耳をすませばのレビュー・感想・評価
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久しぶりに心温まる、どこか羨ましく思う作品
こういった心温まる作品はやはり定期的に視聴すべきですね。どこか懐かしくも羨ましく思えるエピソードでした。まぁ私は青春や夢なんか無縁なのは理解しているのですが…。
今作ほとんどの人が一度は見た事があるであろう『耳をすませば』の実写ですが、実写オリジナリティの部分も多く見え、また清野さん演じる主人公雫の真っ直ぐな心情と仕事と夢との葛藤が描かれています。どこか共感する点なんかもありました。
また恋愛が主体ではありますが、あくまで落ち着いた展開であるのでほのぼのしてみていられます。心の声に耳をすませば自分の選択が見えて来る。建前ではいい顔していても『やりたくないことはやりたくない、やりたいことは自然とやれる』それがある意味人間であり、本来は諦める必要がないのに、納得すれば楽になるからなんらかの理由を選びやめることを重点に考えてしまう。そんなふうに感じました。
夢は壊れない? 壊さない?
大事に行きすぎて、そのまんまの物語になっちゃった。正直そんな感想です。
夢を壊したくないのはわかるけど、15才から25才までの青春真っ只中の10年間でしょ、身近な異性と何かがないのは、なんか嘘くさい。もうちょっと大人のエピソードがあった方が欲しかった。
水面に水の雫が落ちて、波紋が広がる。その心象インサートはいらないんじゃない。かえってノイズになった。
いろいろと不満を書きましたが、チェロの演奏パートはとてもいい。特にローマの街角で始まる「翼をください」のセッションは、ずっと聴いていたかった。ここで終わりでよかったかも。
夢が壊れない物語、それもよしとしますか。
夢は無限大、可能性も無限大
原作もジブリ映画版も見ていない、「耳をすませば」完全初心者のサプライズです。「孤狼の血」「流浪の月」で狂気的、いや狼的な圧倒される演技を繰り広げ続ける邦画界の大スター松坂桃李と、「キングダム2」「異動辞令は音楽隊!」で今年のアカデミー賞の女優賞ノミネートは確実だろうと勝手に確信した清野菜名。そんなノリに乗っている既婚者2人が出演し、山田裕貴やら音尾琢真やら松本まりかなどの大好きな俳優勢ぞろいの本作。予告は安っぽいけど、こんなキャストなら楽しみでしかないです。そんなわけで、公開日に鑑賞したのですけど、幸せな気持ちでいっぱいになれるいい映画でした!
豪華な役者陣の演技を楽しみにしていた本作。
山田裕貴は無神経でチャラい役が本当にハマっていてやっぱり大好きな俳優だし、彼女役の内田理央とのコンビネーションも良き。音尾琢真演じる上司はやな奴!だけど、おかえりをしっかり言ってくれるし、なんか憎めない。相変わらずいい味出してくれるねぇ、この人は。いい味出しているだったら、松本まりかも負けてない。中田圭祐の無邪気さにも癒された。
何より、松坂桃李がカッコよすぎる。
最近毒のある・闇のある、陰湿な役が多かったせいか、その反動で今回の桃李がキラキラして見えて超良かった。チェロ似合いすぎ!革ジャン似合いすぎ!イタリア似合いすぎ!誠司という役に松坂桃李選んだ人、天才です!暗い役もいいけど、こういう華のあるキャラクターを演じさせてもいいものを見せてくれます。やっぱり、日本映画界には松坂桃李が必要不可欠!
一方で、清野菜名はなんか微妙。
子ども時代を演じた安原琉那は、純粋さとバカっぽさ、素朴だけど愛らしい屈託のない笑顔がたまらなく良くて、主人公・月島雫をいいキャラクターに仕立てあげてくれました。一方で清野菜名の月島雫は、なんか子ども時代とは印象が全然ちがくて、バカっぽい陽気な演技が無理しているような気がしてならない。なんか堅苦しく、キャスティングミスかな...と。でも、万遍の笑みには心温まったし、誠司と再開した時の表情は見ているこっちも同じ気持ちになれました。
役者の話が続いてしまい、すいません笑
中身はと言うと、正直パンチが弱いように思えます。筋書きは面白いし、話の構成もそこそこよく出来ているんだけど、人間ドラマとしては感動的なセリフもないし、勇気が漲るような場面もない。ラスト20分は雰囲気も良くすごくホッコリして、気持ちよく劇場を出ることは出来るんだけど、やはり物足りないかな〜。
あと、これまたラスト20分になったら向上するんだけど、なんか映像が美しくない。イタリアシーンと日本シーン、撮っている人違いますか?イタリアや良いシーンを華やかに見せたいがための、わざとなのかもしれないけど、日本の場面が妙に色合いが悪くて美しくない。清野菜名もあまり血色が良くない気が...笑 映画館クオリティに感じなかったのは残念。
だけどこの映画、見ていて自然と笑顔が零れる。
雫ってそういうことなのかな?嫌な気持ちに全くならない。やっぱり、嬉しそうだったり、幸せそうな人の顔を見るとこっちも嬉しくて幸せになれる。純度100パーセントの作品です。家族で見たらその日一日は笑顔で溢れること間違いなし!家族向け映画なのかもしれません。
色々と不満点はあるけれど、個人的にはかなり満足のいく作品でした。辛いことがあっても、そっと抱きしめてくれるような映画です。ぜひ、ご覧下さい!
