さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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映像美だけが魅力ではない
流石はCMクリエイターだった監督の作品。霊とか呪いとか悪意とかのドロドロした感情を斬新な映像で表現されています。志尊淳の揺れる心、平手友梨奈の存在感、そして岡田将生の圧倒的な美しさが映えて半澤刑事の「信じない力」の強さにに安心する、映像の数倍心理的に怖い映画です。怖いけれど何度も見てしまいます。うん。信じない力は素晴らしい!
周りの人を大切にしようと再確認できる素敵な映画
たくさんのSNSが普及した現代。使い方次第では救いにも落とし穴にもなるもので、言葉には想像以上の力があると日頃から感じていました。
この作品を観て、より自分の言葉には責任を持たないといけないなって思ったし、自分の周りにいる人のことを大切にしたい、大切な人の大切な人も大切にしたい、そう思いました。この作品を観た方々が同じように、自分の周りの人を大切にしていくことで、人を大切に思う"大切"の輪が広がって、今以上にもっと人に優しい世の中、人に寄り添える世の中になればいいなと思いました。
そして映像も綺麗で、音楽も素敵でした。演じる方々の力、音楽の力、映像の力、それぞれの相乗効果でより素敵な作品になっていると思いました。どれか1つでも欠けたらダメなんだと思いました。
届けたいと思っている方々の作品を受け取れることが当たり前じゃない世の中でこの作品に出会えてほんとによかったです!!
チームさんかく窓の方々が熱い思い、魂込めて届けてくださったこの作品がより多くの人の心に届くことを願っています。
腰痛にはバブ
漫画風な題材。
役者は悪くはないが、実写だと少し苦しい内容。
アニメで見たかったとも思う。
良い点
・ネバーランドの余韻が残る人
悪い点
・なぜその箇所
・実写だとどうしても演出が安っぽい
・黒い血?
・霊の話だったはずだが
以外にハマる映画
さんかく窓の外側は夜はホラーやミステリーですがそれだけではなく色々考えさせられる映画でした
最近ではSNSの利用の仕方によっては励ましにもなり凶器にもなるってよく言われていますがまさにその通りだなと思えるえいがだとおもいます
何より3人の演技力が素晴らしかったです
特に泣くシーンはどーやったらこんな綺麗な涙が流せるんだ?ってくらいでした
この映画は3人の過去トラウマだったり人間関係の難しさいじめ誹謗中傷全て兼ね備えられた素晴らしい映画です
何回も見たいなと思えるそんな映画でした
まだまだ公開中ですよね
1人でも多くの方に見ていただきたい
そんな素敵な映画です
面白い
普段、あまり映画館で映画を観ないのですが、志尊くんが出演していることと原作漫画が面白かったので、映画も観てみたいと行ってきました。
原作とは異なる部分もありますが、登場人物への違和感もなく、すんなり物語の中に入って観ることができました。
2回観ましたが、最初は三角目線で観て涙し、2回目は半澤に共感して様々なことを考えさせられました。
これは、映画館で観た方が楽しめる映画だと思います。
少なくとも、あと1回は映画館で観たいと思っています。
美しい映画
色彩や光や音の使い方がとても印象的で、本来ならばグロテスクであろうシーンも不思議と美しく感じられ見入ってしまいました。ミステリーやホラーの要素もあるけれど、私にはこれは望まない能力を持っているが故にずっと孤独だった3人が「誰か」に見つけてもらうことで人生に光を見出す物語に感じました。刑事役の滝藤賢一さんがカッコいい!
さんかく窓の外側は夜
ホラーは苦手ですが、映像の美しさに怖さを感じずに観ることができました。それぞれのキャラクターが成長していく姿を役者の表情と映像の相乗効果で楽しめる作品です。△のタイミングで情景が変化するところも、これまでになかった演出で、とても素敵でした。
何度も観たくなる作品
ホラー要素が多いのかと思いきや人間ドラマが描かれた作品。言葉の持つ力や重みについて改めて考えさせられました。俳優さんや女優さんの演技にも引き込まれ、映画を観た後は毎回、もう一度観たいと感じました。
新ジャンル
冒頭から、映像美や音楽の世界観と
キャストの皆様の演技力に引き込まれ、
ハラハラドキドキ、感動で何度も鳥肌し
最後まで一瞬たりとも目が離せませんでした。
ファンタジーのようで現実的な内容。
信じる力、信じない力の強さと
言葉の重みを感じ 考えさせられました。
言葉の重みについて考えさせられる映画
SNSでの誹謗中傷やパワハラなどの現代社会が抱える問題を比喩したものと考えました。
例え方が独特でした。
少しグロテスクなシーンや幽霊が出てくるシーンもありますが、見てるうちに慣れてくるかと思います。
余白が多い映画なので、いろんな捉え方ができると思います。
うすっぺらいよ
薄っぺらい映画だった。映画館で見る価値もない。後には何も残らない。一体何だったんだろ?不都合なところは描かない、ひょっとして2部作の前半だけ見たのか。
忘れていた過去を思い出していつの間にか事件解決。万歳、万歳。よくあるホラー漫画と同内容。
現代社会への大切なメッセージが込められています
ホラーでなく、ミステリーサスペンス要素が強いかなと思います。
あと、今の社会への大切なメッセージが込められてました。
やはり、「幽霊より人間のほうが恐い」
色々な差別を生むのも人間...
