TENET テネットのレビュー・感想・評価
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時間が逆行する装置が開発され、その装置を使い第3次世界対戦が起こる...
あの映像がやりたかった
SFとしてストーリーは大したことないけど、クリス・ノラン監督はあの映像を見せたかったんだな。確かにあの映像は凄いと思いました。あれがこうなるとこっちがこうなって...なんて考えてるうちに、どんどんびっくりの映像が出てくるから、脳みそが追いつけない。これが狙いなんですよね。何回も見ないと解らない、ってそういうことなんですね。ストーリーが難しい訳じゃなんだ。
未来から過去へネタを仕込めるんだったら何でもありありなんで、特にああいうぎりぎりの作戦をする必要はないと思うよ。(俺なんか勘違いしてる?)
目的はあの映像を作って見せるってことだから文句言うな? わかったわかった。
劇中でも「祖父殺しについては答えがない」みたいに言及されるけど(笑)タイムパラドックスについては矛盾のまま笑。タイムスリップものではどうしようもない。
分かりやすさとは無縁 1回で理解するのはムリ
興奮と混乱が入り混じる感情で終わる1回目の鑑賞。2回、3回と観てやっと内容が整理されてぼんやりした部分が見えてきました。やっぱりクリストファーノーランってすごいわ。
分かりやすさや派手さを求めれば、低評価になるのでしょう。インターステラーやインセプションが好きでも今作が苦手な方がいるのも意外でした。ノーラン作品は時間の伸縮や並行がテーマという部分で、似ている部分もあり過去作ファンは気にいると想像していました。
私の中でクリストファーノーランの作る映画は、監督の名前だけで観たくなる数少ない作品です。今作TENETも大満足でした。監督は現在51歳。3年に1本と考えると、健康体でいらっしゃればあと10作品くらいでしょうか。どうか長生きして変わらず素晴らしい映像作品を見てみたいものです。
2回見ることをおすすめ
やばい面白かった
クリストファー・ノーランの頭の中見てみたい
彼こそが未来人カモ
ポイントは時間軸です
冒頭のシーンがウクライナのキーウと言うところが何ともグッとエンジン入る。
単純なところでは段々と変化していく主人公と相棒的なニールの関係性がいい
ニールのリュックのアレがポイント・・・
エントロピー(熱力学における方向性の現象の度合いを数値化したもの)や
アナグラム(文字の入れ替えによって別の意味にする言葉遊び)など聞いた瞬間は
なんだっけと思うような言葉に思考が停止してると展開が早い、
戦闘シーンなどの映像は普通に進むのと逆に進むのでクラクラする、
酔わないように(笑
冷戦中、ウクライナにあるとされている核施設
旧ソ連時代にたまたま発見したアナグラムから人生が変わったセイター、
ケネスブラナーなんだけどちょいちょいポアロが
出てきちゃって憎み切れなかったわ・・・
最初はミッションインポッシブルばりにプルトニウムを奪還せよかと
思いきや、未来人がどんな感じの組織なのかがまったくわからないのも
いいのかも
それぞれの人間らしさが別の縦軸で流れてるので難解さとわかりやすさの融合
例えば・・・この映画のヒロイン的なキャットの女性的な感性や
セイターがなぜ未来人の話にのったのかという動機
TENETは地球を第三次世界大戦から守りたい謎の存在
現在、過去、未来を行き来できるがゆえに
どこからが始まりでどうなるのかは永遠に繰り返されることを想像できる
感覚的にはホラーだわ
これと類似点のある話を聞いたことがあるので2chだけど・・・笑
定点理論と違う世界線、パラレルワールドの無限
どこの定点の繋ぎ合わせを本線とするかの戦い
このパターンは今までの映画でもあるけれど
過去に戻れちゃうと逆巻きであっても触れれる時点でこうなるよね
この映画こう言う系が好きな人にはたまらないのか
考察が色々出てるので、それを読んでみてもう一度見るのも
自分なりの解釈が出て楽しいかもしれないです
ノーラン監督のインセプションも映画館行ったなぁ
2001年て11年前か、この監督ますますキレてるね
TENET面白かった
ネタバレ覚悟で予習する人以外にはおすすめしない
独創的で面白い設定ですが、基本的にほとんど説明がないままストーリーが進行するという、不親切な設計なので、初見ではまず理解できません。だからといって複数回視聴することも後述する理由からおすすめできません。
なのでネタバレ覚悟で予習する人以外にはおすすめしません。あるいは観終わってからまとめサイトなどで調べてもいいかもしれません。(自分はそうしました。)
何回も同じ作品を観て楽しめる人にとっては傑作なのかもしれませんが、一回観て満足したい人にとってはただの駄作です。
そもそも観れば観るほど発見があって興味深いならまだしも、初回でほとんど理解すらできない作品に価値は無いと、個人的には思います。
・複数回視聴をお勧めしない理由
私は一度最後まで観た後に、まとめサイトなどを調べて情報を補完して理解しました。
しかし調べれば調べるほど矛盾点が多いことが分かります。別に科学的に絶対正しくなければならないなんて言うつもりはありませんが、奥の深い作品を作るならばせめて生じる現象くらいは一貫性を持たせて欲しいです。
