TENET テネットのレビュー・感想・評価
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多分1割も理解出来てないけど面白い
いやぁ、脳みそ疲れる。面白い。インセプションよりぐちゃぐちゃという噂を聞いて観ました。設定自体は既出な気はするけど音声、映像、その他もろもろの演出が始めてすぎて不気味でわくわくが抑えきれません。人類滅亡阻止っていうのも期待感が膨らんでめちゃ好き。ノーラン節炸裂でした。
気になったのは毎作ヒロインが僕のストライクっていうのですね。ノーランさんと女性の好み同じな気がする。
睡眠不足の時は観ない方がいいかも
内容には触れません。
ストーリーは難解です。一瞬でも寝たらアウトです。
トイレも済ませてから入館しましょう。
ですが、監督もおっしゃているようにまずは体験ですね。
考えずに感じる。画も音もすごいです。不安定な感情を駆り立てられます。
ですが嫌な感じではないです。
可能ならば初回はIMAX上映で観たいですね💚
ストーリーをちゃんと追うのは2回目でいいかもですね。
で、ネット配信されてからじっくりと観る。
たぶん、最低でも3回観た時に納得すると思います。
マイケルケインさんみたいなおじいちゃんになりたいなぁ🤗
"ノーラン"というジャンルの最高到達点
未来からのメッセージ、贈り物というのは割と使い古されたテーマだ。「ターミネーター」しかり、「ドラえもん」しかり…。
しかし、流石はクリストファー・ノーラン。これまで作られてきた作品とは全く違う「時間逆行」というアプローチでこの壮大なテーマに挑み、今回も「ダークナイト」や「インターステラー」の様に、観客を虜にし、観客を置き去りにしていった…。
時系列をバラバラに映していく「フォロウィング」、結末から始まり最初に戻っていく「メメント」、現実世界の常識が通用しない夢の中で活躍する「インセプション」、三つの時系列を同時進行し一つに収束させる「ダンケルク」などなど、ノーランのこれまでの作品はこの「テネット」を撮るための伏線だったのではないかと思えてくる。
ノーランが「テネット」を撮るのは必然なことだったのかもしれない…
しかし、映画史において「テネット」の出現は必然ではなく、ノーランが映画監督になっていなかったら生まれなかった傑作だ。他の誰にも作れない唯一無二の映画だ。
内容についてはとやかく言う必要はない。全てが蛇足になってしまう。
観てない人、ちょっとでも興味がある人は是非、劇場で!できればIMAXで!こんな体験中々できるものじゃない!
何度も見に行ってこそ真の面白さがわかるかな…。
今年で32本目。午後有給で色々用事を済ませてから見に行きました。
ストーリーが難解な上に、初日ということもあるので、かなり抑えめに書きます(特定の物理用語、定理などをうっかり出すと、わかる方には思わぬネタバレになりかねない)
ストーリーが非常に難解でこれは本当に難しいです。この難しさを増しているのは下記の2つではないかな、と思います。
1.極めて高度な物理(数理物理)の知識が要求される
2.上記には「時間のトリック」が含まれるが、その理論的背景を理解した上で、さらに脳内でも処理できないとストーリーにおいて行かれる(ただ単に面白かった、だけになってしまう)
…の2つが不可分に絡み合っていて、しかも切り離せないという「2つのハードル」を超えないと「まず何もって意味が分からない」になっちゃう点です。
この「時間のトリック」については古い時代から色々なバリエーションがあり、日本ではそれこそ、ドラえもんのタイムマシンのような初歩的なものまであるわけですが、そんな「子供だまし」みたいなお話のレベルではなく(PROレビューの方も書かれている通り)、学部レベルの物理が背景に隠れており、それをまず理解しないといけない上、理解してもこの「時間のトリック」であっちこっち話が飛ぶので、これはもう、何度も何度も見に行って何とか理解できるかな…レベルです。
