「【”夢を諦めない大切さ。”自らの夢を追う男女の10年を描いた作品。邦画界を牽引する清野菜名と、松坂桃李の確かな演技が、今作品の”清らかな品性”を維持している事は間違いない。】」耳をすませば NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”夢を諦めない大切さ。”自らの夢を追う男女の10年を描いた作品。邦画界を牽引する清野菜名と、松坂桃李の確かな演技が、今作品の”清らかな品性”を維持している事は間違いない。】
ー 2人が若き頃の内容は、多くの方がジブリ作品でご存じだと思うので、ほぼ割愛。-
◆感想
・大人になった雫を演じた清野菜名と、聖司を演じた松坂桃李という現代、邦画界を牽引する二人の確かな演技が、今作品の”清らかな品性”を維持している事は、間違いない。
・中学時代の雫を演じた安原流那さんと、聖司を演じた中川翼さんも良い。
二人の一見ツッケンドンな態度を取り合う姿。
だが、本の貸し出しカードを切っ掛けに聖司のおじいさんが営むアンティークショップ”地球屋”で、お互いの夢を語りあい、”翼をください”を聖司のチェロをバックに雫が歌うシーン。そして、その姿を見守る”エンゲルスツィマー”の緑の眼を持つ”バロン”。
ー そして、ラストのシーンで聖司から雫に語られた真実。そういうもんだよなあ・・。-
■10年経って・・。
・聖司はイタリアに渡り、若きチェリストとして独り立ちしているが、雫は小説を書いても落選続き。
編集長(音尾琢真:今や絶滅危惧種のパワハラ編集長を好演。因みに私の助演男優ベスト5に入る方である。)に叱られ、担当作家(田中圭)からは、”自分の意見を言えなくなったが故に”担当変えを要望される。
で、行き詰った雫はイタリアへ。
- 雫の夢が、現実に押しつぶされそうになっている。-
・聖司は、優しく雫を迎え入れるが、聖司と一緒に演奏しているサラからの彼へのまさかの告白。
- 率直に書くと、オリジナルのイタリアパートはやや粗いと思った・・。-
・そして、雫は独り日本へ。二人の関係は終わったかと思いきや、聖司から手紙が届き・・。
- そこに書かれていた聖司の、雫への中学からの想い。-
<後半の展開は、やや強引な印象を持ったが、矢張りあの丘での二人のシーンは10年経っても変わらずに良い。
そして、二人は早朝、自転車で思い出の丘へ・・。
鑑賞後の心持、佳き作品でもある。>
イタリアへ行ったんですから、もったいないですよね。音楽も月影のナポリとかの方が良かったかなぁと思いました。
すみません。いつもありがとうございます。
NOBUさんコメントありがとうございます。
なんでも愛知県が日本で一番、神社仏閣が多いらしいです。三英傑は全員、三河、駿府出身。
ジプリは見過ぎですか?
今年は宮崎駿の新作が観れそうです。楽しみ。
今年も宜しくお願いします。
返信、そしていつもコメントありがとうございます😊
聖司くんの手紙良かったですよね。あの手紙と回想シーンにグッと来ました。
「スペンサー」早く観たいなって思っています♪こちらこそ今後ともよろしくお願いします☺️
NOBUさんこんばんは!
そうそう、主役の2人の確かな演技が“清らかな品性”を生み出していましたね✨
大人から子どもまで楽しめる作品でした😊
個人的には、松坂桃李ほどのイケメンがイタリアで10年浮気せずに…なんてあり得ない!と心の中で突っ込んでました笑