自分が一番ほしくて‼️❓永遠に得られないものが❓‼️ここにあるような気がした‼️❓
ストーリーからすれば、それがどうした、知らんけど、そんなふうに思っていたのに。
なんだろう、キャストのみんなが、私生活から、自然で、こじれることなく、自由に、良い生き方としているように感じて、とても共感できました。
そう、自分も過酷な環境を言い訳にして、本当に自分に相応しい選択をしてこなかった、そう反省しました。
清野菜々や松坂桃李だけでなく、周り、編集部の面々を含めて、みんな素晴らしい、そう感じました。
とても良い結末で、本当に、感動しました。
幼い頃からのみんなも素晴らしい演技でした。
とても、生きる糧になる映画でした、ありがとうございました😊😭
ピュア
150本目。
予告見た時から、ピュアな作品かなとで、実際観たら、真っ直ぐ過ぎる位のピュアな作品。
俗世界で汚れちまった自分が観るにはと。
始まって直ぐに学生時代だけど、そこで思ったのが演出ベタで分かり易いし、ずっとそんな感じで展開していく。
舞台観てる様な感じだけど、その辺のベタな感じが、作品のピュアな感じ、真っ直ぐさを引き立たせるのかとは思ったけど、自分には違和感がと言った所かな。
復習無しで楽しめます 10年後の恋愛の展開に疑問
随分昔に見た、ジブリアニメ「耳をすませば」の実写版+10年後のストーリーと聞いて、映画館に行きました。
アニメのストーリーのエッセンスや、雰囲気は残したまま、爽やかな映像空間と役者さん達のひたむきな演技を楽しめました。
主に10年後を中心に、時々、原作にあった中学生時代が重なり合うように想起される、と言う展開は、原作を復習しないで見た私にも自然に入ってきました。
10年後も、2人のアーティストはそれぞれ自分の問題と闘いながら、雫と誠司のラブストーリーは続いていました。遠距離ながらも、お互いの存在を支えに成長していくと言うピュアさに涙。思わず、雫を応援したくなります。
しかし、雫が誠司を訪ねてイタリアに行った時の、唐突な三角関係のもつれと、その後の誠司の対応、手紙等等に、あまりにも違和感がありすぎました。誠司の対応は、男として最低の低ですし不自然です。
雫を誤解させ傷つけたまま、のうのうとイタリアで楽しく活動する誠司。次のアルバムのテーマは日本だと思いつき、突然帰ってくる。そしてアニメを彷彿とさせるように、朝、雫の実家の前に自転車でくる、丘の上で熱烈な愛のプロポーズ。
いやいやいやいや、おかしすぎです。ラストのプロポーズの情熱が誠司にあるなら、イタリアで即座に雫を探して謝り何としても誤解を解くことに奔走するでしょう。会えなくても電話や手紙をし続け、許しをこう、同時にプロポーズでしょう。何故なら、そうしなければ一番愛する雫を深く傷ついたまま、誤解したまま過ごさせてしまうから、そして雫を失うかもしれないから。そんな心のまま、落ち着いて演奏できる誠司の設定がおかしすぎです。10年待たせた挙句の仕打ち、映画見てるだけの私でも、「こんな男、許せん!!」なのに、当の雫の反応も緩すぎます。2人の心模様に違和感ありありでした。
ラストシーンをアニメに寄せたくて、そこまでプロポーズを引っ張ったのだと思いますが、その分、心の流れは無視され、不自然なストーリー展開になり、鼻白みました。心をテーマにした話なのに、そこが描ききれていない脚本・構成が残念でした。
一番演技が上手いのは
一番演技が上手かったのは、雫の子役だったと思います(笑)。