この監督の方、どうも物理ネタが好きなようで、この作品の前にも過去作品を放送していたのですが(コロナ渦の問題で映画が足りないのも一因?)、それら過去作品(インセプション等)に比べて、さらに難易度アップという感じです。
評価は下記0.3で4.5にしました。
0.3 … 正直、本当にこれはストーリーを追うのも大変なほど難しいです。PROレビューの方も書かれていた通り、映画という娯楽の中ではもう要求される知識レベルが上限いっぱいかと思います(これ以上難しくするともうそれこそ誰もわからなくなる)。
理系の学部卒というレベルではきつく(理系共通の教養科目の物理・数学ではどうにも足りない)、物理専攻か数理物理専攻か…で何とか足りるかなというレベルです。
ところが、今年の理系ネタバリバリな映画の例として言える「エジソンズ・ゲーム」の場合、タイトルからして「物理ネタだな」とわかるので、予習してからでも行けるのですが(事実、関連学会の後援推薦もあった)、この映画はそこがまず読めないので、多くの方のレビューを参考に予習するならするでいかないと、本当に???になりかねない点です。
下手をすると、「CGきれいだったなぁ」「名監督の映画だなぁ」で終わりかねない点で、かといって理解するために3回も4回も見に行くのも費用がかかるので、そうそうもできず、評価が極端に分かれそうな気がします。
すると、「これはちょっと(理系の方、それも物理・数理物理に通じている方が少ない、という日本の実情を考えると)、何だなんだか…」となっても仕方なし、その結果「言っていることが意味がわからない」→「ストーリーについていけない」のコンボを食らう点でしょうね。
参考までに、下記予習したほうが良いかなと思われる点を挙げておきます。
(超重要) 基礎物理、物理1など教科書の「量子力学」などのページ
※ 教科書は市販されていないので、高校のお子さんがいるご家庭では借りてでも読んでいいと思います。
(重要) エントロピー、素粒子・反粒子論(学部教養ではやらない?)
(やや重要) 測度論(数学)、行列など
※ 「やや重要」は直接出ないが、背景にある知識を理解するために必要
彼の(一貫した)集大成的"信条"を見た。
記録は未来に残る/無知は我々最大の武器だ --- 起きたことは仕方ない。ノーランがまたも我々の知的好奇心を刺激してくれる、それも「時間の逆行」というノーラン × 《時間》の終わりなき戦い = 彼が長年に渡って描き続けてきた永遠のテーマで(ex.『メメント』)。IMAX布教の立役者で徹底した"現実"リアル志向 = 我らが大天才クリストファー・ノーランのベストアルバム的内容(彼が愛する007はじめ"スパイ"モノまで ex.『インセプション』)でありながら、またも前人未到・未知の領域に、折り紙付きのクオリティーで踏み込んでいる --- そう、(始めから)全てつながっている(た)。
壮大なる挟み撃ち作戦!この面白さ/創造性は、核弾頭級の爆弾だ!--- 時折、難解すぎて観客を置いてきぼりにしてしまう = 映画的カタルシスが逆に損なわれてしまう可能性はあるだろう。確かに理論・理屈と直に訴えかけてくる感情・瞬発力なら、理論が勝っているだろう。故にキャラクターに感情移入する類の作品でもない。そうした面を差し引いても謎解きの気持ちよさはじめ最高。例えば、公開前から本作とは精神的姉妹分とも言われていた『インセプション』が個人的に特別と言っていいほど大好きなのだが、『インセプション』が「?!!!」だとすると、本作は「???!」。けど「!」の破壊力が尾を引くレベルで凄まじい。ス、ス、スゴすぎる…と圧倒的余韻の中、思考してしまう。例えばエンドロールの中、オペラハウスの救世主や主人公とニールが初めて言葉を交わす何気ないシーンを思い出しては鳥肌が立っていた。正直、(このスコアだが)本作のことをまるで理解しきれていないと思う。が、それでいい。本作は何十回もの鑑賞に耐えうる質が保証されている器の大きさを持ってして、僕たち世界中の人々を興奮させ思考させてくれる。究極の理詰めで愛すべき頭でっかち、入念に仕組まれた静的意味を動的興奮に変えてしまう。面白すぎる。
