さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
全85件中、21~40件目を表示
現代社会問題
公開日初日に見させていただきました。私自身、ホラーというものを避けてきましたので見に行くまでに勇気がいりましたがキャストのみなさんの宣伝活動でホラーだけじゃない心霊探偵バディによるミステリー要素、謎解き要素、人間味というところで挑戦してみようと思いました。映画を見ての感想は、まずキャストの皆さんの演技の美しさ、そして映像(色の区別)と音響に惹かれました。確かにホラー要素やグロテスクな場面もあって目を瞑りたくなるところもありましたが現代社会におけるSNS問題、言葉という呪いが人を苦しめること、そして反対に互いのコンプレックスも受け入れて向き合うことで乗り越えるきっかけとなること。色々なことを感じることができました。私の拙いレビューですが、さんかく窓がもっともっと広まっていきますように。
ちょっと難しいかな😂
もう1回観ないとわからないかも(>_<)
見える人、祓う人、呪う人
3人の役割が最後は曖昧に感じた。
祓う人が、子供の時は呪ってたり?
見えるだけの人が、最大ミッションに参加していったり?
もう1回観に行こう❗️
あと、北川景子さんも出てるんだーこの映画
っと思ったらあらーーーーーーーーまあーー。
人間の壊れた心から作られるものとは...
人とは違う個性を持った事で、3人はそれぞれに色んな想いを抱え生きている。その中で起こる事件、解決するために行動する三角くんの思いが、冷川とエリカにも届くラストの映像に引き込まれました。
ホラーの要素もありますが、神秘的な映像はとても綺麗。音楽も効果的で、耳に残ります。
3回観ましたが、また観に行きます。
コンセプトが面白い!
霊が視える男・三角康介(志尊 淳さん)と
霊を祓える男・冷川理人(岡田 将生さん)が出会い、
特殊能力を持つ2人が、心霊探偵バディとなり除霊していく。
このコンセプトが面白いなと思い観ていました。
そこへ、現実主義者の刑事・半澤日路輝(滝藤 賢一さん)が登場し、
殺人事件の調査を依頼する。
三角・冷川の心霊探偵と信じない刑事・半澤、真逆の3人が協力し事件を解決していく。
物語にミステリーの要素が加わり、更に面白くなりました。
(滝藤さんの演技が好きなので、ストーリとは関係なくワクワクしながら見てました。)
そこへ、謎の女子高生・非浦英莉可(平手 友梨奈さん)が登場し、
物語は新たな展開を迎えます。
霊を「信じる」「信じない」、呪いを「信じる」「信じない」など、
目に見えない能力を「信じる」か「信じない」かは、人それぞれですが、
特殊能力を持つ人は、他人とは異なる能力を持つことで、
不安やストレスなど、辛い思いを抱えることもあるかもしれません。
本作でも、三角・冷川・非浦は、自身の能力が影響した辛い過去を持っており、
お互いが助け合い過去を克服することで、同じ能力を持つ者同士の絆が生まれる。
そんな映画に見えました。
次回作があるなら、三角・冷川・非浦がどのような関係になっているのか、
また、半澤はどんな事件を持ってくるのか。楽しみですね。
役者と原作の無駄遣い
原作既読。
正直、つまらなかった。
原作とは別物と考えて見る努力はしたが、そもそもこれ映画としておもしろい?というレベル。話はかっ飛ばしすぎて説明不足なところが多々あるし映像も終盤につれてどんどんチープに。貯金箱のシーンは残念すぎる。
終始中途半端な印象で登場人物に感情移入が出来なかった。映画じゃなくて深夜の30分ドラマとかの方が合ってそう。そっちの方がもっと丁寧にストーリーを作れたんじゃないかな。
あと岡田くんはなんであんな厨二くさいコート着てるの?
