トゥモロー・ウォーのレビュー・感想・評価
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Amazonオリジナルとして配信されているが、パラマウント作品だ。...
Amazonオリジナルとして配信されているが、パラマウント作品だ。コロナで劇場公開できなかったので配信に回ってきたようだ。スクリーンで観たいスケール感の作品だったので少し残念だが、観られるだけでもありがたいというべきか。
過去に戻って未来を救うという展開はよくあるが、未来を救うために過去から人を送り込むというのは珍しい設定な気がする。本作では、未来に送られる人は余命がすでに決定しており、送られる未来にはすでに生きていないことがわかっているというのが面白い。それはタイムパラドックスを避けるためとのことだが、これによって未来に送られる人は、戦う理由を考えねばならない。自分がいない未来のために戦う理由は果たしてあるか? 主人公は、娘の将来のために戦う。自分さえよければそれでいいと考える人にはこのミッションはこなせないのだ。
この作品は、温暖化問題にも少し目くばせしている。自分がいない未来のために行動できるか、という本作の投げかけは現実の環境問題を考えるためにも重要な視点だと思う。
現代人が未来に行って戦う映画、意外になかったかも
「戦国自衛隊」(1979)や「タイムライン」(2003)など、現代人の集団が数百年も前の時代にタイムトラベルして当時の戦いに巻き込まれる映画はあったが、召集された現代人の即席部隊が30年後の未来でエイリアンと戦う本作「トゥモロー・ウォー」はその逆パターンと言えそうだし、このような設定の作品は意外に作られていなかった気がする。
別の観点では、人類対エイリアンの戦争という筋で「エイリアン2」、タイムトラベル・戦闘・親子の絆といった点では「ターミネーター」「ターミネーター2」など、ジェームズ・キャメロン監督の初期代表作の諸要素をつまんでうまく一本の映画にまとめたという見方ができるかもしれない。
ただまあ、物語の情緒的な部分はクリス・プラットが演じる元軍人のダン、その娘で30年後には大佐になっているミューリ、そしてダンの父のジェームズ(J・K・シモンズ)と、3世代の家族の絆に負うばかりで、他のキャラクターは話を進めるためだけの記号的存在にとどまっており、ストーリーに深みがないのが物足りない。ホワイトスパイクと呼ばれるエイリアンのCG描画はなかなかの実在感で、俳優たちと一緒に写っているショットでのなじみ具合も悪くないのだが、戦闘のシークエンスは日中の屋外など明るい場所で展開する時間が長く、暗闇で敵を見えにくくして恐怖をあおる演出もないので、何やらエイリアン相手のシューティングゲームのプレイを延々と見せられているような気分にもなった。
お金のかかったB級映画、と割り切って楽しむのがちょうどいいいのかもしれない。
力技なところはあるが、巧みな脚本と配役で魅せる
140分という重量感に眉を潜める人もいるかもしれないが、現在と未来をつなぐタイムトラベルの流れや人類の過酷すぎる運命のことなどを考えると、むしろこれほど込み入ったストーリーをよくぞ140分でまとめ上げたと褒め称えたくなるほどだ。そこで突きつけられる地球の未来。現代人に課せられた使命。それを受けての召集過程や反戦運動にはアメリカの”かつて見た景色”が否応なく重なるが、こうやって編成された即席部隊がいざ市街戦へ投入されると、恐るべきエイリアンとの攻防がかなり臨場感たっぷりに描かれ、個々のキャラクターも短時間ながら印象的な人間性を覗かせる。そして特筆すべきは”家族”の織り込み方だろう。前半部で描かれた要素が後半になって大いに重なり合い、活かされていく展開はなかなかのもの。相変わらずのクリス・プラットの安定感に心を寄せつつ、脇を巧みに固めるJ・K・シモンズの存在感にもニヤリとさせられる一本である。
見ごたえはあったよ
未来のエイリアンとのSFアクションものって
どうにも見るのが嫌なんですよ。