難解すぎる脚本 --- 細部までこだわりすぎな完璧主義的挟撃作戦に目を見張る。(背丈はあまり高くなさそうだが)運動能力で魅せる"主役"ジョン・デヴィッド・ワシントン、本作に"バディ"モノの興奮を呼び起こさせてくれる(最後まで)格好良すぎるロバート・パティンソン、異才を放つ美貌の"強い女性"エリザベス・デビッキ、『ゴジラ』以降すっかり筋骨隆々キャラが板についたアーロン・テイラー・ジョンソン、そして訛ったセリフ回しはその一端に過ぎず"007"チックなザ・悪役っぷりが様になりすぎなケネス・ブラナー。他にも出番こそ少なくとも演技派たち壮々たる面子が揃っているのも、流石はクリストファー・ノーラン作品(出たがるのも分かる)。あと忘れてはいけないのがワンシーンだけの登場でもWITHポジションなノーラン組常連マイケル・ケイン。他にも圧倒的衣装に圧倒的音楽など、全てが「これ!これ!」と身悶えするほどにノーラン・ワールドを形作っている。任務完了。
"プロタゴニスト"
彼の作品の特徴というか、勝手な共通点から本作を一見した上での(失礼極まりない稚拙な)感想を述べてみる。
ノーラン作品は…
・「アクションを撮るのが案外ヘタ?」
→「時間の逆行」という要素での斬新なアクションの組み立てもあってか、超大作での場数も踏んできたからか、編集が良いからか、(恐らくそのどれもだが)今回はしっかりとスクリーン映えするような没入感もあり、世界的規模のロケーションや興味関心を煽る題材それ自体に見劣りせず、相変わらずもっさりとした部分はあったものも普通(以上)に楽しめたと思う。いや、確信する。
・「小さな話を大きな規模でしている?」
→例えば『インセプション』では渡辺謙のライバル企業の息子に独立させるため("だけ")、『インターステラー』では娘の部屋の本棚での父娘の交流("だけ")。その点において本作でも途中、「あれ、(今回も)一人の女性を救う("だけ"の)話?」と早合点してしまいそうになったが、いやいや、今回はしっかりと世界を救う話だった。まるでNetflixドラマ『ダーク』を見たときのような哲学的興奮だ。
・「タイトルが2回出る?」
もちろん!
…ともあれ、実績のある原作もの、続編やリブートばかりが蔓延する何かと安牌な映画界・世の中で、これだけの規模の完全オリジナル作品を圧倒的クリエイティビティでコンスタントに製作でき(ワーナーさん感謝)、また世界的関心を持って迎えられ、興行的にも批評的にも成功し続けている貴重・稀代な存在で希望であることは疑う余地なし。シネフィルも大衆も等しく魅了し、観客は大手映画会社が思うほどバカじゃないと証明してくれた、天晴。これからも挑戦し、僕らが思いもしない方法で驚かせ続けてほしいと切に願う。
去年からずっと楽しみにしていた本作を遂に見た!そして是が非でもIMAXで観るべき!
我々は黄昏に生きる
赤色のストラップ、ダイエットコーラ
今度見るときはニールの線で見てみたい
P.S. 日本の公開近づくほどダサくなっていくプロモーションだけは本当どうにかしてほしい
行ったり来たりすれ違い…
よーくよーく考えて観ていないとついていけない作品。
スカっとする娯楽大作ではありません。
ひとつの世界に2つの時間軸が同時に存在する為後々「あぁ~だからか…』ってなります。
しかも物語はエンドレス…って気が重いわ!
