「ただただデヒョンがかわいそうだった」82年生まれ、キム・ジヨン 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
ただただデヒョンがかわいそうだった
2020年映画館鑑賞96作品目
原作未読
聴いた話だとたぶん映画より面白いと思う
『はちどり』と同様に普通の韓国人の平凡な日常を描いた作品
あっちが少女ならこっちは子持ちの専業主婦
構成が好みじゃない
話の内容としては全く面白くない
スカッとする話ではない
フェミニスト映画だというから期待したらそれとは全く違う内容だった
とても優しいいい旦那さんじゃないか
面白くないわりには星3つだが映画そのものはとても出来がいい
『夜明けを信じて』が信者向けならこの映画はある種の女性向け
がるちゃんとかに書きこむような連中だろう
この映画を引き合いに出して政治家批判するんだからまあそういうことだ
男たちの多くが好んで観るような映画ではないのは当然である
ジヨンには全く共感できなかった
なぜそこまでして仕事復帰したいのか理解できない
尊敬する元チーム長とまた仕事したいのだろうがあの程度のことで精神科に通うような弱い人にまともな仕事ができるわけがない
春風社長の足を引っ張るだけだからやめろと
テレワークの時代に家でもできる仕事はあるはずだ
希望する企業で求められていないなら置かれた場所で咲くほかない
理想も大事だが現実と和解して割り切らないと人生は息苦しくなる
僕なんて本当は会社になんか行きたくないし親が三田佳子のような人なら仕事もしないで毎日映画を観て遊んで暮らしたい
僕は子どもの頃から共感することが苦手だ
都会でデモとか徒党を組んで大騒ぎとか馬鹿みたいに思える
コロナで一致団結みんなでひとつなってとか気持ち悪い
余談だが
コンユが大沢たかおになんとなく似ていた
ジヨンの姉が相席スタートの山﨑ケイになんとなく似ていた
生きづらいと感じている人は自殺する前に精神科病院で相談した方が良い
何も恥じることはない
気軽にいけばいい
自分の身内は離婚後精神科病院に入院したがしばらくして退院し数年後再婚している
今は幸せそうで久々に笑顔を見た
自分はまだ死にたくないという思いが強くあるので生きづらいと思ったことは一度もなく共感できず申し訳ない