「ラスト15分に号泣」新喜劇王 リブレさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト15分に号泣
チャウ・シンチーの新作ということで観賞。冒頭からチャウ・シンチーっぽいナンセンスな笑いがありますが、正直、これまでの作品と比べて笑えず、失敗したかなと思いましたが、ラスト15分で大号泣でした。マー・ホーの「あきらめないことだけで成功だ」というセリフは、言葉だけとればややベタですが、これまで一時間近く主人公が努力してきた姿を見せられているので説得力があり胸を打ちます。そこからラストまでは感動しっぱなしでした。
さらに、香港映画によくあるエンドロールのNGシーンも他の映画とは違う特別なものにみえ、ここでも泣きました。チャウ・シンチーの役者への愛が詰まった最高に感動できる映画でした。
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