ロミオとジュリエットのレビュー・感想・評価
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ロミオとジュリエットもフランコ・ゼフィレッリの衣装等をベースにしている?
バレエのオリジナル曲(セルゲイ・プロコフィエフ作曲)を使って、舞台ではなくセットで踊る。画像は主体にピントをあてて奥行きを出す。カメラを何台も使って、カット割りを多くしても、カットした後の位置の矛盾も抑えている。映画、舞台のどっち付かずと称する方もいるが、寧ろ、新しい芸術とも思える作品になっている。カットに於いては、長回しで一つの踊りを撮った上で、ストーリーの流れを加えている。
踊り等の芸に関しては言うまでもない。
ロミオのジュリエットと踊る死のダンスには感涙を覚える。
凄い傑作だ。
ロミオとジュリエットもフランコ・ゼフィレッリの衣装等をベースにしている?と言うよりも、バレエ『ロミオとジュリエット』の衣装をフランコ・ゼフィレッリはリスペクトしたということかなぁ。
バレエの映画、だった。
バレエを、舞台ではなく、ロケとかスタジオとかで撮影して映画にしたというもの。
屋外の地べたっぽく見えるところで飛んだり跳ねたりしてるように見えるけど、足大丈夫かな?とか思いました。
多分床材は木を貼ったりしてるはず。
舞台のバレエより、踊りではなく物語にフォーカスしているように見えました。上映時間は2時間以内。とても映画!って感じでした。
舞台版は去年ヤスミンとマシューボールが主役やったのをシネマビューイングで観てます。
それと比べると踊りの比率は下げてますよね?多分。でも物足りなくはなかったです。わたしは、ですが。
舞踏会の厳しい音楽の踊り、よかったし。携帯のCMのあの曲の。
バルコニーのパトゥドゥの音楽は最高だし。
つかやっぱりね、映画のできとはそれますが、ロミジュリは音楽が好みすぎます。大好き!もう最高!プロコフィエフさんありがとう!って気持ちです。
マシューボールが今作ではティボルトです。贅沢です。
ジュリエットはキャッツに出てたフランチェスカヘイワード!お化粧薄めのジュリエット、よかったですよ…
ロミオ役の人は見たことない人でしたが、小僧感がロミオっぽくてハマっていました。
マキューシオ役の人は、よく観る人で、悪戯っ子感が良かったです。マルセリーノサンベ、覚えておきます。
バレエダンサーは演技も必須なんだなぁと改めて思いました。セリフもなく踊りとしぐさと表情で、ちゃんと物語が伝わるんですからねぇ。
舞台でならアップで映さないだろう乳母の表情とか、風邪に揺れるスカートとか、正面以外の踊りとか、見られて新鮮でした。
ラストは話知ってるのでちょっと眠くなりました。
だってクライマックスはバルコニーのパトゥドゥだもん。
そのあとが長いのよ。
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