「何を言いたいのかが非常にわかりにくく、意味のないものを観てしまった後悔と空しさを感じる作品。」アムリタの饗宴 eigazukiさんの映画レビュー(感想・評価)
何を言いたいのかが非常にわかりにくく、意味のないものを観てしまった後悔と空しさを感じる作品。
無人の高層団地で3人の女子高生が恐怖体験するホラーアニメ映画。3人の女子高生をセミの幼虫に例えて恐い話に仕立てている。セミの幼虫は夏に大量に地面からでてくる、そして羽化するために高い場所を目指して登ろうとするが多くのセミの幼虫は途中で木から落ちたり天敵に食べられたりする。セミの羽化を女子高生の卒業と重ね合わせて物語はハッピーエンドとなる。
点数:0.5。お勧めしません。何がいいたいのかわからない。意味が分かったとしても「ふ~ん」だけで終わる感想。怖いもの見たさと3人の女子高生のキャラクターの魅力の力で観てしまうのだがセミの羽化を見させられるだけの内容の意味のなさに観たあとで後悔する。意味のないものを観てしまった後悔と空しさを感じる作品。感動とは真逆の感情が湧いてくる作品。セミの幼虫が高いところにのぼって羽化してセミの成虫になる誰でも知ってる話。
女子高生が高校を卒業すると社会人や大学生になる。当然女子高生はやめないといけないが本作品は女子高生をやめることをおおげさに女子高生の死ととらえている。物語のラストで主人公が社会人になってあの高層団地で一人暮らしを始めるのだが私は感動しなかった。
レンタルビデオ全盛期の1980年代にアメリカ・イタリア実写映画で「食人族」(1980年)というC級映画があった。「食人族」(1980年)はアマゾン原住民の村を探検に行った欧米の探検隊がアマゾン原住民の村で好き勝手してしまい原住民の逆鱗に触れて怒らせてしまって原住民にお仕置きされてしまう内容だが本作はそれに匹敵するようなエロくてグロくて低俗な映画であると思った。
視聴:液晶テレビ(有料配信Amazon Prime Video) 初視聴日:2025年7月25日 視聴回数:1(早送りあり) 視聴人員:1(一人で見た)