鬱の方は観ない方が吉。
無理に難解にしているのは観客である
今作は、実にシンプルな内容の作品である。難解・難解と言っているのは、正直言って考えすぎだからである。ノーランだからストレートなアクションでなく、難解なのだと勝手にノーランを難解ブランドに脳内処理しているにすぎない。
ノーランは今までの作品の中で「時間遊び」をしてきたわけだが、今作は直接的に描いている。難しい知識など必要なく、全体的にふわっとした設定で、科学的根拠など一切ない上に、劇中でも「考えるよりも感じろ」と観客を誘導してみせる。説明がつかない矛盾点を意図的にごまかしていて、それを勝手に観客が、様々な考察をして難解に導いてしまっているだけなのだ。エサを与えておけば観客か勝手に解釈してくれるということを巧みに利用して構築されていて、難解と誤解している人は、まんまとノーランの罠にかかっているのだ。
そもそも答えが用意されていないものに対して、全て理解したという人がいるとすれば、間違いなく、知ったかぶりだ。
ノーラン自身が大好きな「007」シリーズへのオマージュも今回は色濃く出ていて、「007」特有のおバカさがチラつく。
長身でモデル体型のボンドガール的な美女と恋をして、世界が滅亡する規模のキーアイテムを敵に渡してしまうという一連の流れもしっかりとしていて、しっかりとバカやってくれているところが良い。
ノーランはCGをあまり使わないことで有名で、今回もそうなのだが、今回にいたっては、もっとCGを使った方が良かった。というのも今作で描かれるミッションの先にあるのは、人類滅亡、第3次世界大戦というスケールの大きいものだが、そのイメージやヴィジョンというのが提示されないことで、ミッションが失敗してしまった先に待ち受けている未来というのがふわっとしてしまっていることで、ちょっとした行為で世界が終わるかもしれないという緊張感が全く伝わってこない。というか、登場人物自体も緊張感をあまり感じてないような気がしてならない。
普通のスパイ活動のようにみえて、実は世界滅亡がチラつくというのは、ドラマの『エイリアス』に似た部分もあるし、ドラマであれば予算の都合などもあって仕方ないとは思うのだが、映画だったら、そこは見せてもらいたいものだ。
時間が逆行するというエフェクトも、もう少し派手にしてくれてもよかったと思うだけに、今回はCGもっと使った方がよかった。
結構堅実的で人を選ぶ映画
予告編から映画として面白そうだったので。
初日に最寄りの映画館で。
タイトル通りだが、結構ド派手なアクションや壮大な世界観な内容かと思いきや意外とカメラワークとか話の肝になるある装置はハッキリ言って地味。
クライマックスのシーンもどこか規模も小さく現実的で、派手目なエフェクトとか世界観設定があるのかと思いきやそうでもなく、出てくるアイテ厶もどこかチープでお金がなかったのかなと思わせてしまう印象。
そもそも時間が遡るに至ったキッカケも地味なもので、何とも渋いと言うか地味というか。
ただ、どちらかと言うとシナリオや世界観、エフェクトで引っ張ってきている映画にとれた。
実際に予告編で公開されていた、回転した車が逆走しながら通常通りにポジショニングするあのシーンは印象的だったし、劇中でも世界の一部が逆再生されながら現実世界に干渉や影響を与えてくる展開は後になって「こういう意味だったのね」と気付かされることも。
そういう「普通なら"これ"が逆再生されながら動くなんてありえない」と言う感覚を味わってもらいたいから、敢えて真面目な世界観にしたかったのかも、と思わざるを得ない。
その分時間を遡る演出やギミックは様々な使い方があるので、観ながらどうやって撮影しているのかと疑問に思うこともしばしば。
間違ってはいけないのは、あくまでド派手なSFものかと思いきやどちらかと言うとサスペンスとかシリアス映画の部類で見ないと、ガッカリしてしまうという事だけだ。
難解度★★★★★
内容がさっぱり理解できなくて、まともなレビューすら書けません。なんか面白そうなのに、全く自分の頭が追いつきませんでした。星も付けられないのでとりあえず星3にしました。
でも、難解度的には完全に星5。
ノーランの世界観強すぎて、完全に追いつけません、ノーラン監督フライングデッドヒートです。もしくは私の理解力の無さが100メートル走断トツ最下位レベルです。
理解力のない自分の不甲斐なさに鑑賞後なんとも言えない悔しさが残りました…。
ただ、映像と音楽がすごいことと、ロバート・パティンソンがカッコイイことだけは分かりました。
初見でこの映画の内容を理解できる人いない気がします。
思考追い付かず…。
