シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちのレビュー・感想・評価
全33件中、1~20件目を表示
ゲイは身を助ける?!
賛否両論あるけど、自由奔放に生きた水球部のチームの仲間を愛して止まない
気持ちの伝わる人間ドラマでした。
日本の80年代の音楽、ヒーローの歌に合わせて踊る男性たち!
ヒーローの歌のように疾風がそよいでいました。
シャイニー・シュリンプス♥
娘さんのハンドメイドのエビに深い愛情を
感じることが出来ました。
マッチョな体でいながら、何処か繊細な感情を持ち合わせていました。
ジャンが亡くなっても、仲間の心のなかに
愛がいっぱいに溢れていました。
一言「めちゃ楽しくて、ちょい悲しい」
「やらかした選手が、素人のチームのコーチを命ぜられて変わっていく」。
よくある展開ではあるものの。
競泳選手が、「水球チーム」のコーチにっていうのが新鮮。
水球って、ほとんど知らなかったので。
試合の時の水面下で、どんな動きやせめぎ合いがされているか。
へーーって見てました。
ただそのチームがゲイ・メンバー。
みんなそれぞれ悩みがあり、それを乗り越えようとしている。
いやいや始めたコーチに、「誰だって悩んでいるのよ」と諭したり。
時に「やる気あるんかい!」と、見ているこっちも呆れたりするけど。
それなりにやってるんだな、みんな同じだなって。
100分ほどのざっくりとしたお話でしたが。
ラストもきっちりしてて、頭を空にしてみるのにちょうどいい作品でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「大事なのは個性」
まぁまぁ楽しかった。
まったく知らないゲイの世界をちょっと垣間見た感じ、個人的にはもう少しミュージカルっぽく、オチャラケも少し抑えてほしかったかな?エンディングで実在のチームの人の感想があったらグッドでしたね。でも楽しかったです。
いろいろあるけど前向き
ゲイのみなさんって、いろいろ苦労されているから、
人の気持ちに敏感だし、とても優しい気がします。
実話ということで、
この作品で、シャイニー・シュリンプスのことも、
このような大会があることも初めて知りましたし、
実際のメンバーの方が監督されたということで、
結構なリアルということですよね?
大会すごいなー😲
夜のクラブのパーティーも❗
わぁ~って感じでした。体験してみたい‼️
あと、お葬式のダンス、少し野暮ったい感じがとても良かった。
故人を想う気持ちが、ものすごーく伝わってきたもの。
日本も黒い服を着て悲痛な顔するだけでなく、
笑顔で向こうでも楽しんで!って気持ちで送る会がいいな。
続編は、日本も舞台になるそうで、楽しみです!
かりそめの常識に中指を突き立て笑顔でビンタをかます『民衆を導く自由の女神』を高らかに称えるエスプリが際立った野心作
元五輪の銀メダリストのマチアスは絶賛スランプ中の競泳選手。ゲイのインタビュアーから辛辣な質問をぶつけられて思わず差別的な捨て台詞を吐いてしまい、その罰則処分としてゲイの水球チーム“キラキラエビ”のコーチとなり、3ヶ月後に開催されるLGBTQスポーツの祭典“ゲイゲームズ”に出場させること。メンバー一人一人の個性が際立ったチームメンバーに初日から手を焼くマチアスはチームのリーダー、ジャンがある問題を抱えていることに気付いてしまう。
スペイン映画『だれもが愛しいチャンピオン』にも似たプロットですが、フランス映画なのでエスプリの効かせ方がエゲツない。そもそもマチアスの差別発言に対して「それはお前が正しい」と真っ先に同情を示すのがチームメンバー達であるところ。試合中にも差別用語を連発しまくる彼らは、動揺するマチアスに「私達はマイノリティだから何言ってもいいのよ?」と言い放つ。遠征の先々で騒動を起こす彼らの行動はお下品ですが、その根底にあるのは民主主義に根差した反骨精神。劇中で意見をまとめる際に多数決を採る場面が頻発しますが、それは民主主義イコール多数決という偏見を盛大に蹴り飛ばすための用意周到な前フリ。ライアン・ゴスリング、セリーヌ・ディオン、ボニー・タイラーといったゲイに絶大な人気を誇るスターへの言及も楽しいですが、セリーヌ・ディオンのデュエット曲『Sous Le Vent』には思わず泣かされました。同じくゲイコミュニティーを描いたドラマ『ステージ・マザー』ではボニー・タイラーの『Total Eclipse of the Heart』が高らかと歌われましたが、こちらの劇中で何度も言及されるのはアノ曲。その余りにも切なく辛辣な引用にドラクロワの『民衆を導く自由の女神』を見た気がしました。
ということであくまでも煌びやかで下品な体で現代社会の表層をガッツリ抉ってくる野心作。笑顔でビンタを食らわしてくる強烈に痛快な作品です。
社会人のダメダメなスポーツチームを立て直すお話はここ数年あるあるな...
