暗数殺人のレビュー・感想・評価
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刑事のキャラ設定が弱い
韓国映画お得意のノワール物。またしても実話。本当かよ😲犯人がサイコ野郎でというのは、もはやお約束。主役の刑事が普通のオッサンのルックスで、日本映画だとまず客が入らないけど、これがヒットするのが韓国の凄さ?容疑者との心理戦が今一つ弱かったのは実話だからか。韓国ノワールは全体的にレベルが高過ぎなんで、これぐらいでは驚けない😷
冷静な刑事といかれた殺人犯の攻防
刑事と殺人犯、どちらの演技も素晴らしかった
独自路線を行く刑事には、頼れる後輩が必須
とてもいい関係を見せてくれた
港町の風景にも引き込まれ、韓国の文化を感じることができた
現実の事件なんだってよ。
恋人を殺した罪で有罪になった男の他にも7人を殺したという嘘かホントかもわからない事件の調査をする刑事の話。
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この嘘かホントかもわからない犯人の告白を1つずつ真面目に調べてくキム刑事が途中バカっぽく見えてくるんだけど、それをバカにした自分が恥ずかしくなるような結末が待っててかなり見応えのあるサスペンスだった。
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何より犯人役のチュ・ジフンの演技がすごい。韓国映画をよく見るようになって、韓国の方言(だと思う)も若干わかるからその田舎臭い喋り方良かった。
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韓国で実際に起きた事件を元にした話らしくて、最初にそのテロップが出るんだけど普通に見てて本当にあったことだと忘れる。それぐらいフィクションっぽいけど、現実に起きてる事だからより面白い。
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愚直に悪意の懐へ
検挙数を競う出世社会では、振返り掘り起す人間など、疎まれるだけの厄介者なのだろう。法の絡繰りを嘲笑う凶悪犯の思惑通り、意図して単身切込む行為には、そんな男にしか務まらない正義が滲む。そして、このやるせない歯痒さこそ、韓国サスペンスの魅力を増幅させるスパイスになる事は定石である。根負けせずに鍵を探り続け、真相を暴く。社会の闇に葬り去られてよい人命などは無いのだから。
実話ベースの良さが炸裂してる。
「こんなにワクワクするもんかー」
と、ちょっと自分でも驚いた導入部。
久々に気持ちだけでなく、物理的にも前のめりになった気がする。
情報の出し具合が秀逸で、「なんかあんだろなー」「なるほどなー」「まだなんかあんだろー」「うわー」を繰り返す感じが、心を掴んで離さない。
ストーリーが最終的に完全にオチないのは、実話ベースならではの良さ。深い後味・余韻として作品の印象を大きく高めている。
たまに距離感を挟むカメラワークが印象的。その他諸々の品質もとても高い。韓国産サスペンスの安心感。
「結局、誰も得してないんじゃね?」
と観賞後に蕎麦(麺)を食べながら思ったのは自分だけじゃないかも(笑)
事実を基に作られた作品。
淡々と進む展開。
キム・ヒョンミン刑事が真実を突き止めて行くストーリー。
七人を殺害したと言うカン・テオの証言を検証していくストーリー。
真実なのか虚偽なのか?
過去の資料をアナログで調べたり、泥まみれになりながら死体を探すシーン。
なぜそこまで執着するのか?
正義感とかそんな感じも無い姿に引き込まれて行く不思議な作品。
犯人と刑事の不思議なバディー感。
お互い譲れないプライドがそうさせたのか?
