「永遠の時を生きる種族インフィニット」インフィニット 無限の記憶 レントさんの映画レビュー(感想・評価)
永遠の時を生きる種族インフィニット
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転生によって代々記憶が受け継がれ永遠の時を生きる種族とそんな彼らが組織する秘密組織の存在、ハイランダー悪魔の戦士やアンジェリーナ・ジョリーのウォンテッドを彷彿とさせる設定。少年漫画によくありそうなネタだ。
冒頭から度肝を抜かれるカーアクションでつかみはオッケーだが、その後物語はあまり広がらずただ全生命体を亡ぼすことができるという「エッグ」のありかをめぐる善と悪との戦いに終始する。
せっかく輪廻転生というテーマを扱うのならもう少し壮大なドラマに出来なかったのだろうか。主人公の記憶を取り戻すことにほとんどの時間が費やされ最後は悪役との一騎打ちで勝負を決し、全生命体の滅亡は阻止されて物語は終わる。
主人公は死ぬが当然転生して蘇り、悪党も同じく蘇り同じことが延々繰り返される。でも、もういいかな。続編が作られることはないだろうし、この作品が転生して蘇ることはないだろう。
冒頭のカーアクションだけはワイスピを超えてて見ごたえがあった。クライマックスの飛行機にバイクで飛び乗るシーン、トム・クルーズなら自分でスタントしたかな。さすがに無理か。
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