劇場公開日 2020年3月20日

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「三島の本が読みたくなった」三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5三島の本が読みたくなった

2020年6月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

2020年映画館鑑賞35作品目

プロの役者の芝居を観たい方針なのでドキュメンタリー映画を映画館で観るの生まれて初めて
三島由紀夫もある意味役者かもしれない
10代の頃読んだが当時彼の作品にはハマらなかった
TBSだから嫌な予感はしたがそこまで腐っていなくて良かった

ナビゲーター東出昌大のナレーションは全然気にならなかった
むしろ良かった
僕は女じゃないので不倫をしたからといって人間として役者として全否定する思想は全く持ち合わせていない

僕は子供の頃から学生運動や過激なテロや浅間山荘事件などをVTRでさんざん観てきた
その後はソ連崩壊天安門事件そしてポルポト政権の虐殺も詳しく知ることになる
だから僕は左翼が大嫌いだ
心底憎んでいる
反戦を叫びながら革命だのほざいて暴力を振るう矛盾したインテリが今でも許せない
そういう狂気な連中のほとんどが公務員や大企業就職や大学の先生になっている
馬鹿げている
負けを認めず美化している
極右も極左も同じじゃないか

三島のキチガイ発言が面白かった
三島はこんなにもユーモアがありセクシーだったんだなあ
同じ名前の鳩山由紀夫が憎らしい
百田とはスケールが全然違う
村上春樹だって政治の話となるとただだだ長いだけで全くつまらない
リベラルな作家やジャーナリストが極右の連中と討論するだろうか
TBSやテレ朝とかでよく見かける老いぼれどもは仲間同士で日向ぼっこする老人たちの如く愚痴や説教をほざくだけ

ある程度は覚悟していたが東大生の言っていることはほとんどがチンプンカンプンだった
それゆえにしかたがないが三島も発言も難解な面が多かった
DaiGoの弟や鈴木光は馬鹿でも理解できる言葉で話すので本当の意味で賢いと思う

東大生でずば抜けて光る存在が芥正彦だった
なぜ赤ちゃんを連れてきたのか意味不明
抱っこしながらタバコ吸っていたのでなんかちょっとイライラした
彼は他の学生とまるで違っていた
今現在の姿は衰えることもなくますますすごいことになっている
三島といい勝負なのは芥だけだった
彼の発言には全く共感できないがだとしても彼には人間としての魅力がある
難解だが彼の発言のほうがパヨク知識人やパヨク芸能人より面白い

大嫌いだが今と違い右も左もインテリは日本のことを真剣に考えていたんだなと強く感じた
それは褒めたい
今の左なんて安倍総理を批判していれば仕事したことになるお気楽な商売だからな

三島は非合法の暴力を否定しないから誠実だ
現在の左翼の多く(パヨク)は欺瞞に満ちている
黒人の暴動に対する主義主張からして誠実さのかけらもない

あと必勝って名前すごい

野川新栄