トゥモロー・ウォーのレビュー・感想・評価
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Amazonオリジナルとして配信されているが、パラマウント作品だ。...
Amazonオリジナルとして配信されているが、パラマウント作品だ。コロナで劇場公開できなかったので配信に回ってきたようだ。スクリーンで観たいスケール感の作品だったので少し残念だが、観られるだけでもありがたいというべきか。
過去に戻って未来を救うという展開はよくあるが、未来を救うために過去から人を送り込むというのは珍しい設定な気がする。本作では、未来に送られる人は余命がすでに決定しており、送られる未来にはすでに生きていないことがわかっているというのが面白い。それはタイムパラドックスを避けるためとのことだが、これによって未来に送られる人は、戦う理由を考えねばならない。自分がいない未来のために戦う理由は果たしてあるか? 主人公は、娘の将来のために戦う。自分さえよければそれでいいと考える人にはこのミッションはこなせないのだ。
この作品は、温暖化問題にも少し目くばせしている。自分がいない未来のために行動できるか、という本作の投げかけは現実の環境問題を考えるためにも重要な視点だと思う。
力技なところはあるが、巧みな脚本と配役で魅せる
140分という重量感に眉を潜める人もいるかもしれないが、現在と未来をつなぐタイムトラベルの流れや人類の過酷すぎる運命のことなどを考えると、むしろこれほど込み入ったストーリーをよくぞ140分でまとめ上げたと褒め称えたくなるほどだ。そこで突きつけられる地球の未来。現代人に課せられた使命。それを受けての召集過程や反戦運動にはアメリカの”かつて見た景色”が否応なく重なるが、こうやって編成された即席部隊がいざ市街戦へ投入されると、恐るべきエイリアンとの攻防がかなり臨場感たっぷりに描かれ、個々のキャラクターも短時間ながら印象的な人間性を覗かせる。そして特筆すべきは”家族”の織り込み方だろう。前半部で描かれた要素が後半になって大いに重なり合い、活かされていく展開はなかなかのもの。相変わらずのクリス・プラットの安定感に心を寄せつつ、脇を巧みに固めるJ・K・シモンズの存在感にもニヤリとさせられる一本である。
【”この世界を救うために未来へ。そして出会った人。”今作は、設定が斬新なタイムトラベル&エイリアンとの激烈なアクションSFであり、”父と娘、父と息子”の絆の再生の物語でもある。】
■2022年の或る日、ワールドカップの会場に武装した人間達が、突如現れる。そして30年後に”ホワイトスパイク”と呼ばれているエイリアンが大量に現れ、人類は絶滅の危機に瀕していると呼びかけ、救援を求めるのである。
各国政府首脳はその言葉を信じ、精鋭を未来に送るが生還率は低く、その後強制的な徴兵を行い、未来に兵士として送り出す。
そして、転職に失敗したダン・フォレスター(クリス・プラット)は、”7年後に自然死する。”と告げられ、、元軍人という経歴もあり、未来へ送り込まれるのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・レビュータイトルに、”設定が斬新”と書いたが、突っ込み処もある作品である。だが、それを上回るエイリアンと、過去から来た応援部隊も含めた人類と、グロテスクな大量のエイリアンとの戦争シーンに、引き込まれるのである。
・30年後の未来で会った女性大尉。それは、マサカノ愛娘ミューリだった。だが、彼女は最初、ダンと必要以上に接触しない。ある場面でその理由を聞くと、ダンは彼女がティーンエイジャーの時に家庭を捨て、事故死したというのである。
それは、ダンの父ジェームス(J・K・シモンズ)が家庭を捨てた事と同じであったのである。
ー 突っ込み処は、ダン及びジェームスが家庭を捨てた理由がハッキリと描かれない所である。-
・成長したミューリは、大佐で司令官となっており、科学者でもある。そして、彼女は”ホワイトスパイク”を一匹捕らえ、エイリアンを殺す毒薬の開発に成功する。がその毒薬を父に渡し、エイリアン来襲に備え、過去で大量生産して欲しいと、頼んだ時にエイリアンに襲われて、差し出したダンの手を離れエイリアンと共に、落下して行き、ダンは現在に戻っていたのである。
・ダンは、幼きミューリと、妻と再び出会い、家族の大切さを再認識する。
そして、ダンは何度も徴兵された黒人のドリアンたちと研究し、”ホワイトスパイク”は来襲したのではなく、ロシアの氷河の中で凍結している事を調べる。政府にロシアへ行くことを希望するが相手にされず、ダンは父ジェームスに依頼し、彼は仕方なくロシアへ共に赴くのである。
そして、凍結されていた宇宙船を見つけ、中に居た多数の袋状の中に入っていた”ホワイトスパイク”を見つけ、毒薬を打って行くのである。”ホワイトスパイク”はある宇宙人の生物兵器であり、宇宙船は搬送船で会った事が分かるのである。
・だが、数匹が蘇生し、残り一匹となった雌がロシアの雪原に逃げ出す。ダンは父と追いかけて死闘の果てにその雌を殺すのである。
<今作は、設定が斬新なタイムトラベル&エイリアンとの激烈なアクションSFであり、”父と娘、父と息子”の絆の再生の物語でもある。>
お金はかかってそう
時間の割になぜか薄っぺらく感じる映画だった。
まず戦う武器が弱すぎない?30年も先の未来なのに銃しかないの?
