時に、一方的に喚き散らしている女に対して聖司が怒りもしないし、雫が帰国してからもユニット組んで平然と会話してるのも気持ち悪い。
ちとぬるいかな、、
うーん、そこまで入り込めなかったな、、いい話ではあるけどぼーっと見ちゃったな、、。
割と学生時代の子らがジブリ版をしっかり再現してて懐かしい気持ちにはなったけど、、、カントリーロードが良かったなぁ、、。
原作への愛を忘れず10年後の葛藤を上手く織り交ぜている
この作品に賛否両論があることは鑑賞前から至るところで目にしていました。
というのも自分自身幼い頃からジブリ作品に触れてきた一人の人間として、どちらの意見にも納得する部分があります。
そしてジブリ作品を実写化することの難しさ、長年のファンから受け入れてもらうことの難しさを感じます。
この実写版においては、原作の学生時代のシーンがありながらもメインとして描かれているのはあくまでも10年後の成長したキャラクター達。
アニメの実写化は成功例が圧倒的に少ないと言われています。誰しもが自分の中にその作品への壊したくない思い入れがあるからです。
自分の中の解釈と違う仕上がりになってしまった実写作品に触れることもしばしば。
そんな作品と出会った時、鼻から否定するのではなく、原作と切り離して全くの別物として観るのも悪くない気がしています。
耳をすませばの場合、個人的にはとても良い仕上がりの実写化だと思いました。
未来のことよりも原作そのままを描いてほしかったファンの方はいらっしゃるかもしれませんが、大好きな地球屋のシーンは美しく描かれていましたし、学生時代の二人の若々しく甘酸っぱい青春、成長した二人のそれぞれの葛藤を清野菜名さん、松坂桃李さんが繊細に演じられていて、見て損のない作品でした。
評価が3.5なのはジブリ作品のファンとしての気持ちと、実写版ならではの良さを感じた半々の気持ちからの評価です。
清野菜名と松坂桃李のピュアな雰囲気が合っていたように思う。 もとも...
清野菜名と松坂桃李のピュアな雰囲気が合っていたように思う。
もともと原作が大好きで、10年後ってこんな感じなのかなと思うと楽しかった。
聖司くんの設定は原作、ジブリ、実写それぞれ違うけれど、チェロ奏者の設定の松坂桃李は頑張ってるなぁと感心。
そして、あの有名なラストとリンクする10年後のラストも良かったです。
全205件中、21~40件目を表示