役者の話をすると滝藤さんと平手さんの演技はとても良かった。原作とのイメージも合うし特に平手さんはオーラがあるというか、スクリーンに映えてた。岡田くんも服以外は良かった。
志尊くんは原作のイメージからかけ離れてるので原作ありきで見ると微妙。それ無くせばかわいいキャラだと思った。これはこれでアリ。
最近は実写映画も良い作品が多いだけにこの作品の出来は残念。個人的にエリカの過去設定を改変された時点でダメだった。続編匂わせる終わり方だったけどエリカの母親殺したらこれからの彼女周りの話全て崩れるがその辺どうするつもりなんだろう?まさか全部オリジナルストーリー??
少なくとも制作陣に原作愛が全くないことは伝わった。話題の俳優出してバックハグさせとけという適当さが滲み出てる。役者は良かった。
とりあえずみんな原作読んで欲しい。
映像美に圧倒され、あっという間にさんかく窓の世界に引き込まれました...
映像美に圧倒され、あっという間にさんかく窓の世界に引き込まれました。
ヒウラエリカをを追っていく内に冷川さんの過去と絡んでくるストーリー展開と、三角くんが冷川さんと"運命"な出逢いで強くなっていく姿が美しく惹き込まれました。
冷川さんの人間社会の常識からズレている感覚を、岡田さんの演技とビジュアルからガンガン感じられて…めちゃくちゃ好みのキャラクターです。もう、大好きです!!
エリカの、エリカからすると"普通"の高校生活を送っている子達を見ている表現が切なくて綺麗で、胸がきゅっとなりました。
クライマックスシーンも素晴らしく、自然と涙が溢れていました。
見終わった後、また直ぐにさんかく窓の世界に行きたくなる自分がいました。
OutSide Do Triangle Window!!!!????
あまりよくわからずに。
横浜が舞台っぽくて。(笑)
いまいち、ストーリーが呑み込めなくて。(笑)
仕方がない。(笑)(笑)
怖いのは人間
CMをみて面白そうだと思い母親を誘って行きました。原作があることすら知らず、全く何の情報もなく見ました。結論から言うと、良かったです。
普段は買わないパンフレットまで買ってしまいました。しかし、これがまた良かった。
ラスト、エリカの呪いがとけてなくて、続編の匂わせかと思っていたら、ちゃんとした理由がパンフレットに書いてました。
エリカは人をたくさん罪のない人を殺したんだから、
三角や冷川と出会っだからといって、その罪は消えない、これからも彼女はその罪と向き合って生きていかないといけないって、納得。
最近は、最後がはっきりしない終わりかたのホラーが多い中、きちんと終わって考えさせられる映画でした。
出演者の演技も良かったし、音楽がかなり良かったです。映像も綺麗でホラーというにはとょっと違うような感じがしました。
いろいろな謎がきちんと、まとめられていて最後はウルウルとしてしまいました。主役三人の涙が、それぞれいい。男性の涙はいい!!エリカもいい!!
理不尽な呪いというより、必然的な人によっての呪いで、すぐ近くの出来事のようでした。
子供が「死ね」とか簡単に言っていて、これがやけにリアルで、怖いなと思いました。
しいていうなら、最後のCGをもう少し頑張ってほしかったのと、一人一人の孤独、特にエリカの説明がもっと欲しかったかな。
原作を読んだら分かるのかな。
もう一回見てもいいかなと思いました。
誹謗中傷があるネット社会だからこそ突き刺さりました
原作を見ないでいきました。
公開を楽しみにしてました。
3人の演技も素晴らしく
感情移入してしまい
三人の過去のところが繋がったところ
は特に泣いてしまいました。
ネットの中傷にしろ
怖いものは幽霊よりも人であり
しかし
助けてくれる人も
人であること
を考えさせてくれる内容でした
す。
ネット中傷や人が傷つく言葉にありふれた世の中だからこそ、これをみた大人達がわからない子供に教えてあげる、その見本となれるよう、
次の世代に受けついでいきたいと感じました。
とくに
悩んでる方
学生さんにもみてほしいです。
今の自粛中でも
みんなに呼びかける
メッセージがつよく
公開が伸びていたことで
色々想像を膨らませていたときに
リアルに今の自分に
心理的に深く入っていきました
映画ってダイレクトに
伝わってきますね
短期間に何度も!