宇宙人(クリーチャー)の造形のモヤモヤ。
戦闘が大雑把に寄ってしまうモヤモヤ。
パラレルワールドのモヤモヤ。
後味がモヤモヤすぎて、鑑賞後スッキリ
しないんすよね。
でもこの映画。そんなのどうでもよいような
見ごたえはたっぷりありました。
モヤモヤはモヤモヤのままなんですが…。
数十年後に、人を転送させるような
タイムトラベルの技術がありながら
武器は現代にもある銃って…。
クリーチャーの捕獲方法がワイヤーを
人力で引っ張るって…。
でも現代人が知らないような武器やギミック
出しちゃうと「いま、何やってんの?」に
なっちゃうから難しいっすよね。
で、爆破、銃撃戦ときて最後はアクション
お決まりの肉弾戦ですわ。
で、全部見終わって毎回思うんですよ。
「やっぱり初代エイリアンって偉大だよなぁ。」
だから
未来のエイリアンとのSFアクションものって
どうにも見るのが嫌なんですよ。
「娘を救う為なら、世界だって救ってやる!」
長すぎると思う方々もいるだろうが コロナ禍で大作映画が少なかった頃にパラマウントとAmazonスタジオが製作&配給。そのお陰で自宅で観れるアクション映画として当時話題になったのだろう。たぶん。
主人公ダン達の初出陣でいきなり失敗。「3mの高さから落ちる」と聞いてたのに、高層ビルの高さから落下。そして無茶な作戦。ずっと無茶な作戦で、まるで綱渡り状態。でも伏線回収もしっかりやって楽しめるSFアクション タイムトラベル モンスター 家族の絆 映画。
「私たちは30年後の“あなたたち”だ」
「7割が生きて帰ってこられない」
「子どもたちの未来の為に」
脚本がしっかりしていた感じ
クリス・プラット主演のエイリアンから地球を救う系の話です。
地球を救うためタイムトラベルするのですが
ちょっと他とは違うのが、
過去にさかのぼらずに、現在の人類を未来へ送って
エイリアンと闘おうとしているところ。
ちょっとひねってるので面白かった。
これは脚本がしっかりとしていた感じがしました。
20$
SF&エイリアン&クリスプラットって事は、絶対観るしかないじゃん、って事でかなり楽しみにしてました。配信後すぐに鑑賞したが、始めに言語切り替えが出来ずイライラするトラブルが有った。Amazon系映画で今までこんな事無かった。オリジナル作品だから?つーか、個人的な話、洋画を吹き替えで観る人の気持ちが全く解らないね。全然感情移入出来ないし。
ストーリーやキャストは申し分なく最後までドキドキして楽しめた。しかし何か違和感がずっと有り観終わったあともずっとモヤモヤしてた。2回目に観た時に原因が分かった。それは、クリスプラットだった。要するに、俺の中では涙を流したり感動するシーンにクリスは全くマッチして無く、やはりジョークやドンパチ満載のユーモア映画しか似合わないと改めて思った。ストーリーが秀逸なだけに、主人公を他の俳優にしていればもっと評価されて良い作品でしたね。あと、もう少し金を掛けてればモアベターだった気がする
面白いとは思うが...設定がクソである
何というか不完全燃焼感も残る
素朴な疑問で未来が大変で侵攻で人が減ったので助けてください
・訓練は必要ないです(肉壁以下)
・敵の姿は萎えるので教えません(サプライズ)
・期間は7日間です(数人しか生き残れません)
・装備は支給します(ほぼ効かない5.56x45mm)
見ていて本当に疑問だったのが何で5.56x45mm使ってんだろ
反動が少なく、携行弾数が多いのは分かるけど明らかに効いていないないじゃんと
せめて7.62x51mmの銃を持たせてやれよと
12ゲージスラグ弾フルオートショットガンでも持っている奴が一人いてもいいのではないかと
ハンヴィーのM2重機関銃でバスバス倒しているの見て、なんというかもやもやしてました
設定は斬新
舞台やシナリオは斬新ですね。
オール・ユー・ニード・イズ・キルにも似た臭いを感じる。
キャストはいいですね。
迷うことなく見ることができました。
だけど、アメリカ映画の適役ってオスやメスとか卵を産むとか、生物のそちらの話が多すぎ!