本作ではその時々によって同じことをしても全く別の現象が生じるという矛盾が散見されます。この矛盾はストーリーの流れや、行動の合理性すら怪しくなるレベルのものも含まれます。そのため興味深い部分を考えれば考えるほど、矛盾が出てきて、主人公の行動原理、必然性に疑問が生じてきます。そんな大きな欠陥を持つストーリーを何度も観る気にはなれません。この作品のコンセプトからしても致命的です。
クリストファー・ノーラン監督は一回観てちょっと調べた程度の自分よりも、ずっと多くのことを考え、多くのメッセージやこだわりが詰まっているのだとは思います(実際に監督は上記の矛盾にも気づいていながら、映像作品として面白くなるようにしたようです。)。
しかし自分にはどうにもそれが自己満足に思えて仕方がない出来だったので、星2にしました。
世界を壊したい男と救おうとする男
冒頭、見始めてすぐに分かった。
また映画館で観るべき映画を見逃してしまったんだと。
タイムパラドックスで難解。役者ですら、自分が何を演じているのか分からなくなると吐露していた映画。
迷って観に行かなかったのを後悔。
タイムパラドックス、世界は多次元なのか、過去への干渉は未来をどう変えるのか。いまだ解明されてはいない。
時間軸を遡り、進めば後退し、火は身体を凍らせる。設定は複雑だが、主軸は世界を壊そうとする男と、救おうとする男にある。
特殊部隊の男を助けるニールとは何者なのか、黒幕は誰なのか、
世界を救うことは出来るのか。
すべてが明かされた時に、胸がグッと熱くなる。
2時間半、ストーリーや登場人物を理解しようとしなければ、この面白さは味わえない。
この作品を世に送り出したクリストファーノーラン監督の才能に改めて賞賛を。
難解だが刺激的で挑みたくなる
時間の逆行が売りの作品という予備知識だけで鑑賞したが、放射性物質、量子力学に真摯に踏み込んだ、難解で、一回観ただけでは理解できない作品である。分かり易く、一回の鑑賞で理解できる作品とは一線を画している。しかし、不思議なことに、鑑賞中、頭が痛くなるとか、眠くなったりはしなかった。観終わってもモヤモヤした気分にはならなかった。
その理由は、
・作品の世界観がしっかりしていて、揺るぎない。
・全編を通して、作品のクオリティは不変であり作品の完成度は高い。
・作り手は、分かり易い作品を創ることよりも、
作品の世界観の完成度を高めることに注力していると推察できる。
からである。
難解だと感じたのは、私の鑑賞力が本作のレベルに達していなかっただけである。
難解さはあるが、エンタメ作品としての要素はしっかりしている。時間の順行と逆行が入り混じった戦闘シーン、カーアクションはスピード感があり、迫力十分である。不気味な音楽が物語の先行きを暗示している。サスペンスアクション映画を観ているような雰囲気がある。
天邪鬼な私は、こういう作品を観ると挑みたくなる。鑑賞力を高めて難攻不落の本作を攻略したくなる。本作は観客の鑑賞力を刺激する作品である。物分かりの良い作品ばかりではなく、本作のような歯ごたえのある作品も刺激的で良い。
普段はあまり自分からアクション映画を選んで観ないのですが、面白いと...
言うほど難しくない
メメントを優しくした感じ
贋作
ノーラン的SFの確立!
頭で考えないで 感じて
っていうバーバラが吐露した言葉、
これが本作の本質だった
逆行すると酸素は吸えないのに、
車のエンジン(内燃機関)は普通に駆動するのはなんで??!!
ブリットも薬莢の火薬の爆発で飛んでる、
酸素取り込めないのになんでそうなる??!!
というような疑問が次々と浮かんできて、
解消されることなんてない疑問だらけで頭がグルグル
作中で科学的根拠を追いかけると、内容は無茶苦茶で、
整合性なんてあったもんじゃないって観てる途中で気づいた
きっと考えたらダメなんだろうな、感じよう、と
まるでブルース・リーじゃないか!と思いながらも
途中から見方を切り替えた。
そんな訳で初見じゃ さっぱり分からん、
けど兎に角 面白い!
「時間の前と後ろからの挟撃作戦」っていう
斬新すぎるコンセプトが本作全体を貫いていて、
その緊迫感を煽りに煽りまくるBGMが過剰に鳴り響いた
これがやたら効く!音楽班が秀逸なのね
もう一回観よう
ノーラン監督
やっぱノーラン好き!
観よう観ようと思いながらもインターステラーで話に着いて行けなくて、そこから少し敬遠気味だったノーラン作品。
前評判から今回も難しいかもしれないと思い、なかなか手をつけられずに公開からかなり経ってしまった。
でも今レンタルで安いし、最近観たい作品も減ってきたので、とうとう重い腰をあげる事にした。
結果から言うと、全然分からん!
でもなんか面白い!でした。
逆行理論、エントロピー、アルゴリズム、プルトニウム241?
良く分からんワードが多々出てきて頭の中を掻き乱してくるけど、そんなのは一度置いといて、観た事ない映像で気持ちを持っていかれました。
あと、やっぱりテンポが良いし、シリアスな展開が続いてるのに心がしんどくない。
やっぱりノーラン作品は面白いなぁ、と思った。
コレは何回観ても良いかな、と思えるような良い作品でした。
字幕版翻訳が不親切すぎ
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