志尊くん目当てで観た映画ですが、観終わった後は映画の内容にどハマりし、終わった直後からまた観たい!と思えるものでした!パンフレット購入してすぐに熟読しある程度確認ができたところで、再度映画館へ!
BL要素が強いのかと思っていましたが、さほどその要素はなかったので家族でも観れる映画だと思います。でも丁寧に心の繋がりが描かれておりきちんと冷川と三角くんの2人の絆を感じることもできました。
平手友梨奈さん演じるエリカは初めの眼力には恐怖を覚えました。徐々に三角との関わりがある中で優しい目に切り替わっていくのがわかり本当に素晴らしい演技だと思いました。貯金箱のシーンも迫真の演技で息をするのも忘れるくらいでした!呪い続けたエリカは最後ハッピーエンドではなかったので、次回作に期待しています。
滝藤さん演じる半澤さんの言葉、それを表現している姿がすごく心に刺さり、観るたびに引き込まれていく自分がいて私はこのキャラの中で1番好きかもしれません。信じないと言いつつも信じている。でも自分で見たものしか信じない。深いです。
和久井さん演じる三角くんのお母様…ここは本当にこの映画の中でほっこりできる場面でいつもにやにやしてみてます。かぼちゃの煮物作りすぎちゃったのかな?って。三角くんがカミングアウトしても、素敵な言葉で返してくれて自分もこんな返しができたらいいなって学んだ場面でもあります。
一度延期になったこともあって番宣が早いうちに始まり、ずっとワクワクしていたこともあり無事公開できた日は安堵感が相当なもので、ストーリーと相まって涙が止まりませんでした。
ホラー、ミステリー要素強めかと思いきや、現代のこのSNSの普及から起こる問題や誰もが抱えているであろう秘密や孤独感がテーマとしてあるのでファンタジーのようでノンフィクションのような感覚でとても考えさせられました。改めて大切な人だったり、言霊だったり穢れ、呪いちょっと怖いけど、考えながら生活するようになりました。このテーマが1人でも多くの方に届いたら平和な世の中になるのにって思いながらこれを書いてます。それぞれがそれぞれを思いやっている姿が番宣の間に何度も垣間見れて映画だけでなく制作者側にも少し参加した気分になれました。
毎回見るごとにテーマを決めてみるようにしたら面白さ倍増しました。今日は衣装、今日は音楽、今日は滝藤さんになりきるとか、全てが計算され尽くされていて、とにかくこんなにハマって短期間に何度も観たいと思った映画は初めてです!
新しい切り口のミステリーホラー
SNSなどで、発する言葉が自分も他人も縛りつけてしまう怖さ、呪いの概念が変わる!赤い色の部屋は正にそれを可視化したシーンだったように思える。音や色、セット、あらゆるシーンが本当に綺麗で丁寧で、人のこういう部分に切り込んで描かれた作品は初めて観ました、今の時代だからこそ観て欲しい作品、人生で1番好きな映画になりました!信じる信じないの概念にも、注目して欲しいです。
森ガキ監督らしい映像でした
原作、予告ともに一切前情報なしに、霊が見える男と祓える男のお話というくらいで鑑賞しました。
まずオープニングから、街を歩く人々がみんな黒。そこへ白の霊が現れて…色使いのきれいな映画の印象です。
カレイドスコープの綺麗さや、少々グロテスクなシーンですら日差しの光が綺麗で、森ガキ監督らしい映像だと感じました。
泣ける映画とは全く思っていなかったので、最後の方の三角くんと冷川少年の「これは運命?」のシーンで号泣。
三角くんのコロコロと変わる表情とは対象に、冷川のほとんど変わらない表情が印象的。でも最後は三角くんのおかげで少し人間らしさを取り戻した冷川の微笑みがたまらなく素敵でした。
ヒウラエリカも表情はさほど変化がないけれど、目での演技がとてもすごかった。
また音楽もとても素敵で、ドキドキするシーンでもきっちり音楽が耳に入りました。個人的には冷川少年が螺旋階段を下るところの音楽が好きです。