大人の雫や、外国人は・・・のように思いました。
最後はハッピーエンドで良かったですが、途中の別れ方が非常に中途半端(っていうか、雫の勝手な解釈)だったのが残念でした。
ファンタジーとして楽しめるが、なぜ実写なのかという疑問は残る
ジブリのアニメを観た時に強く思ったのが、わずか15歳で、将来の職業も未来の伴侶も決めてしまうのは、いくらなんでも早すぎやしないか?ということ。
たとえ、中学生の時に、なりたいものや好きな人がいたとしても、ほとんどの場合は、高校生や大学生や社会人として、様々な経験や出逢いを重ねていくうちに、違う職業に就いたり、別の人と結婚したりするものである。
だからこそ、この映画は、ファンタジーとして観るのが正解なのだろう。
ファンタジーであれば、自分に重ね合わせることはできなくても、こんなことがあってもいいなと思えるし、美しく、穏やかな世界に、心地よく浸ることもできる。何よりも、中学生と大人の主人公たちが、4人でセッションをしたり、朝日が昇る丘の上でのシーンが、10年という歳月を隔ててシンクロするという、心がときめくようなシーンも用意されているのである。
しかしながら、その一方で、そうしたファンタジーを、なぜ、リアリスティックな実写で作ったのか?という大きな疑問は残るのだが・・・
すべての夢を追いかける人へ
お恥ずかしながら、僕は「耳をすませば」の原作漫画と、ジブリの映画を観たことがありません。そんな僕から率直な感想を言わせていただくと、全体的にすごく良かったです。映画特有の、ここがすごく盛り上がる!というシーンはあまりなかったかもしれませんが、物語自体はしっかりと作り込まれていたため、最後までほっこりとした気持ちで楽しめました。また、この映画には、甘酸っぱい恋愛の要素だけでなく、すべての夢を追いかける人へのメッセージもたくさん詰め込まれています。作品を通して、夢を追いかけることによる成長と葛藤が描かれており、自分の将来などに悩んでいる人には是非見てほしい作品です!
綺麗な心
子どもから大人へ成長し、それぞれ夢を追う姿が描かれているのが良かったです!
ラストのイタリア街でのチェロ演奏・雫と日本で再会して自転車で夕日を見に行くシーンが良かったです☺️✨
全体を通して寒い冬の場面が多いですが、映画らしい暖かい雰囲気が映画に表現されていて良かったです。
╰(*´︶`*)╯✨
ジブリの実写ではなく、恋愛映画として考えると良い映画だと思います!!
〜ちょっと残念だった事〜
・せっかくイタリアで再会した2人が現地で、過ごす時間が少なかっかったです…
いいストーリー❤️
めっちゃ良かった!
てか少し前にやった金曜ロードショー観といて良かった~
電車に乗って景色を眺める猫、駅を降りてトコトコと歩いてく姿、原作を忠実に再現されてて良かったしホッコリしました😺
聖司(松坂桃李)がチェロを演奏し、雫(清野菜名)が歌う「翼をください」が良くて自然と泣けました。
てか翼をくださいの入りだしのイントロ部分って、オリジナル演奏?それともアレンジ入ってるんですかね?
イントロ部分が印象的で、聖司のチェロ演奏する姿がカッコよかった!イントロ部分のメロディーがまだ耳に残ってます♪
雫と聖司の恋愛部分は歯痒い、もどかしいなと思うところはあったけど、聖司からの手紙で「図書館で雫の事見てたよ」のくだりはホッコリしたしまたまた泣けました😢
てか手紙届いてから~エンドロール終わりまで涙が止まりませんでした。
ハッピーエンドで良かった!
