「チェ・ジフンがキモいし怖い」暗数殺人 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
チェ・ジフンがキモいし怖い
これ、ホンマに「神と共に」の優しくてクールなイケメン、ヘウォンメクと同一人物?って思いましたもん、まずは。
エンタメ&ムネアツの韓国。ノワールの韓国。わかりやすくて楽しい韓国。だが。ツッコミどころにツッこまれると弱いよねぇ、やっぱり。合理性、足りんよねぇ、ってのはあります。
カン・テオの、嘘かほんとか分からん自白(かつ非公式&手続き無し)の裏付け操作に奔走する刑事。自白と物証はセットにならなきゃ意味無いですもんね。でもでもでも。何で、そっちばっか行くん?カン・テオ個人の足跡は辿らんの?生家を訪れたのはキム社長の実存確認からの流れ。折角そこまでいったなら、そこからのカン・テオの履歴チェックですやろ、刑事なら。いや、最終的にはそっち側からのアプローチで突破口が開けますが、気づくの遅すぎ。これが演出上の都合なら、わざとらし過ぎ。
なんかレクターへの尋問シーン真似てみた。的な展開が、少し気になりましたが。
韓国映画を見るときの鉄則、こまけー事は良いんだよ、のスタンスを観客側が守る限りは「なかなかスリルある」で満足できると思いました。
イヤ、でも、ツッコミたくなるよな、これはw
個人的には、エクストリーム・ジョブでも大活躍だったチン・ソンギュンや、「お馴染みだけど名前が分からない脇役男優」のオンパレードに軽くキャッキャしました。実は期待値が高かったので満足度も普通でした。
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