原作をよんでいないと理解するのに少し時間がかかるかもしれませんが、1回ではなく何度も見たいと思ったし、(実際何回も見ています)これで森ガキ監督の映画は間違いないなと確信を得た映画でした。
これは絶対に大きなスクリーンで見て欲しいです。
スタイリッシュ映画
原作は読了した上で見たが、原作とは別物として一本の映画として見るのが良い。
全体的に映像が美しく、MVを感じさせる作り方。バックにかかる音楽が良い。
序盤からテンポ良くストーリーが進み引き込まれる。ただ、ラストはイマイチ回収しきれてない感がのこってしまったのが残念…
脚本家がだいぶ削られてると嘆いていたので、ディレクターズカットが見てみたいので、円盤発売の際はそこも入れた完全盤が見てみたい。
【役者について…】
◯岡田将生の今までにない役どころで新境地を見せたと思う。瞬きをあまりしない人形のような目付きが冷川のプラスチックな雰囲気を醸し出していて良かった。
◯志尊淳はとにかく演技が上手い。
若手の中ではかなりの実力派だと思う。
倒れて過去のトラウマの夢を見た後に起き上がり、秒で涙を流すシーンには驚いた。
これからの若手俳優の中でもかなりの筆頭株になる俳優だと思うので、今後の作品も楽しみでしかない。
◯平手友梨奈は2作目の映画で、相変わらずの目力に圧倒される。半澤の妻を見つけ「信じてるもの見つけた…」というシーンは何度見てもゾクゾクする。ただ、ラストのシーンではここで涙をポロっと流せるようになれば女優としてかなり期待できると思うのだが、そこは残念。まだまだこれから沢山の場数を踏んで目力だけの女優から色んな表情の作れる演技が出来るように開花するのか楽しみ。
◯滝藤賢一はこの映画の中での肝だと思う。
全体をピリッと締めた演技が素晴らしかった。
◯和久井映見はだいぶ年齢がいったなぁ…と感じたが、「他人より少しだけ目が良かっただけ」というセリフがとても良かった。
◯筒井道隆の教祖はちょっと勿体ない使い方だった気がする。胡散臭さ満載の衣裳がこの映画のスタイリッシュな衣裳の中で唯一浮いていた…
全体的にストーリーに補完が必要なところがあるので、パンフとノベライズを見てからもう一度映画鑑賞すると更に見方が変わると思う。
最初のオープニングと最後のエンドロールでかかる、ずと真夜の曲がすばらしい。
映画の挿入曲もいいのでサントラも買いたい。
ラストのシーン
私は原作を見ずに映画を拝見させていただきました。※かなりネタバレを含みます。
実はこの作品を見るのは今回2回目でした。1回目は話の流れを理解するのに必死だったのが正直な感想です。ですが、冷川さんの過去や三角くんと英莉可ちゃんの生まれ持ってしまった才能について理解し、自分なりに考えることが多く見た後の余韻もすごかったです。
2回目は流れも知り過去も知った状態だったので1回目とは違うところに着目することができました。まずは音楽。個人的にとても好きでした。綺麗なハーモニーで場を作ってから落とす不協和音に鳥肌を感じストーリーに入り込むような感覚がしました。特に好きだったのは英莉可が登場する可憐なピアノ。英莉可は当たって普通の女子高生。呪いを操れるという特殊能力を持って生まれただけであり、本当は普通に過ごしたかったはず。等身大の女の子であるということを表すような音楽が印象的でした。
私が1番理解が難しかったシーンは宗教と暴力団の交わりです。これは原作を読んでないからなのかなと思っています。2回見た今でも理解しきれていません。私はパンフレットを購入したのですが、2時間という短い間にこの連載中であった原作のストーリーを取り入れることが難しいという監督の言葉に頷きました。限られた時間の中で表すことが難しい部分であるのかなと思いました。三角くんが心に残る過去や、冷川さんの人間関係、英莉可の特殊能力。普通に生まれただけなのに他の人とは違う力を持ってしまった3人がさんかくに結ばれ、涙するシーンがとても心にグッときました。冷川さんに勇気をもらえたように、三角くんが過去の冷川くんを励ますシーンから涙が止まりませんでした。
