「悔しいけど、どうしても好き…泣」耳をすませば りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
悔しいけど、どうしても好き…泣
ジブリ版「耳をすませば」の大ファンとして言わせてもらうと期待してたのと違う!!
(アニメではなく、漫画原作の10年後と聞いたけど、それにしてはアニメを意識し過ぎ!)
まず、なんでバイオリン職人からチェリストになったの!?翼をくださいのためか!怒
ますます外国行く意味が分かんない。
それに、中学時代の10年後が1999年…。
映画は1995年公開だから、2005年にしない?
2005年は携帯あるし派手でノスタルジーを感じない時代で嫌だった?
25歳の設定で、松坂桃李は無理ある。
杉村もこれは杉村じゃない…泣
ジブリ版は、意外にも雫と聖司の仲が深まっていく様子って描かれてないから、この映画で二人が中学生らしく小競り合い観れてよかった。
中学生シーンはなかなか◎
90年代は私も子供だったから、遠距離恋愛がどんな風だったか想像つかない。
手紙だけで励まし合うだけの10年ってどんな感じ?
中学生のシーンはあるのに、中学生卒業〜10年後まで一切ないのは悲しい。
雫も遠距離の辛さを爆発させてたけど、それでもきれいな所だけをみせられた気がした。リアルさを感じれないから、雫と聖司カップルにリアルさが感じられない。
でも、期待してたのとは違っても、合間合間にある懐かしさに胸が打たれてしまう。
きれいな思い出のままでいたかった気持ちと、理想と違ってもまた観れた嬉しさ。
まさに、初恋の人に再会した複雑な乙女心のよう!
そうなるのはやっぱりこれが、私にとってすごく特別だからだなとしみじみ感じた。悔しいけどね!!
ファンが集まって、同人誌作りたいな。
この映画から耳すまの愛は感じないから、ファンの方がよっぽど良作作れると思う。
例え、別れてたとしても「これだよね」と思いたかった。