社会人のダメダメなスポーツチームを立て直すお話はここ数年あるあるなんですけど、それでもほっこり笑える良い作品でした。
終盤は笑えるシーンで不覚にもほろりと泣かされた〜。
ライアン・ゴズリング(笑)
下世話な笑いと繊細な一面、シャイニーシュリンプス、彼らのキャラクターにやられっぱなしだった。
コーチもやる気になって、言葉のマジックだけで連携とれちゃうなんてチャーミング過ぎる演出!
ゲイゲームズ会場のパーティー(ゲイのパーティーとプールって鉄板)が発展場状態であの開放感!!そりゃ気分上がっちゃうよね。
続編のゲイゲームズの舞台は日本だそうで、新宿辺りがスクリーンで観られるのかしら、なんてまた楽しめそう。
腐女子っぽいレビューになってしまったが、ご愛嬌ということで。
レインボーフラッグにある孤独は…誰⁇
「ゲイゲームズ」という大会を全く知らなかったが、オリンピックなんです。世界中のLGBTQが集まるオリンピック!主人公のマチアスはゲイ嫌いのオリンピアで、同性愛差別発言で水泳協会から、オリンピックの予選会に出たいなら、ゲイの水球チームのコーチになるように任命される。彼が差別や偏見について、彼らと関わる中で自然と変化していく内容です。
オリンピック開会式から、試合中継、ウェルカムパーティーと鮮やかな色で目がチカチカしちゃいそうな多色使い。その中で主人公のマチアスは常に無彩色の服、カラフルな場面での孤独が浮きだっていた。反面、試合の飛び込み台でアナウンスするドラァグクイーンのド派手衣装のカラフルさが多様性へのメッセージを強く表している。普通って何?普通って考えている人の考えが正しいの?まさしく、レインボーフラッグの考えです。しかし、そのカラフルさが反対に孤独のあらわれなのか…考えてしまう。懐かしの音楽、80年代ソング!HERO‼︎最後まで楽しめ、現在も残る偏見溢れる世界に自然と涙が出て、でも気持ちが前向きになる映画でした。
ゲイ水球チーム映画だけど、マイルドなのはフランス風味?
ゲイのアマチュア水球チームにある理由でノンケのコーチが入ってきて、チームを優勝に導いていく話。
LBGTQ映画の名作といえば「プリシラ」があるけれど…
あの頃に比べて世の中にLBGTQの存在が浸透したせいか、そんなメチャクチャ奇異な世界には見えない…。
それか、フランス映画だから表現が柔らかいのかな?
ハリウッドでリメイクとかしたら、もっとジェットコースタームービーになったかも。
でもね、終盤に行くにしたがってジンワリと泣けてくるんですよ。
それがフランス映画っぽさなのかもね。
誇りに思うよ!
差別発言をしたとして、ゲイの水球チームの監督をすることを命ぜられた主人公のマチアスと、弱小チームのシャイニーシュリンプスのメンバー達とを描いた作品。
チームは、リーダーのジャンを中心に「ゲイゲームズ」という大会を目指し、開催地のクロアチアを目指すが、ジャンにはある秘密があり・・・。
ちょっとお下品で笑えて色々考えさせられるハートフルコメディ。
そもそもゲイ嫌いの人にチームを任せるなんて寧ろマズくないか(笑)?なんてツッコミを入れつつそれぞれに事情を抱える皆の心が1つになっていく様にポカポカする。
まさか一番性格に癖ありっぽいあの人が粋なことを。。お気に入りのシーンだけど、免許は無きゃダメよ(笑)
そして人数どうするの・・・!?
・・・成る程そう来ましたか!!
最後のシーンも良かったですね。
ただただキレイな終わりかたをさせるんではなく、やっぱり賛同できない人もいるって所をちゃんと描いているのはリアルで良かった。
称賛するのもそうならば、退出するのもまた多様性の一面ってことですかね。
何事も互いの考えを尊重することがだいじですもんね。
その他、劇中歌やエンディング曲等々、使用される音楽もセンスに溢れていましたね♪
憂鬱な気分から少し解放してくれるような、元気の出るホッコリムービーだった。
同性愛者だけのチームってあるんだ。
フランスのゲイ達の水球チームのお話。
へぇ〜、実際にシャイニー・シュリンプスってチーム存在するんだ。
水泳選手のマチアスは同性愛者への差別発言が問題視され、協会から罰としてシュリンプスのコーチをやらされる。そしてクロアチアで開催される国際大会出場を目指します。
コメディとは分かっていたけど、これまで観てきたこの手の作品(おっさんのシンクロやおばさんのチアなど)と比べて、めっちゃ軽かった。練習中はふざけっぱなし、大会中に飲みまくり、チーム内恋愛禁止なのにセックスしちゃうとか。逆に差別的に感じた程。
でも、深く考えないで、そんな奴らのチームとしてキャラ設定してあるんだよな。
日本のチームは登場しなかったけど、出場はしてたみたい。どんな奴らだったか観たかったぜ。チョコチョコ笑って、最後泣かされてしまった。ソコソコ楽しかったな。
それにしてもゲイゲームズに出るためにはゲイじゃなきゃダメでしょ。コーチなんで出れたんだろ?