その手はもういい。
プレデターにはそんなのないけど…
スターシップトゥルーパーズ+エイリアン
クリス・プラット主演のSFバトルアクション。
中盤まで『スターシップトゥルーパーズ』、後半『エイリアン』なSFバトル。
展開も早く飽きさせないが、敵が「早い」「何か撃つ」「中々死なない」「飛ぶ」で、そりゃ人類勝てないわと絶望的な気分にさせられる。
2051年が戦場なのに武器が現代に近いのが敗因だと思う。せめて、レーザー銃ぐらい作ろうよ。
99分辺りで、このままエンドロールかと思ったら、そこから残り時間使って延長戦に入るとは。
話の展開自体は、すごい目新しいかと言われるとそうでもないが、ポストクレジットシーンもなく、人類vsエイリアンの戦争を140分で描き切った脚本はスッキリしてて良い。
昨今の劇場公開映画より面白い
大迫力! やっぱり映画館で見たいよなー。
タイムパリドックス物は、どーしてもストーリーに矛盾が生じるが、そこは目をつむろう。
無数のエイリアンとの戦いは、どこぞで見たことのある映画と同じようにも見えるもののとてもよく出来てる。
有意義な時間をいただきました。
しかし劇場鑑賞ならもう☆半分プラスやったろうな。
インディペンス・デイ + ターミネーター
Amazon・prime・videoのみの配信作品。『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット主演による、未知のエイリアンとの壮絶なバトルを描くSFアクション・ムービー。30年後の未来、突如として始まったエイリアンによる襲撃により、人類滅亡の危機を迎えた地球。そんな未来の地球を救おうと、タイムリープによって、現代の人類が戦士となって、未来に送り込まれるストーリー。
エイリアンの地球襲撃作品は、『インディペンス・デイ』や『クワイエット・プレイス』等、これまでもたくさん作られてきた。また、未来に起こる悲惨な出来事を変えようと、現代世界で戦闘を繰り返すのは、『ターミネーター』でもお馴染み。本作は、そんな2つが1つになったような作品。
タイムリープで現代に現れた戦士は、30年後の地球滅亡の危機において、一緒に戦って欲しいと願い出る。現代社会では、まだその兆候は表れてないものの、その不穏な知らせに対して、世界規模で暴動が起き始める。そんな中、未来への戦士として選ばれた一人が、イラク戦争で軍人としての経験があるクリス・プラット演じるダン・フォレスター。
ダン達が未来に送り込まれて観た世界は、荒廃した街並みと、数えきれないほどの人を捕食するエイリアン。その不気味なフォルムと獰猛さに、次々と仲間を失って、命からがら逃げ伸びた先の軍事施設で出会ったのは、30年の年月を経て、逞しい軍隊の士官となった娘のミューリだった。ダンは、ミューリと共に闘う中で、エイリアン撲滅の任を託されて、現代世界に舞い戻る。そして、未来の元凶となるエイリアン退治に立ち向かう。
これまでのいろいろなエイリアンやクリーチャー・ムービーが合わさったような内容で、それほどの斬新さは感じない。しかし、クリス・プラットが主演するだけで、最後は敵を退治するとわかっていても、やはりワンランク上のアクション作品として、緊迫感と高揚感を高めてくれる。
また、娘役のミューリを演じたイボンヌ・ストラホスキーは、エイリアンとの戦闘の世の中を生き抜く強い戦士を演じ、ダンの父親役・ジェームスとしては『セッション』のJ・K・シモンズが、いぶしぎんの演技をみせている。そして、ダンとミューリ、ジェームスの3世代にわたる親子の愛情と絆を、物語のもう一つの柱として描いている。
Amazon・prime・videoでは、劇場公開ではなく、配信だけで、先日も『』ムーン・フォール』等の大作を公開したり、『ロード・オブ・ザ・リング』のサイド・ストーリー『力の指輪』の放映も始まっている。配信だけで、これだけの大作が製作できるということは、お金がある所にはあるのだと、改めて思う。楽天あたりが、日本でも映像方面で頑張って欲しい。
ことのほか、楽しめました♪ プロットがしっかりしてて、タイムトラベ...
ことのほか、楽しめました♪
プロットがしっかりしてて、タイムトラベル物にありがちな、なんで???や、都合のいい理由付けがなくて、ストレスは無しで鑑賞できました♪
ただし、登場人物死に過ぎ。「死ぬ、どんどん」状態。都合のよい人だけ生き残るし・・・。
早々に亡くなってしまう、あのおばちゃん。「24」のクロエさんですね。
あと、エイリアンの姿が、どんな映画でも、大概ステレオタイプで決まってしまっているので、画期的なエイリアンの姿を誰かデザインしないかしらん。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF...