人を孤独にしたり、追い詰めたりするのも人間...
"言霊"はあると思うので、良いイメージの言葉を使うように心がけようと思いました。
主役3人、とても役にあっていました。
最後の方の三角くんと少年とのシーンで、
毎回、涙してしまいます。
3人が、今まで抱えていた心の孤独を
克服して、成長していく過程も
心が浄化される感じでよかったです。
でも、悪いコトをした罪は、
簡単には許されないという
一番最後のエリカのシーンも
監督のメッセージが伝わりました。
場面の表現も凝っていて、
グロい表現もありますが、
映像もとても綺麗で、
世界観に引き込まれました。
ぜひ、大きなスクリーンで観たほうがよいです!
5回観ましたが、
1回より、2回、3回と観たほうが、
より理解できました。
森ガキ監督もおっしゃっていたように、
「余白」がある分、
色々な角度から観ることができて、面白いです!
一人でも多くの方に届きますように...
一度だけではなく何度か観るべき。
ホラー要素の多い作品かと思いきや、軽くファンタジーを含む良い意味での曖昧さが、現代社会の決して目を背けてはならない問題とリンクしていて心に刺さる作品。
いわゆる「グロい」描写もいくつかありますが、映像、衣装、音楽の散りばめ方が、グロい部分ですら美しいと思わせる不思議な感覚で、作品の世界に引き込まれました。
監督やスタッフ、俳優陣のこだわりが数えきれないくらい感じられるので、何度も観て突き詰めたくなりますよ。
個人的な見解としては、作品の中の重要なポイントとなる「カレイドスコープ」の見え方が最初と最後では見え方(感じ方)が変わります。
綺麗な怖さ
グロい映像やこわいお話が苦手なのですが、映像がとても綺麗だったので観入ってしまいました。一回目は何も考えず観ました。二回目以降は衣装や、BGMに注目して観るとおもしろいです。観る度に新しい発見ができます。ストーリーの中で、人間としての「心」を持っている人、人間とはズレている「心」を持っている人がはっきり表されていました。この話はどのような結末を迎えるのか、最後までドキドキハラハラでした。
最初はホラー感とグロさで顔覆ってました… 観ていくと世界観に引き込...
最初はホラー感とグロさで顔覆ってました…
観ていくと世界観に引き込まれていく
人の感じ方の数だけその人にとっての正解がある。正義とか悪とか…
人を傷つける行動や言葉はもちろん、何気ない一言も発信する前に立ち止まる事。
1番最後、絶対忘れるなって言われた気が…
ただのホラー映画じゃない!!!
何も知らずに見に行ったが、思った以上に印象的で素晴らしい作品だった
私は『さんかく窓の外側は夜』の原作を読んでいたわけでもなく、また特段映画をよく観るというわけでもなく、ただ平手友梨奈さんが出るならせっかくだから見てみようかな……最近外に出る機会もないし……と比較的軽い気持ちで見に行ったのですが、思った以上に面白くて印象に残る映画でした。
まず先に、残念だったところから書くと
・綺麗で感動的な雰囲気の音楽が、ストーリー内容にあまり合っていなかったかも
・霊が見える、呪いをかけられるなどの特殊能力や特殊設定についての説明が少なくて、原作を知らない者からすると話に入りにくかった
・セリフの中に「えっ……」が妙に多かった気がする
・三角くんがなぜそういう行動をするのかという心情がやや追いにくい?