スポーツ的な盛り上がりとは別のところに感動が待っていた
知的障害者のバスケットボールチーム、おじさんのシンクロチーム、男性のリーグに女性だけで出場したサッカーチーム…。最初はまとまらなかったり、周りからバカにされたりしていたチームが、徐々にまとまって試合に勝利するようになる映画ってたまに見かけるのだが、根強い人気があるのかな。しかもフランスに多い(記憶違いだったが、知的障害者のバスケはスペイン映画)。フランスって国は基本的に寛容だからなのかもしれない(それでも排他する側面があるからドラマになるんだろうけど)。
そこで本作について。そもそもの違和感は、競泳の選手が水球チームをコーチしに行くってこと。陸上短距離の選手がサッカーチームのコーチに行くようなものじゃないか。だからコーチするシーンが薄っぺらで精神論に溢れていた。いや、基本的にコメディって考えればそれでもいいのかもしれないけど。そして、せっかく参加した大会で、夜ハメを外しすぎて次の日の試合に影響するってどうなのよ。そりゃコーチも怒るわな。
それでも、予告編の印象のようにゲイ嫌いの選手が嫌々コーチしに行くってことではなく、暴言が性的マイノリティへの配慮に欠けていると判断された感じ。ゲイである水球チームへの嫌悪感はなかった。「なんでお前たちはチン○○を出したがるんだ!?」ってセリフには笑ってしまった。あと、ライアン・ゴズリング。やっぱり人気あるんだね。
ただし、スポーツ映画としてはダメ。大会の結果とか全然わからないままだし。そもそも勝利をそこまで重視していたとも思えないから仕方ない。むしろ彼らは最後のショータイムこそが一番の大舞台だったってことなんだろう。全員が好意的だったわけではなく、不謹慎だ!って感じで退席していった人たちがいたのも妙にリアル。
いろいろ文句もあるのだが、終わってみたらそんなに嫌じゃない。ちょっと感動してしまった自分がいるくらいだ。映画って、どこで琴線に触れるかわからない。
ちなみに冒頭であげた、似たような映画はあまり観てこなかった。なんとなく話の展開がわかるから。でも、意外と自分にはハマるのかもしれないと思った。
これは面白い!
実在するゲイの水球チームの話ということで期待していたが、これは面白い!
まず、一つ一つの会話の間(ま)がいい!!
普通の何気ない会話でも面白い雰囲気が漂い全く集中が途切れることは無く、構成、演出、そして配役と、コメディではないのかも知れないが、もう「面白いコメディ映画はこうやって作れ」と言わんばかりのお手本のような作品。
娘に捨てられる訳にはいかんのです!
元オリンピック銀メダリストで33歳の水泳選手がゲイに纏わる問題発言をしてしまい、世界選手権出場の条件として、ゲイのアマチュア水球チーム、シャイニー・シュリンプスのコーチをすることになる話。
弱小とんでもチームが水球のジュニア代表だった経験を持つゲイ嫌いで差別主義者の主人公と打ち解けると共にに鍛えられて上達していくストーリー…かと思ったら、面倒くさそうではあるけれど特にゲイ嫌いでもないし、戦術を授けたり助言したりはするけれど、特訓みたいなものも無し。
日本で言うところの陽キャなオネエ軍団の内輪揉めや結束やメンタルの浮き沈みと、そんな軍団と行動を共にせざるを得ない状況に置かれた主人公の変化をみせる物語。
まあ想定内だけど、軍団のキャラの濃さと賑やかさで面白おかしくドッタバタw
描かれている内容的にはゴリゴリのヒューマンドラマなんだけどね。
優しく暖かく時に下品で時に悲しく、実際に近くにこの軍団がいたら面倒くさそうだけどw愉しい作品だった。
笑いと涙、シンプルに楽しめる作品!
マイノリティの人達が集まったスポーツチームが大会での優勝を目指して切磋琢磨しながらも仲間たちとの強い絆を描いているのは脚本としては凡庸ではあるが、難しいことを抜きにして非常にシンプルに楽しめる。
2020年に公開された『誰もが愛おしいチャンピオン』を彷彿させる。
誰かしら悩みや問題があってもそれを見せずに笑顔で明るくユーモアを忘れない姿勢は見習いたいものだ。
中学生の娘の存在が本作の良いポイントの一つだと思う!
実在するチームに捧げる作品なんですね!エンドロールでの写真が良かった!
全33件中、1~20件目を表示