そもそも最初に送った人達を使って薬開発したら?未来人同士の連携取れてなくない?
国民が暴動起こして…とか。行った人達カメラとか何かしら配布して未来の映像見せたりとかできるじゃん。あんな腕につけたら移転できる装置あるんだからさ…。
とか思って集中できなかった。
しかも主人公は未来だと家を出てったとか。そういう風になる様子あった?冒頭のシーンが伏線だとしてパンチが弱いなって思った。
あんな風に大規模爆破が出来るなら最初から静かに忍び込んで設置して遠くから爆破すればよくね?とも。
作画は綺麗だし敵はそんなにキモくないし普通に観れたけど面白くはなかった。2回目はないなって感じ。
良い作品
見ごたえはあったよ
未来のエイリアンとのSFアクションものって
どうにも見るのが嫌なんですよ。
宇宙人(クリーチャー)の造形のモヤモヤ。
戦闘が大雑把に寄ってしまうモヤモヤ。
パラレルワールドのモヤモヤ。
後味がモヤモヤすぎて、鑑賞後スッキリ
しないんすよね。
でもこの映画。そんなのどうでもよいような
見ごたえはたっぷりありました。
モヤモヤはモヤモヤのままなんですが…。
数十年後に、人を転送させるような
タイムトラベルの技術がありながら
武器は現代にもある銃って…。
クリーチャーの捕獲方法がワイヤーを
人力で引っ張るって…。
でも現代人が知らないような武器やギミック
出しちゃうと「いま、何やってんの?」に
なっちゃうから難しいっすよね。
で、爆破、銃撃戦ときて最後はアクション
お決まりの肉弾戦ですわ。
で、全部見終わって毎回思うんですよ。
「やっぱり初代エイリアンって偉大だよなぁ。」
だから
未来のエイリアンとのSFアクションものって
どうにも見るのが嫌なんですよ。
「娘を救う為なら、世界だって救ってやる!」
脚本がしっかりしていた感じ
20$
SF&エイリアン&クリスプラットって事は、絶対観るしかないじゃん、って事でかなり楽しみにしてました。配信後すぐに鑑賞したが、始めに言語切り替えが出来ずイライラするトラブルが有った。Amazon系映画で今までこんな事無かった。オリジナル作品だから?つーか、個人的な話、洋画を吹き替えで観る人の気持ちが全く解らないね。全然感情移入出来ないし。
ストーリーやキャストは申し分なく最後までドキドキして楽しめた。しかし何か違和感がずっと有り観終わったあともずっとモヤモヤしてた。2回目に観た時に原因が分かった。それは、クリスプラットだった。要するに、俺の中では涙を流したり感動するシーンにクリスは全くマッチして無く、やはりジョークやドンパチ満載のユーモア映画しか似合わないと改めて思った。ストーリーが秀逸なだけに、主人公を他の俳優にしていればもっと評価されて良い作品でしたね。あと、もう少し金を掛けてればモアベターだった気がする
設定は斬新
スターシップトゥルーパーズ+エイリアン
昨今の劇場公開映画より面白い
インディペンス・デイ + ターミネーター
Amazon・prime・videoのみの配信作品。『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット主演による、未知のエイリアンとの壮絶なバトルを描くSFアクション・ムービー。30年後の未来、突如として始まったエイリアンによる襲撃により、人類滅亡の危機を迎えた地球。そんな未来の地球を救おうと、タイムリープによって、現代の人類が戦士となって、未来に送り込まれるストーリー。
エイリアンの地球襲撃作品は、『インディペンス・デイ』や『クワイエット・プレイス』等、これまでもたくさん作られてきた。また、未来に起こる悲惨な出来事を変えようと、現代世界で戦闘を繰り返すのは、『ターミネーター』でもお馴染み。本作は、そんな2つが1つになったような作品。
タイムリープで現代に現れた戦士は、30年後の地球滅亡の危機において、一緒に戦って欲しいと願い出る。現代社会では、まだその兆候は表れてないものの、その不穏な知らせに対して、世界規模で暴動が起き始める。そんな中、未来への戦士として選ばれた一人が、イラク戦争で軍人としての経験があるクリス・プラット演じるダン・フォレスター。
ダン達が未来に送り込まれて観た世界は、荒廃した街並みと、数えきれないほどの人を捕食するエイリアン。その不気味なフォルムと獰猛さに、次々と仲間を失って、命からがら逃げ伸びた先の軍事施設で出会ったのは、30年の年月を経て、逞しい軍隊の士官となった娘のミューリだった。ダンは、ミューリと共に闘う中で、エイリアン撲滅の任を託されて、現代世界に舞い戻る。そして、未来の元凶となるエイリアン退治に立ち向かう。