十年後のふたりは…
アニメ版が好きなので観てみました
…結論から言うとよかった
アニメの実写化というと中々難しいところもあるけど中学時代の役の人達が上手くてそのまま実写化しても大丈夫なくらいよかった
ふたりの十年後は…
夢を追いかけて離ればなれ
…雫は
小説を書くことを目指して
また編集者としても頑張っていたが…
正直な気持ちを言えずにいた
自信失くしていた雫は
聖司くんのいるイタリアへ会いに行くことに
十年のブランクは……
あったけど
…聖司は
雫と出会った頃の気持ちを手紙に…
受け取った雫は…嬉しさのあまり涙を流す
(私も感激してうるうると…)
お互いに心の声を感じて
夢を…あきらめず…やってみよう…と
いい感じで終わりました
アニメで結婚しようねと
約束した高台で
プロポーズ…
アニメの時は早いと思ったけど
……十年後のふたりはお似合いです
余談
…松坂桃李はやっぱりいい(上手い)
ですね
もう一人松本まりかも
【”夢を諦めない大切さ。”自らの夢を追う男女の10年を描いた作品。邦画界を牽引する清野菜名と、松坂桃李の確かな演技が、今作品の”清らかな品性”を維持している事は間違いない。】
ー 2人が若き頃の内容は、多くの方がジブリ作品でご存じだと思うので、ほぼ割愛。-
◆感想
・大人になった雫を演じた清野菜名と、聖司を演じた松坂桃李という現代、邦画界を牽引する二人の確かな演技が、今作品の”清らかな品性”を維持している事は、間違いない。
・中学時代の雫を演じた安原流那さんと、聖司を演じた中川翼さんも良い。
二人の一見ツッケンドンな態度を取り合う姿。
だが、本の貸し出しカードを切っ掛けに聖司のおじいさんが営むアンティークショップ”地球屋”で、お互いの夢を語りあい、”翼をください”を聖司のチェロをバックに雫が歌うシーン。そして、その姿を見守る”エンゲルスツィマー”の緑の眼を持つ”バロン”。
ー そして、ラストのシーンで聖司から雫に語られた真実。そういうもんだよなあ・・。-
■10年経って・・。
・聖司はイタリアに渡り、若きチェリストとして独り立ちしているが、雫は小説を書いても落選続き。
編集長(音尾琢真:今や絶滅危惧種のパワハラ編集長を好演。因みに私の助演男優ベスト5に入る方である。)に叱られ、担当作家(田中圭)からは、”自分の意見を言えなくなったが故に”担当変えを要望される。
で、行き詰った雫はイタリアへ。
- 雫の夢が、現実に押しつぶされそうになっている。-
・聖司は、優しく雫を迎え入れるが、聖司と一緒に演奏しているサラからの彼へのまさかの告白。
- 率直に書くと、オリジナルのイタリアパートはやや粗いと思った・・。-
・そして、雫は独り日本へ。二人の関係は終わったかと思いきや、聖司から手紙が届き・・。
- そこに書かれていた聖司の、雫への中学からの想い。-
<後半の展開は、やや強引な印象を持ったが、矢張りあの丘での二人のシーンは10年経っても変わらずに良い。
そして、二人は早朝、自転車で思い出の丘へ・・。
鑑賞後の心持、佳き作品でもある。>
途中で寝てしまった
高評価付けてる人は耳をすませばじゃなくて俳優を見に来てるだけです。
ジブリですら原作と違うのでそれをベースとした実写は更に別物、しかも未来、もう何を見てるのか分かりません...
年齢の事もあってあまり濃厚なラブコメには出来ないけど子役使って原作通りに話を作って欲しかったです。約ネバの時も思ったけど子役の存在意義が無くなりますよ?
スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫...
スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫画を、清野菜名と☆松坂桃李の主演で実写映画化。原作漫画とアニメ映画で描かれた中学時代の物語に加え、主人公2人が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く。
大人になった雫と聖司を清野と松坂が演じ、中学時代の2人には映画初出演の安原琉那と「光を追いかけて」の中川翼を起用。
感動で号泣(T_T)
ジブリアニメの中で1番好きな作品の実写版。観たくて観たくて、封切り初日1回目の上映で鑑賞です。
中学生時代と10年後と両方の丘の上の聖司くんと雫ちゃんの会話シーンにとても感動して、涙が止まらなくなりました。本当にピュアな2人の愛に心が洗われます。
脚本が大変素晴らしく、役者さん達一人ひとりのセリフの言葉にも感動します。今時あまり無い、本当の純愛物語で、素晴らしかったなぁ。観に来て良かった!!
帰りに珍しくパンフレットを購入しました^_^
ジブリファンなら知ってるあの話
完全にアニメ版の続編です。
中学時代はアニメ版をなぞったものです。あのシーンもこのシーンも見たことがあります。
大人になっても元気で、素直な月島雫を清野菜名さんが好演しています。
そうだよね、雫ってこんな子だよねって思える。
一所懸命頑張ってるのに何者でもない自分に苛立ったり戸惑ったりしている。
二人はどうなるのか?雫はどうするのか?
最後は号泣しました。
これも金曜ロードショーで3年に一回くらいやって欲しい。
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