劇場公開日 2021年5月15日

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「社会主義に理想を求めた悲劇」グンダーマン 優しき裏切り者の歌 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0社会主義に理想を求めた悲劇

2021年6月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

石炭採掘場で仕事をしているゲアハルト・グンダーマンは、仕事が終わると自ら作った曲をバンド仲間とステージで歌っていた。彼の歌は、多くの人びとに感動を与え、人気者になっていった。その一方で、彼は東ドイツの秘密警察(シュタージ)のスパイとして友人や仲間の情報を提供し、結果的には仲間を裏切っていた。1990年の東西ドイツ統一後、自分も友人に裏切られていたことを知ったグンダーマンは、軽蔑、葛藤、悩み、苦しみ、とともに生きていくことになったという話。
確かに実在し、こんな人が居たのだろうけど、歌が好みじゃなかったからか、素直じゃない所も有り、あまり共感出来なかった。
社会主義に理想を求めていたから党に協力していたのが、結局は友を裏切ることになった悲劇なんだけど、もっと悲惨な人達は多かったと思う。グンダーマンを悲劇のヒーロー扱いして共感するほどの話じゃなかった。

りあの