これまでのいろいろなエイリアンやクリーチャー・ムービーが合わさったような内容で、それほどの斬新さは感じない。しかし、クリス・プラットが主演するだけで、最後は敵を退治するとわかっていても、やはりワンランク上のアクション作品として、緊迫感と高揚感を高めてくれる。
また、娘役のミューリを演じたイボンヌ・ストラホスキーは、エイリアンとの戦闘の世の中を生き抜く強い戦士を演じ、ダンの父親役・ジェームスとしては『セッション』のJ・K・シモンズが、いぶしぎんの演技をみせている。そして、ダンとミューリ、ジェームスの3世代にわたる親子の愛情と絆を、物語のもう一つの柱として描いている。
Amazon・prime・videoでは、劇場公開ではなく、配信だけで、先日も『』ムーン・フォール』等の大作を公開したり、『ロード・オブ・ザ・リング』のサイド・ストーリー『力の指輪』の放映も始まっている。配信だけで、これだけの大作が製作できるということは、お金がある所にはあるのだと、改めて思う。楽天あたりが、日本でも映像方面で頑張って欲しい。
ことのほか、楽しめました♪ プロットがしっかりしてて、タイムトラベ...
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF...
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF映画。突っ込みどころ満載なタイムトラベル+エイリアンものです。
いきなり未来からスタートし、その1分後には「28年前」というテロップと共に現在に戻り、またすぐに未来に行く、という滅茶苦茶な編集もさることながら、突然現在に未来から使者がやってきては、地球の滅亡を告げられ、有無を言わずに世界中が兵士を派遣する、という忙しい展開に「ちょ、ちょっと待って」となること間違いなしでしょう。
ただし余計な説明がない分、テンポが速いのは、自宅鑑賞向きですね。段階を踏まえず、していろいろ大事なことをすっ飛ばして語られるのは、今流の倍速鑑賞に似ていて、ながら見には好都合なのです。
例えばタイムトラベルをどうやって実現したのか。時間軸はどう機能しているのか、などを深く突っ込まれないためにあえて説明を省略していて、タイムトラベルはできるけど、特定の年代、つまり2051年にしかいけない、とかいう設定になっているのです。説明はまだ開発段階でエイリアンの急襲を受けたためにやむを得ず未完のまま使ったという一言で事足りています。それをくだくだ説明調の台詞で見せられるほうが苦痛に監視じていたことでしょう。
ところで、主人公のダン・フォレスター(クリス・プラット)は2051年の未来で大佐としてエイリアン防衛の指揮とるのでに成長した自分の娘ミューリ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)と出会います。ミューリが明かすダンの過去は悲惨なものでした。ダンは自分がどんな原因で死んでしまうのか、しつこくミューリから聞き出そうとします。そして、その関連で、家族が離散してしまっわけまで聞かされたダンは、大ショック!そのためか、地球を救うミッションのつもりで来たのに、何としても娘を救いたいという個人的感情が色濃くなっていくのでした。
加えて現代に戻ってきたダンは、エイリアンとの対決のために疎遠になっていた父親のジェームズ(J・K・シモンズ)の協力を得たいため、不本意ながら頭を下げるのです。
本作は、イラク戦争に出征したのは自分の意思ではなかったものの、家族との関係を疎遠にしてしまったダンが家族との絆を取り戻す物語でもあったのです。この伏線はなかなか良かったです。
見どころとしては、ダンとエイリアンが直接対決する肉弾戦が、スリリングでスビート感があり見ごたえありました。
もしジュラシックロスで、もう少しオーウェンの活躍を見たかったとこぼしている方がいたら、本作でのクリス・プラットのアクションをご覧になれば、充分埋め合わせできることでしょう。やはりクリス・プラットには恐竜とエイリアンが似合っています。
2021年7月2日Amazonプライムより配信開始
全105件中、1~20件目を表示













