「リーインカーネーション」インフィニット 無限の記憶 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
リーインカーネーション
全世界で500人ほどいる“インフィニット”と呼ばれる特殊能力を持った人の活躍。彼らは輪廻転生を続けていて、前世や前前前世などの記憶やスキルを持ち続け、大きく二つのグループに分かれている。それはその能力を生かして人類の未来を良くしようとする“ビリーバーズ”と、転生はもう嫌だから全生物を絶滅させようとする“ニヒリスト”と呼ばれるグループだ。もう、どちらがいいのか?ってのが分かりやすい・・・
主人公のエヴァン・マッコーリー(ウォールバーグ)は子ども時代から不思議な夢を見続けていたため統合失調症となり、精神安定剤が欠かせない状況。暴力沙汰を起こしたりして仕事も安定しない。あるとき、売人から薬を手に入れるため日本刀を作ってしまう。ハットリハンゾウ!?日本人にも転生した時期があったのね。
もうちょっと神秘的、宗教的な展開になるかと思っていたのに、さすがの筋肉モリモリウォールバーグ。アクション満載でございました。序盤のカーチェイスは良かったけど、後半はCGばかりで飽きてしまいました。
手塚治虫の漫画「火の鳥(特に太陽編)」を越える輪廻転生ものはないと常々感じていました。また、記憶やスキルがいっぱいありすぎて、それをどう克服するのかな?なんてところも雑な扱い。エイベルとレオナの時空を超えた恋愛劇をメインにした方が面白かったかも。
コメントする