結局のところわかった気もするけど…タイムカプセルのいったり来たりの理屈がよくわからなくて途中眠気が…そんなだから更に理解不足か加速…。映像表現は全く違うけどターミネーターみたいなものか、と。
ブレイン・ストーミングの快感
字幕版を鑑賞。「インセプション」や「インターステラー」など、頭をフルに使わないと付いて行けない作風が売りのクリストファー.・ノーラン監督が、製作費に 211 億円をかけたという意欲的な作品である。時間を前後に自由に動かせるという特殊能力が物語のキーアイテムになっている。「インセプション」よりは分かりやすかったように思うが、1回見ただけで全てを理解できる人がどれほどいるのかは、かなり疑問だと思った。
TENET という英単語は、「教義」や「信条」といった意味を持つが、むしろ重要なのは前から読んでも後ろから逆に読んでも同じになるという特徴であると思われる。この作品には、こうした逆読みの名前が散りばめられていて、最初に事件が起きる OPERA 劇場を逆にしたのが、贋作画家 AREPO であり、ROTAS という企業の経営者が SATOR といった具合である。なお、これらの単語を以下のように並べると、縦横の真ん中に TENET が出現する。
SATOR
AREPO
TENET
OPERA
ROTAS
タイムマシンというと荒唐無稽というイメージを持ちやすいが、全宇宙は未来に向かって一方的に進んでいるタイムマシンに乗っていると考えられる。時間経過というものを端的に物理学的に表す言葉として「エントロピー」という言葉がある。主に熱力学で使われるもので、「混沌」や「無秩序性」を意味している。時間経過と共にエントロピーは増大するという法則があり、角砂糖が水に溶けて形が崩れるような様子は、エントロピーが増大した典型的な姿である。
時間が逆転するということは、増大したエントロピーが減少することになり、溶けて崩れた角砂糖が元の立方体に戻ることになる訳であるが、映画中の台詞では、これをあっさりと「エントロピーが減少する」とだけ述べているのに驚いた。説明する気など全くないという態度を見せたことになるのである。つまり、「ついて来れるかどうかはあなた次第」と宣言したも同然である。初めからこの調子なので、以後も説明的な部分はほとんどない。見ている間中ブレイン・ストーミングを経験させられ、その潔さが非常に気持ち良かった。
ただし、厳密に考えてみると、物理的にあり得ない描写が多々目につく。時間が順行の者と逆行の者が殴り合うなどということはあり得ないし、AチームとBチームで時間軸上で挟み撃ちにするという作戦では、互いに相手チームを目にすることはできないはずである。順行する自分と逆行する自分が出会うと中和して消滅すると言いながら、それを歯牙にも掛けない展開があったのも気になった。また、兵器としてわざわざプルトニウムなど使う必要はなく、反物質で作った水でも空気でも大量に作って通常の物質と混ぜればいいだけのはずである。
役者は大変な熱演であった。時間が順行する者と逆行する者が同じシーンに写っている場合、逆行する側は歩き方からして逆にしなくてはならない訳で、役者の苦労は相当なものだったはずである。音楽は雰囲気を良く引き立てており、不思議な感覚を持たせるのに効果があった。小さな道具を印象的に使って切なさを感じさせるなど、演出は良く練られていたが、約束通りの行動をしない者が出て来たときに、何か重大なペナルティがあった方が良かったのではないかと思った。
(映像5+脚本4+役者5+音楽4+演出5)×4= 92 点。
理解できるまで劇場に足を運べ
「俺はこの画が撮りたいんだ!」と思ったが最後、話の整合性をぶった切ってまで入れてしまう、イイ意味で子供っぽくてホントに頑固な監督クリストファー・ノーラン。
彼の作品でおなじみの世界観ルール説明が『インセプション』よりも複雑なため、やっぱり今回も、一回観ただけで全てを把握するのが不可能な出来。
でも実は、それこそが映画館絶対至上主義ノーランの狙いなのかも。出世作の『メメント』がそうだったように、お話が難解だから観客を何度も劇場に足を運ばせる。
全てはノーランの掌の上で踊らされているのか。
父親と発声がソックリなジョン・デイヴィッド・ワシントンが、予想以上にタフでユーモアを兼ね揃えた魅力的なスパイを熱演。せっかくこんな良いキャラクターを創造したのだから、もう一本ぐらい続編作ってもいいんじゃないの。
ノーラン!
大好きなクリストファーノーラン監督!初日に観に行っちゃうでしょーよーー!!
ノーラン!!
今回難易度高いよーー!!
ドラえもんの世界と、僕は明日昨日のきみとデートするの世界を思いっきり激しく大人な感じにした。みたいな。
いや、感想下手くそだな。とにかくもう一度観たい。トリックが多すぎるんじゃーーー!
