「子役の演技にやられた」幼い依頼人 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
子役の演技にやられた
韓国で実際にあった児童虐待事件をもとにした物語。弟を殺したとされた10歳の姉。彼女がやるはずないと信じた弁護士が虐待していた継母を刑事告訴する。
やはり子役の演技がうまい。姉役の子の演技でこの映画の評価が大きく左右されるところだが、はしゃぐ笑顔、怯える様、叫ぶ泣き顔、静かな泣き顔、どれも見事な演技だった。
話の展開としてもいい。主人公の変化・成長、閉ざされた子どもの心、虐待の証拠、うまく練られた脚本だった。児童虐待問題が年々深刻になっているのは韓国も似たような状況なんだな。
それにしてもエクストリーム・ジョブに出てた位イ・ドンフィのシリアスな演技に驚いた。演技が幅広いな。今後の出演作も気にしていきたい。
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