「優しい、嬉しい」モービウス コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
優しい、嬉しい
吸血鬼同士、幼馴染同士の戦いそのものはそれなりに楽しませてもらいつつも。
このところ2時間3時間は当たり前だったマーベル映画に、燦然と輝く104分。
膀胱に優しい!
これは嬉しい。
ただしあくまでも、「ダークヒーロー的なキャラクター誕生・紹介編」に徹していて、話に深みはなく。
冷たい言い方をすると「アメコミの映画ってこんなもんだっけ?」とも。
今後のために(特にスパイダーマンファンは)観ておいた方がいいけど、マスト感はなし。
ポストクレジットはマーベル映画としていつも通りあって、ミッドとラストの2パート。
エンドロールで立って帰らないように。
すっかり忘れていた、まさかのアイツが出てきたのでびっくりだ(もちろんネタバレ回避で内緒)。
ちょっととってつけた感もなくはない。
予告編にあったように、モービウスの世界ではヴェノムが知られていて、スパイダーマンも知られているっぽい。
だが、その辺は全くの謎のまま、含みだけ。
いわゆるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と、ヴェノムやモービウスのいるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)がどのように組み合わさっていくのかが気がかりで、むしろモヤモヤが増して終わった感じ。
結局、ストレンジのマルチバース設定説明待ちなのかなぁ?
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