逆行した世界では酸素が吸えないとかのルール、途中でなくなったりしてないか?奥さんが船に行くところとか。誰か教えてー!
あぁ、そうか。劇中セリフに「考えるな、感じろ」ってブルースリー映画の名言があったな。これは観客にも言っていたのか。
主人公名前ないのかよ!いま知ったよ!オシャレかよ!
感想浅すぎて申し訳ない!
【追記】
映画の感想とはちょっと違うんだけど、先日観たクレヨンしんちゃんにしろ、テネットにしろ、戦争を感じさせるものがある。テネットに関しては思い切り第三次世界大戦と言っているし。いつも思うのが、こうゆう作品作りしてる方達って世の中の何かを確実に感じとっているんだなって。
ノーランに関してはインセプションもインターステラーもそうだった。私は観た瞬間思った。ノーランは分かってる。知っている。世の中を。この世の成り立ちを。
内容は凡作
前評判が良過ぎるだけに大したことはなかった。時間の逆行性を軸に話は進むのだが、それ以外は派手な爆破シーン、カーチェイス、ファイティングアクション、必要のないラブストーリーといった何の目新しさもない内容。「ダンケルク」から金を掛けた割には大したことのない映像を撮る作家に落ちた感がある。時間の逆行性のストーリーも小難しくしたこともあって、複雑になり、とても見づらいものになっている。この人もM・ナイト・シャマラン監督の二の舞に成りかねない。コマーシャル倒れとでも言うべきか…センセーショナルな作品を撮ってしまった不孝が今この監督に降り掛かっているようだ。ヒットメーカーの悲哀を感じる。今さら「世界を救う」でもないだろうに…
なんかド派手なんだけど…
冒頭からテンションが上がるシーンで始まるが、途中から大丈夫か?と思うほど下らない話になるのだが、ラストはうまくまとめたと思う。
でも、最後まで何と戦っていたのか理解ができなかった。なんかこじんまりとした話やなぁと睡魔と戦いながらの中盤でした。
一度だけでは全ては理解できないのがこの監督のいいとこなので、レンタルが始まったらもう一度見たい。レンタルで十分。
【ノーラン史上最低】観客が置き去りにされる映画
メメントやインセプションも設定が難しくてわかりづらい部分はある。
けどそれ以上に「怒涛の伏線回収」や「演者の魅力」などが上回って良作だった。
何よりキャラの内面を深堀りしていたからこそ感情移入できた。
百歩譲って、テネットもノーランお得意のどんでん返しや伏線回収で熱くなる部分はあった。
しかし残念ながら「ぴんとこなさ」「わかりにくさ」の方が遥かに上。
何よりキャラが立ってない。
勝手にストーリーだけが突っ走って行って置き去りにされていく感が凄い。
典型的なストーリー偏重タイプの作品。
とにかく「時間を戻す」設定が地味な上にわかりにくい。
加えて、目を見張るような視覚効果やスタイリッシュなアクションがあるわけでもない。
個人的にノーラン史上最低の映画。
これをオススメできるのは、セリフを逐一拾えて常に盤面整理できる頭の回転が速い人。
自分には無理だった。
インターステラーやダークナイトは、どんな層も魅きつける程の名作だった。
しかし今回は…少なくとも何となく見て楽しめる映画ではない。
まあそう毎回当たりはこないわな。
アクション、映像は大満足!ただストーリーが...
クリストファー・ノーラン監督の作品とあって、期待をこめて公開初日に見に行きました!相変わらずの大迫力の映像とアクションで、2時間半ずっと画面から目が離せませんでしたね。宣伝通り、時間巡行と時間遡行を組み合わせた今までにない全く新しい映像美が楽しめる素晴らしい映画だと思います。
ただ、ちょっと残念だったのが、私の理解が及んでいないだけかも知れませんが、いかんせんストーリーの主軸がわかりにくいところがありました...。まだ公開初日なので、詳しい解説が出ればそれを読んで理解してからもう一度見に行ってみたいと思います。
IMAXでもみたい!
早速観てきました。
映像も音楽も素晴らしいです。
ただ思うのが「逆行」してるときにトイレに行ったらどないなってまうんやろということですが、観賞中はそんな気にならなかったです。
TENET TOILET
失礼しました。
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