「ノア君もとうとう声変わり」エイブのキッチンストーリー bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ノア君もとうとう声変わり
ノア君演じるエイブがユダヤ教とイスラム教の両親から生まれてきてしまったために、誕生会はもう大変。祖父母同士がすぐバトルなってしまう。そんなエイブの楽しみは料理。インスタでクールなブラジルシェフを見つけて、勝手に厨房へおしかけてしまう。
チコはエイブの本気度を試すために、洗い物、ゴミ出しからスタートさせるんだけど、それにめげずに頑張るエイブ。料理の下ごしらえを経て厨房の賄いを任されたときのエイブの笑顔はとてもキュート。このままエイブの料理人修行を軸に進んだらよかったのに。
ユダヤ人とパレスチナ人の組み合わせは、ちょっと無理があるかな。見ているこっちも言い争いにうんざり。宗教や民族の隔たりをfusionしていこうっていう趣旨は理解できるんだけど、ストーリーとしての無理矢理感はどうしても感じてしまう。スパイスが効きすぎかな。
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