一方で素晴らしいと思った点は
・三角康介/志尊淳→志尊さんの演技によって、孤独と劣等感の中で生きてきた卑屈な三角の、孤独ゆえの弱さ・劣等感ゆえの無謀さ・卑屈ゆえの優しさが表現されていて、見入ってしまった。三角はどちらかといえば正義感の強い心優しい人ではあるんだろうけど、ストーリーの後半では彼の「正しくなれない」(初めて見えた光明を守るために悪も許して受け入れてしまうような)面も描かれているのがリアルで切ないなと思った。また、彼の顔や表情、ソフトな雰囲気がすごく頼りない感じで可愛かった。
・冷川理人/岡田将生→出てきた瞬間からカッコよかったし、画面に映っている間中カッコよくて、めちゃめちゃ目で追ってしまった。顔も髪型もスタイルも本当にカッコよかった……。単に見た目が綺麗というだけではない、存在するだけで発せられる強烈なカッコいいオーラを感じる。性格的にひねくれてるのも素敵。冷川自身明るくない過去を持ちながらも振る舞いはかなり無感情で冷淡なのと、その無感情で冷淡なゆえに不器用にしか振る舞えない何とも言えないもどかしい感じが、複雑で面白かった。
・非浦英莉可/平手友梨奈→もともと私は平手さんのことが(そこまで大ファンというわけではないけれど)好きで気になっていて、この映画も彼女の演技を見たくて見に行ったのだが、実際に見てみたら想像していた以上に魅了された。特にすごいと思ったのが、非浦英莉可の中に、普通の女子高生の表情と人間とは思えないような恐ろしい表情が違和感なく両立していることだ。決して「スイッチを切り替えるように普通の子から恐ろしい怪物に変わる」のではなくて、ふと気づいたら変わっていてふと気づいたらまた戻っている、いつ変わったのかをはっきり見分けることもできない。というよりそもそも本当に「変わって」「戻って」いるかどうかも疑わしくて、多分この2つの人格は非浦英莉可の中でそこまで分離していなくて、ごく普通の女子高生らしさも人間離れした恐ろしさもどちらもありのままの素顔、彼女はそんな自分の素顔をただ純粋に表現しているだけ。という、そういう表現がすごく自然だなあと思った。またそれ以外にも、大げさすぎない説得力のある感情表現や、目の表情の演技が良いなと思った。
(「2つの表情」については平手友梨奈さん自身もそうかもしれなくて、平手友梨奈さんにもごく普通の表情と怖いくらいに人間離れした凄まじい表情と両方があると思うのだが、これもどちらが作り物というわけでもどちらがより上というわけでもない、両方本当の平手さん、両方彼女の飾らぬ姿ってことなのかもと思う。平手さんの演技をもっと見たくなったので、またレンタルで『響』も借りて見てみたい)
・半澤日路輝/滝藤賢一……冷川とはまた違うダンディなカッコよさがあった。若くて不器用でまだ未熟な3人(三角・冷川・非浦)が戦う中で、半澤の大人さ、揺るぎない強さがすごく頼もしく見えた。
・そのほか……この物語の一つのテーマは「特殊能力」なのだろうけど、社会の中で普通に生かす道のない特殊能力はそれを持つ人間に「居場所のなさ」ばかりをもたらすのだなと思う。勉強の才能もピアノの才能も霊視の才能も呪いの才能も全部才能には変わりないけど、前2つはたいてい褒められるし仮に褒められなくても社会の中で存分に生かす道があるのに対して、後ろの2つは基本誰にも理解されないし社会の中でそれを普通に生かせる道もない。呪いの才能に至っては、悪い方向に使う方が簡単だから、早いうちから利己的な大人に捕まって利用されてしまう可能性も高い。そのような、言ってしまえば「誰も幸せにしない」特殊能力を持って生まれてしまったら、自分という存在について考えすぎるほど考え、そして疑うようになるだろう、と思う。私は霊視の才能も呪いの才能もないけれど、それに似た感覚ならば私の中にもあるので、この物語にも共感を感じた。そしてだからこそ、この映画の中で描かれている、「誰も幸せにしない」と思っていた自分の能力で誰かを幸せにできるかもしれないという光が見えたその世界が変わるような感覚に、とても心を動かされた。その感動が、この映画に星5つ評価をつけて普段書かないレビューを書こうと思った一番の理由かもしれない。しかし当然それだけではなくて、上記したような俳優さんの素晴らしさはもちろんのこと、映像の美しさ、演出、物理的にも精神的にもグロテスクな(だけど引き込まれる)展開、細かい伏線の回収、などいろいろな面で良い映画だったと思う。
普段映画館で映画を見ない、そもそも映画館の音響そのものが苦手な自分ですが、続編があったらぜひ見に行きたいです。
怖くて、美しくて、温かい映画。
廃墟を背に、静かに気品よく佇む美術品のような岡田さん演じる冷川理人に、魅了されました!(眼差しから声、指先まで、この映画の世界観に見事にハマっていました)
呪いをかけるヒウラエリカ役の平手さんの、怖い中にも時折見せる純真さや、志尊さんの人間味あふれる表情など、それぞれの役者さん達の持ち味も最大限に引き出され、素晴らしかったです!心霊ミステリーと言いつつも、人の心と通じ合うことの大切さを教えれくれます。人の悪意や過去のトラウマといった恐怖の中に観客も引き込まれ、だからこそ見終わった後に、温かい余韻の残る映画なのだと思います。
全403件中、101~120件目を表示