刑事があそこまで真実を突き止めようとする姿が印象的。
エンドロールのコメントが重かった。
麺はズルズル音をたてながら食べるのは日韓に共通するところ( ´∀`)
暗い感じの韓国サスペンスはハズれない
韓国で実際にあった連続殺人事件を題材にしたミステリー。
恋人を殺害した罪で逮捕された犯人から担当外の刑事に連絡が。会いに行った刑事に語ったのは7人を殺したという告白だった。
ポイントは、自分に不利になるにも関わらずなぜ自らの犯行を告白したのか、そして主人公はなぜ執拗にその捜査を続けたのか。殺人犯と刑事の騙し合い、かけ引きを楽しんだ。主演の二人はなかなかいい演技してた。脇を固める後輩刑事にはエクストリームジョブのあの人が!シリアスな演技もいいね。
実際にこんな事件が起こってるってのはなかなかの衝撃。驚きの結末が待ってるわけではないが、とても面白かった。韓国って、こういう暗い感じのサスペンスが本当に得意だよな。ハズレが少ない。
勝ち負けじゃない
ため息の尽きないサスペンス。
救いようのない殺人犯、カン・テオと、地味に執着心の強い刑事、キム・ヒョンミンの静かな攻防。
「なぜ余罪を自白したのか?」
「なぜ公的な場では否認するのか?」
「誰が殺されたのか?」
頭のキレる殺人犯の言動が、捜査と作品全体を掻き乱していく。
一つ一つのアクションに苛つきは募るばかり。
まんまと手の内で踊らされているように見えるキム刑事に対してもモヤモヤしてみたり。
一進一退を繰り返しながら少しずつ見えてくる殺人犯の所業とその目的。
あまりにも自分本意なそれらに頭が痛くなった。
きっかけとなる過去の傷がまた憎い。そんなの言い訳にもならないけれど。
姉の流した涙の重さにまた一つため息。なんかもうほんと、やりきれないよ。
淡々とした態度の影に固い意志とたしかな熱さを持ち、
捜査を続けるキム刑事。
愛する人を突然失う気持ちは自らも味わっている。
湿っぽく分かりやすいドラマは省きつつ、時折胸にグッと迫る台詞を吐くのがとても印象的かつ象徴的だった。
派手な仕掛けは無いものの、シンプルな心理戦にスリルを感じ、撹乱される捜査と深まる謎に翻弄される面白い映画だった。
観賞後に残るムワ〜ッとした嫌な気持ちもまた良し。
殺人事件がスッキリ解決!なんてそんなこと、絶対に無いのよね。
カン・テオの異常性はかなり魅力的だったので、そこにもっとフォーカスを当てても面白かったのかなと思いつつ、変に飾り立てしない堅実なつくりがしっくり来る映画なんだろうなと思いつつ。
「暗数殺人」というタイトルの意味が興味深かった。
新聞に載りメディアに流れる事件の裏で、いったいどのくらいの人が誰にも知られず命を奪われ傷付けられているんだろう。
久し振りの映画館
コロナで映画館が何処も閉館してて数ヶ月映画館には行けてなかったので久し振りでした。
キム・ユンソク主演なので期待して観に行きました^ ^
実際に起きた事件をベースにした話らしいのです。
刑事の執念が凄かったです。
その理由を知って感動すらしました。
今までの韓国サスペンスに出てくる刑事って鈍臭いだけでしたが韓国にもこんな立派な刑事が居てホッとしました 笑
ミョン社長
映画はもちろん、電車も新宿も4月以来
序盤の食堂シーンから最高
主人公(哀しき獣のミョン社長❗)も犯人役も最高
エクストリームジョブのあいつも刑事役で(全然気付かなかった)
ただ、後半話に多少ついていけなくなって(登場人物がごちゃごちゃに)また観なおそせば理解できるだろう
胸糞が悪くなるほど凶悪な犯人像
ある意味傑作。
犯人:カン・テオ役のチュ・ジフンの演技が、初めて見た瞬間から嫌悪感に襲われ、次に恐怖に変わり、「こいつを●ろしたい」という気持ちにさせられる。
迫真の「頭のいいサイコパス」演技。
監督脚本のキム・テギュン氏もすごいわこれ。
あえて他の殺人事件を自白し、逮捕された直近の殺人事件を減刑させるため、警察と検察の捜査信頼性を貶めるという手段も腹立たしく。
実際にあった連続殺人事件をモチーフにしているので、胸糞が悪くなるほどリアリティがある。
「暗数」とは、警察が認知している犯罪件数と実社会で起きている件数の差を指し、タイトルは「失踪扱いで殺人と知られてない事件」のこと。
日本の映画『凶悪』を思い出しもしました。
信念がひしひしと。
殺害された犠牲者のためにただひたすら犯人に対峙していく刑事のおはなし。犯人と刑事のやりとりに引き込まれてあっという間に見終わりました。実話ベースのためかパンチにかける。韓国映画にしては珍しくエンタメ感に流れてなかった。
#27 釜山好きにイチ押し
出たしから釜山の匂いがプンプンして、出てくる人はバカにしてんのかと思うくらい釜山弁で話すけどいつもみたいにヤクザが出てくる映画ではない。
めちゃくちゃ頭の良い殺人犯と金持ち刑事のお話。
殺人を犯した場所とか聞いてると、あーたしかに教大と蓮山は近いよね〜とか、温泉場から大渚までタクシー乗るなんて金持ちだなとか、海雲台遠いよねとか、色々土地勘楽しみながら観れました。
映画も良かったけど、ともかくひたすら釜山に行きたくなる映画。
コロナのせいで釜山に行けないけど、刑事さんと一緒に行った気分になれます。
釜山好きにおすすめの映画。
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