「☆☆☆☆ 簡単な感想。 〝 《言論》そのものが成立していた熱い時代...」三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆☆ 簡単な感想。 〝 《言論》そのものが成立していた熱い時代...
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簡単な感想。
〝 《言論》そのものが成立していた熱い時代 〟
この中で語っている言葉の、精々2割程度しかおそらくは理解出来てはいないが。現在の様なネットの社会の中でのみ、自分の存在を誇示したがる【承認欲求】のより強い人間こそが観るべきな作品…と言って良いでしょう。
当時の三島由紀夫の心情や、思想の基となる根源的な問題点を説明する平野啓一郎や。この討論会に於ける社会背景であり、一体何の事について語られているのか?…と言った辺りを、分かりやすく説明してくれる内田氏の解説等で、最後まで一気に観れてしまう。
それにしても、未だに闘争を続けている芥正彦は超〜ヤベー奴(^^;)
平野啓一郎曰く、「三島は生き残ってしまった世代」の言葉には、『タクシードライバー』でやはり。ベトナムの生き地獄から生き残ってしまったトラヴィスの面影を、ほんの少しだけ感じずにはいられなかった。
2020年3月22日 TOHOシネマズ錦糸町オリナス/スクリーン1
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