私が1番考えさせられたシーンはラストの腕のシーンです。台本では冷川さんと三角くんが会うシーンで終わりだってらしいのですが、英莉可の腕でパッと終わりました。1回目は続編があるのでは?と思いましたが、よく考えればそうではないなと思いました。英莉可は理由はともあれ殺人という重い罪を背負っています。呪いがなくなったからといって英莉可の罪が許されたわけではない、そう感じ取りました。ハッピーエンドかと思いきや、「お前がやった罪は償えない」と語りかけられた気がしました。劇中でもあるように人間は何よりも恐ろしいです。時には人を死に追いやります。英莉可はそれが呪いだっただけの話で、決して許されることない。傷つけたものは一生背負って生きていく、というメッセージではないかと考察しました。
あまり見ないジャンルであり新鮮でした。オープニングのずっと真夜中でいいのに。さんの「過眠」とのカットのマッチがとても好きです。色彩がとても工夫されていて、人の服の色分けや血の色など、なぜか綺麗だと感じさせられました。この作品では色遣いと込められたメッセージに注目してみていただきたいなと思います。冷蔵庫の平手さんの絵も見つけておらず、原作を読んでからの感じ取り方の違いを楽しみにまた何回もみたいと思います。
こんなに映画で深く考えたことは初めてです。穢れの裏にメッセージを込められていて見た後も余韻に浸ってしまう素敵な作品でした。
役者だけ良い
回収しきれてない伏線が多すぎると思う。
映画よりも、連ドラとかの方が見応えあった。
宗教andオカルト強めのホラー、だが怖くない!
(人はめちゃくちゃ死ぬ)
しかし俳優陣に救われた。
三角役が志尊淳じゃなかったら観て損した気持ちになったかもしれない…
志尊淳は人の感情を動かす演技をするから暇はしなかった!
あと岡田将生の最後のタートルネックがカッコ良すぎてそれまでのグダグダはどうでも良くなった。
イケメン最高。
原作ファンが観た感想
原作は単行本9巻全て読んでいる状態で観にいきました。
まず、本作は原作を大分改変した内容だったので、原作ファンの方は原作の『さんかく窓の外側は夜』とは全くの別物として観るべきです。
原作ファンからすると、主要登場人物3人のバックボーン、冷川の過去、物語の展開等、そこ変えちゃうんだ...と残念な部分が割とあります。
また、100分程の尺に収めるのがやはり難しいようで、所々に原作を端折ったストーリーがチラッと出てきてさ〜っと流れていくのをみて、原作未読だと違和感が残りそうだなと思いました。
が、別物の作品として観れば面白いのかもしれないです。
映画の利益次第では続きがありそうな終わり方。
もし原作未読で映画を観て微妙だと思った方は原作を読んでほしいです。
廃墟マニアには刺さるかも
原作コミックスは読んでます。
キャラや設定などがかなり違いますが、それはそれとして、映画としての再構築はよくできてると思います。
映像もスタイリッシュですし、見えちゃいけないものも「あ、これほんとに見えちゃいかんわ」という感じに仕上がっていてよかったです。
呪われたときの表現も、わかりやすくて、これいかんやつ感あって良かったです。
一番好きなのが、合成遺体の発見場所の廃墟。廃墟好きの自分には刺さりました。
貯金箱の入り口もいい感じに場所が悪そうで良かったです。
キャストも良かったです。特に滝藤さんは意外と合っていた。平手さんは、まんまヒウラエリカだった。
ただ貯金箱に突入したあたりから、テンポが急に悪くなってかったるさを感じました。
そして、クライマックスでは「この世界の片隅に」化。
テーマとして悪くはない、ですけど、セリフはもうちょっと捻ったほうが良かったんじゃないでしょうか。
あと、黒い触手に絡み付かれる平手さんは、シーンが長すぎて私には少し陳腐でしたが、性癖に刺さる人にはたまんないかもなーと思いました。
全85件中、21~40件目を表示