「なまはげで始まりなまはげで終わる秋田ご当地」泣く子はいねぇが 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
なまはげで始まりなまはげで終わる秋田ご当地
2020年映画館鑑賞135作品目
宮城も岩手も上映期間終了
地元秋田のイオンシネマ大曲では今月24日まで上映する粋な計らい
悪天候で一般道の路面状況が悪いなか東北自動車道を北上し北上JCTから秋田自動車道
数多くのトンネルを抜けてやっと着いたイオンシネマ大曲
男鹿市で伝統芸能なまはげに参加していた若い男後藤たすくは妻から禁じられている酒を飲んでしまい大失敗
地元のテレビ局が取材中に酒癖の悪さで全裸になり生で放送され地元は大騒ぎ
妻とは離婚することになり逃げるように東京に移り住むもそこにも居場所はない
妻の父親の死をきっかけに男鹿市に帰り別れた元妻とよりを戻そうとするも結局は覆水盆に返らず
夏井の反対を押し切りことねの嫁ぎ先になまはげとして訪れたたすくは何度も叫んで強引に家に入ろうとする
鬼のような形相のことねだがたすくを迎え入れる
「泣く子はいねぇが!」
たすくはナマハゲとして娘と再会できるのだった
悪友志波亮介のバイトはサザエやウニの密猟
たすくは志波のお手伝い
志波に対するたすくのジェスチャーが面白い
保育園のお遊戯に行っても自分の娘が誰なのかわからないのが悲しい
ダメな主人公に対し女たちはみなズケズケ言うが悪い気はしなかった
余貴美子はもちろんのこと吉岡里帆も良かった
あと岸井ゆきのだと思ったら別人で古川琴音だった
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