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF映画。突っ込みどころ満載なタイムトラベル+エイリアンものです。
いきなり未来からスタートし、その1分後には「28年前」というテロップと共に現在に戻り、またすぐに未来に行く、という滅茶苦茶な編集もさることながら、突然現在に未来から使者がやってきては、地球の滅亡を告げられ、有無を言わずに世界中が兵士を派遣する、という忙しい展開に「ちょ、ちょっと待って」となること間違いなしでしょう。
ただし余計な説明がない分、テンポが速いのは、自宅鑑賞向きですね。段階を踏まえず、していろいろ大事なことをすっ飛ばして語られるのは、今流の倍速鑑賞に似ていて、ながら見には好都合なのです。
例えばタイムトラベルをどうやって実現したのか。時間軸はどう機能しているのか、などを深く突っ込まれないためにあえて説明を省略していて、タイムトラベルはできるけど、特定の年代、つまり2051年にしかいけない、とかいう設定になっているのです。説明はまだ開発段階でエイリアンの急襲を受けたためにやむを得ず未完のまま使ったという一言で事足りています。それをくだくだ説明調の台詞で見せられるほうが苦痛に監視じていたことでしょう。
ところで、主人公のダン・フォレスター(クリス・プラット)は2051年の未来で大佐としてエイリアン防衛の指揮とるのでに成長した自分の娘ミューリ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)と出会います。ミューリが明かすダンの過去は悲惨なものでした。ダンは自分がどんな原因で死んでしまうのか、しつこくミューリから聞き出そうとします。そして、その関連で、家族が離散してしまっわけまで聞かされたダンは、大ショック!そのためか、地球を救うミッションのつもりで来たのに、何としても娘を救いたいという個人的感情が色濃くなっていくのでした。
加えて現代に戻ってきたダンは、エイリアンとの対決のために疎遠になっていた父親のジェームズ(J・K・シモンズ)の協力を得たいため、不本意ながら頭を下げるのです。
本作は、イラク戦争に出征したのは自分の意思ではなかったものの、家族との関係を疎遠にしてしまったダンが家族との絆を取り戻す物語でもあったのです。この伏線はなかなか良かったです。
見どころとしては、ダンとエイリアンが直接対決する肉弾戦が、スリリングでスビート感があり見ごたえありました。
もしジュラシックロスで、もう少しオーウェンの活躍を見たかったとこぼしている方がいたら、本作でのクリス・プラットのアクションをご覧になれば、充分埋め合わせできることでしょう。やはりクリス・プラットには恐竜とエイリアンが似合っています。
2021年7月2日Amazonプライムより配信開始
家族(娘)のついでに世界を救い、父との確執も修復しちゃう男の物語。
面白かったです。
30年後の未来に起こる人類滅亡の危機に立ち向かう男の物語。父との確執の修復、家族のために闘う男を描いています。シナリオ的に場面が盛りだくさんで、現代→未来→現代に戻って根本解決、と飽きのこない展開が良かったです。
あとは火山のところの伏線回収が楽しい。あーそこであの授業風景だったのね笑、と。
ただ分かりづらいところもあって、なぜ2022年の人類が選ばれたのかの説明や徴兵される人達の条件説明が後のシーンでされる部分。まぁちゃんと納得できる理由を説明してくれるからいいけど、説明があとだから見てる瞬間は「なんで?」とハテナが浮かんで少しストレスを感じました。物語に集中出来なかった。余分なシークレットにも思えた部分。
好きなシーン。
・25:25 娘・ミューリに徴兵されたことを告げるシーン。
父・ダンは(日本語訳で言うと)「出張」という言葉を使って直接的な表現を避けたのだが頭の良い娘はすぐにそれが「戦争へ行く」ことだと理解する。このミューリの芝居がめちゃくちゃ良くて、目を逸らしてまた土を掘り返す仕草と言ったらかわいいけど悲しいったらありゃしないです。
・58:35 未来で大人になったミューリと再開するシーン。
ファミリーネームが同じと知るところから始まって、あれ?もしかして?みたいな流れが最高。ただ家を、というか家族を捨てて出ていってしまった父・ダンとの接し方に戸惑う部分もきちんとあって良いです。
ただ残念なのはどうしてダンが家を出ていってしまったのか、微妙に分かりづらいところ。未来での戦闘体験からそうなったのだとは思うけど。何の因果か自分の嫌っている父と同じ事を娘にしてしまった訳だダンは。この心情があまり理解出来なかった。実際に戦争へ行って大変な目にあった兵士の話とか、もう少し私が詳しく知っていたらこの辺りの心情をもっと理解出来るのかもしれないなと思った。
この映画ってパラレルワールドが存在する前提での話だから、毒を持ち帰った時点でまた違う世界が分岐するんだろう。滅亡する世界と助かる世界、どちらも存在して、ただ主人公のダンが生きる世界は地球存続する未来が訪れたよってな感じでエンドです。この分岐する世界の話っておうおうにしてややこしいよね。でもそれがあるから面白いんだけど。
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